第12回「標準体重ならOK?」

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ページ番号1006097  更新日 平成30年9月7日

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イラスト:シゲキくん

司会:「Dr. ツヅクの健康ワンポイント」
 今回も熊本大学政策創造研究教育センターの教授でいらっしゃいます都竹茂樹先生にお話をお伺いします。先生、こんにちは。

Dr. ツヅク:こんにちは。

司会:はい、よろしくお願いいたします。

Dr. ツヅク:よろしくお願いします。

司会:さて、今日の問題です。「肥満とは標準体重より重いことをいう。」ということなんですが。肥満、そうですね、標準体重を超えておりますので「○」です。

Dr. ツヅク:「○」でいいですか?

司会:「○」ですね。標準体重より重いのが肥満です。

Dr. ツヅク:はい。そういう方もみえます。でも正解は「×」

司会:そうなんですか?

イラスト:体重を量る人

Dr. ツヅク:はい。もちろん標準体重を超えた人で、「肥満」っていう人もたくさんみえます。そういう人が今メタボとかといって問題になってるんですけども、それ以外にももっと分かりやすく言うと、見た目は全然太ってないのに、体重も標準体重より少ないのに「肥満」の人もいるんですよ。

司会:そうなんですか?

Dr. ツヅク:はい。

司会:なんかこう見た感じスッキリっていうか、スリムなのに実は。

Dr. ツヅク:そうですね。実は。

司会:えっ、どこが?

Dr. ツヅク:それが、「お腹の中」なんです。

司会:えっ?「中」なんですか?

Dr. ツヅク:はい。だから「内臓脂肪」って。

司会:ああ、内臓脂肪。

Dr. ツヅク:はい。

司会:それでも「肥満」って?

Dr. ツヅク:そうですね。要はお腹の中にも脂肪がいっぱいついてると。そういう人達っていうのは、実際筋肉はどちらかというと少な目なので、体重自体はそんなに多くないと。でも脂肪は、特に皮下脂肪というよりも「内臓脂肪」。内臓脂肪って例えば「糖尿病」とか「高血圧」とか「コレステロールが高い」とか「動脈硬化」とか、そういうのにものすごく密接に関わっているんですよね。だからあんまりよろしくないパターンなんですけども、そういう娘が、今「娘」って言いましたけども、そういう人たちが今増えてきているんです。

司会:娘って、おっしゃったので、女の子に多いんですか?

Dr. ツヅク:「女の子」に多いんです。

司会:でも、女の子って細いですね。

Dr. ツヅク:細いんです。もう毎日ダイエットしてるじゃないですか?二言目には趣味はダイエット。明日から今日からダイエット。今ダイエット中。ダイエット中なんだけども、ご飯は食べないんだけども、でもお菓子であるとか。

司会:あっ、お菓子?

Dr. ツヅク:「甘いもの」であるとか。

司会:甘いものは駄目じゃないですか?

イラスト:お菓子を食べる女性

Dr. ツヅク:はい。そういうようなものをずっと食べているとか。だから、そういうようなものを食べ続けていると、もちろんご飯とかそういうものを食べてないですから、カロリー自体は、差し引きでいうと問題ないのかもしれないんだけども、実際はそれがお腹まわりにつくと。お腹の中ですね、内臓脂肪としてついてくるっていうことが結構あるんですよね。

司会:ぜひ、これを聴いていらっしゃる方で、心あたりのある方は気を付けていただきたいと思います。

Dr. ツヅク:はい。

司会:ありがとうございます。今日も熊本大学政策創造研究教育センター教授の都竹茂樹先生にお話をお伺いしました。先生どうもありがとうございました。

Dr. ツヅク:ありがとうございました。

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