市長定例記者会見(2023年11月1日)

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ページ番号1027873  更新日 令和5年11月10日

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日時

 2023年11月2日 午後1時15分~午後1時55分

場所

 豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. 路線バス等キャッシュレス化実証実験事業「但馬スマホタッチ支払い」の実施
    ~スマートフォンを活用した運賃支払いと定期券・乗車券付クーポンのデジタル化~
  2. 第1回豊岡グッドローカル農業大会の開催
    ~6団体が「農業」を通じて地域を良くする取組みを発表~
  3. 2023 年1~9月の外国人延べ宿泊者数の状況および最新動向
    ~第3四半期(7~9月)はコロナ禍前(2019 年)を上回る回復~

質疑応答

路線バス等キャッシュレス化実証実験事業「但馬スマホタッチ支払い」の実施

Q1 スマホのタッチ支払いで、利用実態を可視化するとは、どういうことか。

A1 アプリは、構成団体のKDDIが開発する。どの区間を何人が使用したかなどのデータを蓄積してその内容を分析する。その分析結果をもとに今後につなげたいと考えている。

 

Q2 構成団体4社でデータを共有するのか。例えば私がバスを利用すると、どこからどこまで乗ったか分かるのか。

A2 4社でデータを共有する。データを見ると具体的に誰がどの区間を利用したのかが分かるが、オープンにはしない。行動形態のデータとして活用する。

 

Q3 個人は特定しない形で集計するのか。

A3 もちろん、個人を特定しない形で集計する。

 

Q4 集計結果はいつごろまとまるのか。

A4 国の補助を受けるため、3月末までにまとめる予定にしている。

 

Q5 まとめた結果をどのように利用するスケジュールなのか。

A5 実証実験後の具体的な取り扱いはまだ決まっていない。別の課題としてJRの利用促進策を検討している段階なので、そこにリンクした結果にしたい。県や周辺市町との協議で「豊岡市は旅行者の動向をこのように掴んでいる」「キャッシュレス化はこのような利便性があるので実施すべきだ」など、JRとタイアップしながら実証実験の結果を活用していきたいと考えている。

 

Q6 ある程度の母数がないと分析できないと思うが、その母数に対して何割ぐらいが利用すると想定しているのか。

A6 母数の何割ぐらいが利用するという考え方ではない。JRや路線バスの維持等、様々な方面にデータを有効活用していきたいと考えている。

 

Q7 交通合議体設立準備等に活用していくとあるが、この合議体はいつ設立するのか。

A7 合議体を作ることは決まっているが、設立時期は県の意向による。

 

Q8 全体事業費は、いくらなのか。市の負担はどの程度のか。

A8 全体事業費は約2,100万円で、そのうち3分の2は国から補助がある。残りの3分の1を全但バスと豊岡市で折半する。市の負担は、340万円程度である。

 

Q10 高齢者などは現金で払う方が多いと思うが、実証実験への参加率はどれぐらいを想定しているのか。

A10 数値化は非常に難しいと考えているが、利用者は主に地元の方を想定している。定期券をデジタル化すると、高校生や通勤者も利用することが想定される。市としては、今回の実証実験に協力いただくようお願いすること以外はできない。ただし、観光に来られた方には、例えば旅館を通じて周知できないかと考えている。

 

Q11 今のスマホはほとんどの通信機能を搭載しているのか。

A11 ほぼ全て通信機能が搭載されている。

 

Q12 新たなアプリをダウンロードする必要はないが、クレジットカードは登録しないといけないのか。

A12 交通系ICは、関西ではICOCA、関東ではSUICAがある。いずれもどの方法で支払うかを事前に登録する必要がある。ウェブ上のアプリから登録してもらうやり方は同じと考えている。

 

Q13 交通系のクレジットカードは、全但バスも使えるのか。

A13 全但バスでは、交通系ICは使えない。

 

Q14 タッチするNFCタグは、バスに乗り込むときにタッチするのか。

A14 バスの車内に設置した車載型のNFCタグにタッチしてもらうことになる。

 

Q15 整理券をとる場所にそのNFCタグがあってタッチするのか。

A15 はい。

 

Q16 今回のために開発した仕組みではなく、既存の仕組みを応用しているのか。

A16 はい。構成団体であるKDDIが持っている既存のキャッシュレス機能等の仕組みを応用することとした。今回のアプリは徳島県等で既に使われている。

2023年1~9月の外国人延べ宿泊者数の状況および最新動向

Q17 外国人観光客が、日本全国で過去最高に戻ってきている状況だが、7~9月に増えた理由は。

A17 国全体として外国人観光客が戻ってきている状況なので、豊岡市でも同じことが起きていると考えている。

 

Q18 アメリカからの観光客が多い理由は。また、経済効果は把握されているのか。

A18 コロナ禍においても、城崎地域の民間事業者などがアメリカに対してPRに力を入れていたので、それが浸透していたのではないかと思う。1番大きいのは、円安である。その結果、宿泊者が増えたので、それに対する売り上げが多くなっている。ただし、素泊まり客が多くなったと聞いていることから想像して、お土産を買っていただけない課題がある。

 

Q19 新温泉町も外国人観光客が増えている。豊岡市でも市街地で見かけるようになった。コロナが明けて新たな動きや取り組みはあるのか。

A19 大阪・関西万博に関しての取組みは、関西圏で重要になっている。兵庫県ではフィールドパビリオンに100以上の取組みが認定を受けている。豊岡市としては、フィールドパビリオンとしてだけでなく、現在、豊岡市全体を宣伝する計画づくりを進めている。

 

その他

Q20 10/25に新文化会館の2回目の入札があったが、不落だった。続けて不落だったことに対してどう思っているのか。

A20 不調の結果については、残念だと思っている。内容を見てみると、第1回目に不調になったときと比べて2回目の方が、予定価格と入札額の差が大きくなってしまっている。建設業界の方から、2週間遅れでもう一度入札すると額が1~2割変わることがあるという話を聞いた。その話からすると、今回の結果は、世の中の動きに準じた結果だと思う。予算に極力近づけた形を実現するために調査・努力したい。

 

Q21 1回目の予定価格を超えていた分より、2回目の方が入札額が大きく超えていたのか。

A21 はい。不思議に思ったが、今はそれが常識だと言われた。

 

Q22 選択肢はたくさんあると思う。計画を進めることは大前提にすれば事業内容を見直したり、発注の金額を上げる等あるが、どういう方法を考えているのか。

A22 先ほど言ったように業界が動いていると知ったので、それも基にしながら、やり方自体を考えている。結論はまだ出せていない。

 

Q23 入札のやり方を考えるということか。

A23 いいえ。進めるにはどうすればいいかを考える。

 

Q24 26年度開館だが、ずらす可能性もあるのか。

A24 今の段階では、計画がずれることはないが、業者決定が1カ月も2カ月も遅れることになると、それも考えるべき内容になる。

 

Q25 選択肢はいろいろあるのか。

A25 はい。選択肢がたくさんあるので、どれを選ぶのが適切か考えている。

 

Q26 12月議会に何か上げることはあるのか。

A26 具体的に変更した内容で上げられるものとしては、若干考えることはあるが、それが可能かどうかの吟味をしているので、申し上げるにはもう少し時間がかかる。

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