市長定例記者会見(平成28年7月7日)

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ページ番号1003570  更新日 平成30年5月23日

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日時

平成28年7月7日(木曜日) 午前11時~午後0時5分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. 「豊岡市熊本地震被災地応援活動事業補助金」を創設
    被災地に向かうボランティアを応援
  2. 但馬初開催!「谷五郎と行く縁結びバスツアーin豊岡」の男性参加者の募集
    神戸からやってくる女性をお出迎え
  3. 「豊岡市出会い機会創出事業補助金」を創設
    男女の出会いを支援するイベントに補助
  4. 文化芸術創造交流事業 Toyooka Art Season 2016
    キックオフイベント「とよおかアート縁日」の開催【追加情報】
  5. 第9回永楽館歌舞伎の追加公演
    より多くの地元ファンに感激(・・)を
  6. 市民ふれあいのつどい 「式町水晶ハートフルコンサート」を開催
    心ゆさぶる 無限の音色
  7. トマ・キヤルデ作・演出『MONTAGNE/山』滞在制作&世界初演
    「山」をテーマに日仏の国際共同プロジェクト
  8. 7月のアーティスト・イン・レジデンス プログラム
    マックス=フィリップ・アッシェンブレンナー滞在制作
  9. 「豊岡市への移住定住促進のためのプロモーション」を開始!
    飛んでるローカル豊岡 Think Local, That’s Global.

質疑応答〔発言要旨〕

(1) 「豊岡市熊本地震被災地応援活動事業補助金」を創設

Q1 対象経費は「自動車借上料」となっていますが、鉄道を利用した場合は補助対象外ですか?
A1 今回、バス利用を前提とした補助制度としていましたが、他の移動手段については、至急検討します。本日中に改めて回答します。
〔注: 対象経費は「被災地までの交通費(自動車借上料、鉄道運賃等)」に訂正し回答〕

Q2 移動するための車は分乗してもよいのですか?
A2 はい、よいです。2台でも、3台でもかまいません。

Q3 希望者が多い場合、追加の補正予算は考えられますか?
A3 希望される側の状況および受け入れる側の状況を見極めたいと思います。時間的には、長期戦になると思われるため、もし要望が多くあれば柔軟に考えたいと思います。

Q4 必要とされるボランティアは、まだ家の片付けなどですか?
A4 家の片付けは、まだ必要としていると思います。「家自体が危険で入れない」また「怖くて入れない」などあると思います。水害の場合より相当片付けに時間がかかると思います。長期的に対応していきたいと思います。
 私自身も7月中旬に熊本に行く予定にしています。改めて自分で判断してきたいと思います。

(2) 但馬初開催!「谷五郎と行く縁結びバスツアーin豊岡」の男性参加者の募集

Q1 ネイチャーゲームとは、どのようなゲームですか。
A1 例えば「トゲトゲ」というキーワードを基に、トゲトゲした葉っぱや木の実を探すなど、自然にあるものを利用したちょっとしたゲームです。
 NPO法人かんなべ自然学校が、主に子どもさん向けにアイスブレイクとして行っているゲームです。

Q2 募集の年齢制限はありますか?
Q2 ありません。職業も問いません。

Q3 男性の参加費は4,000円となっていますが、女性はいくらですか?
A3 女性は3,000円です。なお、女性の募集は株式会社ラジオ関西が行います。

A4 京阪神の女性と豊岡の男性が結婚することで、人口増につなげるということですか?
A4 はい、そうです。カップルを増やすことによる人口増を狙っています。
 豊岡の人口減少の最大の要因は、若い夫婦の絶対数が減っていることにあります。あくまで平均の数字ですが、25年間のデータでは夫婦が設ける子どもの数は増えています。しかし、夫婦の絶対数自体が減っているため、子どもが産まれる絶対数も減り、少子化の原因になっています。
 また、夫婦の数自体を増やそうというのが狙いですが、Iターンで外から女性が入ってくれば、その分も増加要因になります。

Q5 旦那さんが、都会に連れて行かれることもあると思いますが?
A5 参加される女性は、そもそも豊岡に関心を持ってないと参加されないかと思います。

(5) 第9回永楽館歌舞伎の追加公演

Q1 昨年の地元販売は何枚ですか?
A1 出石永楽館窓口での初日販売枚数は、平成26年度が932枚、27年度が1,262枚です。

Q2 初日で完売しているのですか?
A2 はい、初日で完売しています。ただし、必ずしも出石永楽館窓口での販売数が、全て地元の人とは限りませんが、わざわざ永楽館の窓口まで来て買われるということですから、大半は地元の人だろうと理解しています。また、地元の人でも、例えば松竹株式会社の会員の方は、松竹株式会社で買われている場合もあります。
 今年は、おそらく紀香さんが来られるだろうと思います。観劇希望者が増えることを予想し、2公演追加をすることにしました。

