市長定例記者会見(平成28年8月1日)

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ページ番号1003569  更新日 平成30年5月23日

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日時

平成28年8月1日(月曜日) 午後1時15分~2時5分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. 平成28年度 市民総参加訓練・震災総合防災訓練を実施
    あの大震災を決して忘れず、生かし、備える
  2. 豊岡市消防団 第2回消防操法大会を開催
    「技」を磨き、「士気」を高める 3年に1度の大舞台
  3. 平成28年 第2四半期豊岡市の外国人宿泊者数の状況【 速報値 】
    海外からの宿泊者が前年同期比約1.4倍に
  4. フランス アヴェロン県文化イベント
    「オーブラックの出会い(LES RENCONTRES D’AUBRAC)」に参加
    城崎の温泉文化をPR
  5. 新たな「豊岡市地域おこし協力隊員」決定
    地域に根ざし、住民とともに活動
  6. CIR(国際交流員)サマンサさん帰国
    新たにCIR2人が着任
  7. 城崎温泉駅をより魅力的な駅にします
    注:西日本旅客鉄道株式会社福知山支社と共同会見

質疑応答〔発言要旨〕

(3) 平成28年 第2四半期豊岡しの外国人宿泊者数の状況

Q1 都市部では爆買いブームが終わっていますが、城崎では宿泊者数が増えています。その状況をどのように受け止めていますか?また今後の見込みや考えを教えてください。
A1 本市では、これまでから爆買いをされるような人たちを狙っていません。基本的には個人客を狙い、しかも特に、その個人客の傾向の強いアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアをターゲットにしてきました。そのことが、爆買いブームの縮小の影響をあまり受けずに済んでいることの理由ではないかと思います。ただ、中国は少し渡航の制限を始めているのではないかという情報もあり、中国全体の旅行需要が少し縮まっています。それが爆買いとは別に、城崎にも影響しているのだと思います。
 本市では、今後も、今までの基本姿勢を貫いていくことになると思います。もともと個人的な関心で、日本の文化を見たいと思う人たちは、今後も一気に増えることはないとしても、引き続き、堅調に伸びていくのではないかと思います。しかも、東京オリンピックに向けて日本への関心はさらに高まっていくと思いますので、本市としては、これまでの戦略でいいのではないかと考えています。

Q2 竹野の伸び率が高いのはなぜですか?
A2 二つあると思います。一つは竹野にあるホテルが、意識して台湾の団体客の獲得に成功したことによる伸びだと思います。もう一つは、城崎から竹野へ来ておられるのではないかと思います。
 先日、地域おこし協力隊員が行っている漁協での魚市に行きました。12時半から30分ぐらいで売り切れましたが、その間に7人の欧米の人たちに会いました。最近は、駅から歩いていく姿を見るということも聞きます。竹野は竹野としての日本的な特色が海辺の町にあります。そういうものが広がってきているのではないかと考えています。

Q3 どの地域も「1~3月」は伸び率が高いですが、これは今年のみですか?
A3 例年、春節(旧正月)の影響で、1月から3月のシェアが高くなる傾向があります。今年の1月から3月は特に伸びました。

Q4 今年の伸びた要因は分かりますか?
A4 宿泊者数のシェアの大きい中国は、全国でも1~3月が大きく伸びているため、本市にも大きな影響が出たと思われます。

Q5 中国側の要因ということですか?
A5 市全体がここまで伸びてきているため、少なくとも本市の認知度が上がってきていることは間違いないと思います。認知度が上がった要因は、もちろん来た人たちの口コミやSNS、また、私たち自身の情報発信も効いてきているのだと思います。

Q6 外国人観光客向けWi-Fiサービスの利用者分析はありますか?
A6 暫定的なものは出ていますが、絶対数がまだ十分ではないということ、またWi-Fiの登録者がアジア系に偏っているため、豊岡に来られている旅行者全体像をつかめるような状況になっていません。これからは、旅館などで、登録をさらに進めていくことなどを行わなければならないと思います。
 暫定的なデータ分析のため、色々と言える程のものではありませんが、一つ言えることは、姫路から入って来られる人が結構あったということです。姫路でのキャンペーンはほとんど行っていません。おそらく姫路城からの観光客だと思いますが、今後、姫路城と城崎や豊岡というような打ち出し方ができるかもしれません。あるいは、姫路と豊岡の間でJRの本数を増やすとか接続をよくする、バスの本数を増やしてJRプラスバスなど、さらに交通の利便性をよくすることで、観光客を増やすことができるかもしれません。
 ただ、先ほど言いましたように、まだ地域別の偏りがありますので、それを元に全面展開する程のことにはまだ至ってないです。

