市長臨時記者会見(平成20年6月6日)
日時
平成20年6月6日(金曜日) 午後3時~3時25分
場所
市政記者クラブ室
会見事項
- 豊岡市立国民健康保険資母診療所における採血用穿刺(せんし)器具の使用について(資料1)
質問・回答
(1) 豊岡市立国民健康保険資母診療所における採血用穿刺器具の使用について
Q 厚労省医薬食品局安全対策課長の平成18年3月3日付の通達(採血用穿刺器具の使いまわし禁止を記載)以後に使用した人は何人か。
A 後で報告する。(会見終了後、通達以後に使用した実人数は60人と報告)
Q 今日の発表の人数等は、5月30日の発表の分は入っていないのか。
A 30日の報告は、豊岡市保健センターと日高健康福祉センターにおける使用の報告であり、今日は、資母診療所での使用分のみの報告である。
Q 今回の採血用穿刺器具のしくみは、前回の豊岡市保健センターと日高健康福祉センターで使用されていた器具と違うのか。また、前回の保健センターと健康福祉センターの使用器具には、使用説明書に使いまわし禁止と記載されていないということであったが、今回の器具はどうなのか。
A 今回の採血用穿刺器具は、前回の器具とメーカーは違うが、同様のしくみになっている。また、今回の使用器具「オートランセット2(注:)」と「ソフトクリックスプラス」の使用説明書には、「複数の人に使いまわししないでください」と記載されている。
(注:)システム上表示できませんが、「2」は正しくはローマ数字表記です。
Q 今回、採血用穿刺器具の誤使用につながった要因を教えてほしい。
A 次の3つである。この3つのチェックポイントをそれぞれ適正に対処していれば、誤使用を防ぐことができた。
- 採血用穿刺器具の使いまわし禁止を記載した厚労省通達は、県に届いていたが、市の保健担当課や診療所には届いていなかった。
- 医師・看護師が採血用穿刺器具を使用する前に、使用説明書をよく読まずに使用していた。
- 看護師が採血用穿刺器具の納入業者に、使用方法を確認した時に、「消毒をして使用したらよい」と返答があり、それをそのまま信じてしまった。
Q 今年5月28日の使用もあるが、採血用穿刺器具の使いまわしの報道が流れた後も、資母診療所で使用していたということか。
A そうである。
Q なぜ、県は、市の保健担当課や診療所に送付しなかったのか。
A 厚労省通達の文書に日本医師会・歯科医師会・薬剤師会会長や日本病院薬剤師会会長などの名前が並んでいたので、縦系列で通知の内容が流れると思ったからである。県からの通知は、市の高齢者福祉担当課にのみ届いていた。
Q 資母診療所における採血用穿刺器具の使いまわしの対象者の年齢は何歳から何歳までか。
A 40歳から98歳である。
Q 使用者の人数66人は、延べ人数か、実人数か。
A 実人数である。
- 市長臨時記者会見(平成20年5月30日)
- 採血用穿刺器具の使用について (Word 36.0KB)
- 取扱説明書:ソフトクリックスプラス (PDF 391.4KB)
- 取扱説明書:オーランセット2 (PDF 205.1KB)
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