Q3 2人でお練りを行うことはありますか?
A3 普通はされないと思います。

Q4 紀香さんは何をされるのですか?
A4 おそらく楽屋におられると思います。楽屋で、興行主に対してのあいさつや、楽屋を訪ねて来られるいろいろな支援者にお礼を言われたりされると思います。見られるとしても、後ろの方でこっそり見られると思います。

Q5 金毘羅は行かれてないですが、豊岡は来られるのですか?
A5 愛之助さんが座頭ですし、大丈夫だと思います。また、今年1月の私との対談では「連れて来ます」と言われていました。ただ、紀香さんに何か行事が入れば分かりません。

Q6 演目は今年も豊岡に関係するものですか?
A6 まだ、私たちも分かりません。
 ここ数年連続で「実録忠臣蔵」「伽羅紗(がらしゃ)」「神の鳥(こうのとり)」「青雲の座出石の桂小五郎」と地元関連で、前回も終わったときに「来年は何かありますかね」と言っておられましたので、考えておられるとは思います。

(4) 文化芸術創造交流事業Toyooka Art Season 2016 キックオフイベント「とよおかアート縁日」の開催【追加情報】

Q1 申込みは必要ですか?
A1 必要ないです。

(6) 市民ふれあいのつどい「式町水晶ハートフルコンサート」を開催

Q1 チケットは、まだ大丈夫ですか?
A1 大丈夫です。

Q2 「式町水晶さん」は本名ですか?
A2 本名です。

(8) 7月のアーティスト・イン・レジデンス プログラム

Q1 滞在制作は演劇ですか?
A1 演劇です。

(9) 「豊岡市への移住定住促進のためのプロモーション」を開始!

Q1 プロモーション映像は全て市が制作したのですか?
A1 映像は、スピッツやコーネリアスなどのミュージックビデオを作っておられる北山大介さんに監督をしていただきました。全体のプロモーション制作は株式会社博報堂が行っています。

Q2 ロゴマークのデザインやフォントはオリジナルですか?
A2 はい、そうです。

Q3 「飛んでるローカル豊岡」の文言は誰が考えましたか?
A3 株式会社博報堂の提案を基に、協議し決定しました。

Q4 コウノトリ巣塔の空撮はドローンを使用したのですか?
A4 はい、そうです。空き巣になった巣塔をコウノトリの郷公園に確認し撮影しました。

Q5 名刺へのロゴマーク印刷は始まっていますか?
A5 まだ、これからです。もう少し名刺のデザインを調整してから、発注することにしています。

Q7 全職員分を印刷するのですか?
A7 そのことを求めたいですが、基本的に職員の名刺は、本人負担のため全員ではないと思います。市長と副市長分は印刷の用意をしています。

Q8 このプロモーションの制作予算はいくらですか?
A8 全体のプロモーション制作費は、1年間分で約2,600万円です。
 映像制作や「TOYOOCOME!」のワークショップなどの費用も全て含めた額です。

A9 今回制作したプロモーションツールは、ロゴマーク、ポスター、WEBサイト、プロモーション映像ですか?
A9 はい、そうです。なお、WEBサイトは、先輩移住者の皆さんが、豊岡のリアルな暮らしを伝えるということが一つの特色です。また、豊岡にどういった住まいがあるのか、どういう仕事があるのかなどの行政情報も提供していきます。

Q10 WEBサイトは同じ人がずっと流れるのですか?
A10 9月をめどに、いろいろな人が記事をアップしていきます。市民ライターを育成するような勉強会などを計画しています。

Q11 3(1)「移住戦略立案チーム『TOYOOCOME!』へのお披露目」は、何を行うのですか?
A11 『TOYOOCOME!』は、UIターン戦略の立案に力を貸そうと言っていただいた人たちで、UIターンをこれからどのように進めていくかについてスタートの段階からワークショップなどを行っていただいた、いわばチームです。このお世話になった人たちに、これまでの戦略の経過や、今回制作したプロモーション映像などをお披露目するものです。

Q12 チームはどれぐらいの人数ですか?
A12 テーマにより出たり入ったりしますが、コアなメンバーで約20人です。本市に移ってきた人もいますし、もともとの豊岡出身者もいます。

