「愛宕の火祭り」が開催されました

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ページ番号1006031  更新日 平成30年8月28日

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 平成30年8月26日、伊福部神社(出石町中村)で「愛宕の火祭り」が開催され、多くの参拝者やカメラマンでにぎわいました。

 この祭りは、江戸時代に出石藩内で火災・風水害が頻発したことで、守護のため京都の愛宕神社を分祀したことがはじまりとされる歴史ある祭りです。

 戦後、小麦を栽培しなくなったことなどから、麦わらの確保ができず中断していましたが、昭和55(1980)年に地域の人たちの熱意により復活。祭りのために小麦の栽培からはじめるなど、並々ならぬ努力とともに受け継がれてきた神事であり、今では豊岡の夏の風物詩として定着しています。


写真1
大迫力の火振り

 夕刻、伊福部神社背後の七年山の中腹にある愛宕神社で「火起こしの儀」が行われ、御神火をたいまつに移し、地元の中学生たちが麓の広場に運び、かがり火などに分火しました。

 その後は、一番の見せ場である「火振り」。丹精込めた麦わらに火をつけ、無病息災、厄よけを祈願しながら、豪快に振り回します。

 勇壮な和太鼓の音に合わせて振り回される麦わらは、回すにつれ、だんだんと激しく燃えさかり、その様子に観客から大きな歓声と拍手が送られました。

 火振りは、見物客の飛び入り参加もでき、昨年に引き続き挑戦した女性は「(1年前のことなので)やり方を忘れていたが、思いきり回そうと決めていた。去年は少し怖かったが、今年はとても楽しめた」と笑顔で語りました。


写真2
早さや振り方によってさまざまな姿を見せる炎

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