(6) CIR(国際交流員)サマンサさん帰国 新たにCIR2人が着任

Q1 CIRを1人から2人に増やした理由を教えてください。
A1 初代のサマンサが、非常に頑張ってくれて、通常の国際交流としてではなく、本市の海外戦力そのものを進める上で、非常に大きな力となりました。このようにCIRが本市にとって非常に意義があるということが分かったため、増やすということが一つです。
 また、城崎国際アートセンターには、今、海外から続々とアーティストが来ていますが、まだ十分に町の活性化に生かしきれていないという面があります。そこで、海外から来るアーティストと市をつなぐということを主な任務として頑張ってもらうということです。多くのアーティストは、何とか英語でやりとりを行っていますが、相対的にフランスから来られる人は、英語がやや苦手ということがあります。フランス語ができ、当然、英語、日本語もできる人に来ていただくことによって、アートセンターの可能性をもっと前面的に展開していきたいという狙いがあります。CLAIR(一般財団法人自治体国際化協会)には、アートの素養がある人、アートに関心がある人という条件を付してお願いをしました。

Q2 一人は豊岡観光イノベーション(DMO)と関わるのですか?
A2 はい、そうです。豊岡観光イノベーションは、観光全体を行いますが、当面は、インバウンドを中心に行っていただきます。サマンサの在任中の終わりに豊岡観光イノベーションを設立しましたが、実質これまでサマンサの行っていたことは、その豊岡観光イノベーションを市役所の中で行っていたようなことになります。外と積極的につながっていくこと、単に翻訳のことだけではなく、自分の言葉や自分のセンスで外国の方を引き付けることを行っていました。そのための後任が必要だということで、すでに城崎に3年間勤務の経験があり、地元のこともよく分かり、本人も「ぜひやりたい」という非常に強い意欲を示しておられたので採用しました。

Q3 サマンサの報告会は、どういう人を対象に行うのですか?
A3 市職員、観光協会、サマンサに関係してくれた人を中心にしています。皆さんもぜひ取材していただければと思います。

【西日本旅客鉄道株式会社福知山支社と共同会見】
(7) 城崎温泉駅をより魅力的な駅にします

Q1 すでに新しくなったトイレは、この事業には入っていないのですか?
A1 新しくしたトイレ整備とは別の事業です。基本的には、JRと本市が協力し城崎温泉駅の魅力をアップするということで、その第一弾でトイレを整備しました。乗客のためのトイレについてはJRが、一般的なお客さんを対象とするトイレについては本市が行うということで完成しました。
 今度は、いよいよ駅本体の改修に入りましたので、この機会に市も協力し城崎の魅力を上げるということです。

Q2 トワイライトエキスプレス瑞風は、城崎温泉駅に1泊するのですか?
A2(JR) トワイライトエキスプレス瑞風は寝台列車です。食事は全て車内で、寝ていただくところは電車の中でという構想です。したがって、城崎温泉も、数時間の立ち寄りで城崎温泉の良いところを見ていただくような計画です。

Q3 定期列車ですか?
A3(JR) 毎日ではなく、日にち限定で五つのコースを順番に運行するようなイメージです。「城崎温泉お立ち寄りコース」も1泊2日の予定です。

Q4 いつから運行するか決まっていますか?
A4(JR) まだ未決定です。平成29年春ということになっています。

Q5 どのくらいの間隔で運行するのですか?
A5(JR) 現在、最終調整中です。時期が来れば大阪の本社から発表があると思います。

Q6 改修費用はJRと豊岡市が折半するのですか?
A6 本市は、ラウンジ部分のみ負担します。それ以外はJRでされます。

Q7 改修費用はいくらですか?
A7(JR) JRの施工分で約1億6千万円を見込んでいます。
A7 本市は1千万円です。これはすでに予算化されています。

Q8 駅を使いながら改修するのですか?
A8(JR) はい、そうです。待合室は、仮囲いを行い施工します。改札のあるコンコースは、夜、列車が走らない時間を中心に工事を進めます。

Q9 ラウンジの地元作家の作品は絵画ですか?
A9 切り絵にしてはどうかというような検討を行っています。作家も何人かおられます。コウノトリにちなむような作品あるいは特急こうのとりなど、作家とよく相談をさせていただき決定します。

Q10 コンコースも同じですか?
A10(JR) 同じです。若干切り絵だと、水分を吸って劣化するということがありますので、コピーしたものを飾らせていただき、原本は、きちんと権利保存することになるかもしれません。いずれにしても、そこは作家と相談しながら決めます。

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