Q13 民間の人は何人ですか?
A13 20人に行政は入っていません。

Q14 『TOYOOCOME!』の発足はいつですか?
A14 昨年の7月中旬です。

Q15 明日のお披露目はどこで行うのですか?
A15 豊岡稽古堂です。

Q16 英語表記「Think local,That's global」は、海外にも発信するということですか?
A16 海外へのアピールではなく、あくまで国内向けです。ただ、株式会社博報堂のセンスも入っていますが、ベースは豊岡が一貫して言ってきた“ローカル&グローバル”です。つまり、まずローカルにこだわることで、グローバル化の中でローカル固有のものが輝きます。グローバルで輝きうるローカルを磨くことが、豊岡の基本的な地方創生の戦略の旗印です。それを映像化すると、こういうことになるということです。

Q17 グローバルに考えローカルに行動するということではないのですか?
A17 そうでは、ないです。基本的にグローバル化ということは、みんな同じ顔になるということです。「グローバルスタンダード」です。そのため、逆に違う顔をしている地域固有の顔の方が、グローバルで輝くチャンスになります。むしろ「ローカルであることが世界で輝く」といったことが論理です。
 まず、自分たちのローカルを一生懸命考えること。それが、上手く体現できれば、実はグローバルに輝くことができるということを表しています。
 地球全体を見て、これは大変だといってローカルに帰ってやりましょうというのは「Think globally, act locally」です。そうことではなく、あくまで自分の足元を見る、それが基本だということです。ただし、グローバル化がその間進んできたので、結果としてローカルを考え、こだわることの方が、あるいは、そのことを世界にローカルとして訴えることの方が、世界では評価されうるということです。
 もし、豊岡市の人口が1,000万人であれば、初めからグローバルの勝負、大きさを競う、速さを競うなどを行えば良いのですが、私たちの持っている武器というのは、ローカルしかありません。むしろローカルを磨くことの方が、グローバルで輝くというふうに、実は世の中が変わってきたということだと思います。
 以前は、ローカルであることは、むしろグローバルと対立するものであって、グローバル化に反するものは、古い、遅れている、劣っているなどという印象があったと思いますが、今は、むしろ逆のことが可能になりつつあり、それが私たち自身の考え方になります。

Q18 「Think local,That's global.」の文言も株式会社博報堂が提案されたのですか?
A18 私たちは、愚直に「Local,but global」と訳しましたが、それではちょっとということで、少しかっこよくしていただきました。

会見事項以外

Q1 豊岡市が「在宅での看取り」で、全国1位(人口5万人以上20万人未満)との新聞報道がありましたが、なぜ高い率であったと思われますか?
A1 今日の記事では25.6%でした。小さい町では、その年により変動しますが、豊岡の傾向は23~24%辺りをウロウロしているようですから、単なるその時の変動ではないと思います。ただ、なぜなのかはよく分かりません。
 考えられることの一つは、開業医や市の診療所の医師が、積極的に訪問診療しておられることです。市の診療所の場合には、但東、神鍋、あるいは竹野の森本など、所管する範囲が過疎地のため、自分で診療所に来られない人に対しては、医師が非常に志高く積極的に訪問診療を行っています。そのことが効いているのではないかと思います。
 病院のベッドが少ないからというのも考えうることですが、しかし、本市よりも病院が少ない状況の町は、日本中にはもっとあるはずです。豊岡病院は500床以上、日高病院が約100床、出石病院が55床で、人口割合から考えると少なくないと思います。考えられることは、やはり開業医の皆さんが在宅の訪問診療を頑張っておられるということではないかと思います。

Q2 市としてそのように誘導されていることはありますか?
A2 ないです。

Q3 医師会ではありますか?
A3 訪問診療の必要性は、どんどん日本中で高まっています。医療の側は「超急性期」「急性期」「回復期」などに分けています、例えば、豊岡病院などでは、積極的に、むしろ早く退院してもらうようなことを考えてきています。実際、その方が全体の医療システムとして合理的で、日本全体が医療のあり方としても誘導してきました。それに対して、豊岡の医師会の皆さんは、かなり積極的に取り組んでこられてきたと思います。
 私の母も先日亡くなりました。いくらでも行きますという医師がおられたりして、来ていただきました。ただ課題としては、その医師の方々の高齢化が進んでいますので、これからが大変だと思います。
 正直なところはよく分かりませんが、悪いことではないと思います。

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