市長定例記者会見(2019年8月30日)

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ページ番号1008401  更新日 令和1年9月18日

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日時

2019年8月30日(金曜日) 午後1時15分~午後1時59分

場所

豊岡市役所本庁舎 3階 庁議室

会見事項

  1. ニューヨーク「日本食レストランエキスポ」に出展
    ~コウノトリ育むお米の海外販路拡大~
  2. 友善食農特展および国際シンポジウム
    ~コウノトリ野生復帰の取組みを世界に発信~
  3. 2019年度高齢者保健福祉月間の事業
    ~高齢者の長寿をお祝い~
  4. 「第0回豊岡演劇祭」における企業との協働事業

質疑応答〔発言要旨〕

(1) ニューヨーク「日本食レストランエキスポ」に出展

Q1 今後の海外輸出の見込みを教えてください。
A1 今五つの国と地域に輸出が始まっています。量的にはまだ17トンにとどまっていますが、使っていただいているお客さんの評価は非常に高く、コウノトリの野生復帰に深い共感をお持ちいただいております。今後これらの国、地域におけるプロモーションをさらに強化し、数年後には60トンぐらいには持っていければと思っています。ただ、日本ではキロ400円前後のものが、ロサンゼルスなどの店頭ではキロ2000円で売られていますので、誰もがものすごく食べるというふうにはなりにくいと思います。高級レストラン、高級ショッピングセンターのようなところに限られるため、一気に何百トンまで増加するというようなことはないと考えています。

Q2 全てコシヒカリですか?
A2 はい、そうです。海外への輸出は基本的にコシヒカリの無農薬タイプです。

Q3 コウノトリ育む農法は全てコシヒカリですか?
A3 「コウノトリ育むお米」という商品はコシヒカリのみです。コウノトリ育む農法として育てているお米は、酒米の「五百万石」や「フクノハナ」があります。

(4) 「第0回豊岡演劇祭」における企業との協働事業

Q1 運行状況デジタルサイネージとはどのようなものですか?
A1 大きなテレビディスプレイのような、いわゆる電子掲示板です。地図にバスの位置が表示されます。

Q2 バスがどこにいるか分かるということですか?
A2 はい、そうです。自分が乗るバスがどこにいるのかなどが分かります。

Q3 それは演劇祭の期間中だけですか?
A3 メインは演劇祭にお越しになる方が対象ですが、11月末まで継続して実施する予定です。コストのこともありますが、実用化すれば、「いつ来るのだろう」などイライラしてバスを待たなくてもいいとか、そういうことに役立つと思います。

Q3 免許返納した人には良さそうですね。
A3 それもありますね。

Q4 超小型電気自動車は無償提供ですか?
A4 電気自動車は、トヨタ・モビリティ基金が自前で15台用意されサービスを行うことになります。市に車両を貸与していただくものではありません。

Q5 車両は勝手に乗っていいのですか?
A5 全但バス株式会社が受付を行います。

Q6 運転方法は難しくないのですか?
A6 受付に来られたときにオペレーションされます。

Q7 レンタカーを借りる時と同じような感じですか?
A7 はい、そうです。

Q8 一人が長時間使用されることも考えられますが。そういう条件的なことはありますか?
A8 特にありません。営業時間内に帰ってきていただいたらよいです。

Q9 営業時間内なら自由ですか?
A9 基本的に小さな乗り物のため、例えば城崎から出石まで使うというのには、なかなか適さないだろうと思います。使われる想定イメージとしては、例えば、配置する城崎温泉駅前から城崎国際アートセンターまで乗るとか、休憩時間中に城崎の中を歩きではなく少しうろうろするときに乗っていただくことです。たぶんお一人の方が朝から晩まで占有するということにはなかなかならないのではないかなと思っています。

Q10 マナーの悪い人がいますよ。
A10 これも実験ですので、来年度の本格実施については、今年を踏まえてどのようにするか検討することになります。

Q11 協働事業は豊岡市がお金を負担することはないのですか?
A11 今日ご報告したものについては一切ありません。

Q12 デジタルサイネージも負担ないのですか?
A12 はい、ありません。

Q13 どこの企業が設置するのですか?
A13 演劇祭期間中の3日間についてはKDDI株式会社が負担をし、演劇祭終了後から11月末まではトヨタ・モビリティ基金が負担をします。
 地方の公共交通が苦境に立っている中で、特にトヨタ・モビリティ基金は、まさに名前のとおりいかに足を確保するか、今後どのように解決するかということに強い関心を持っておられます。例えば、すでに発表しましたが竹野駅と竹野浜の間、あるいは土日に実際需要がある城崎と竹野との間を、遊休資産、つまり民宿が持っておられるマイクロバスに走っていただくような実験をトヨタ・モビリティ基金の支援を受けて行っています。

Q14 もう実験は始まっているのですか?
A14 夏に運行していたと思います。

Q15 リストバンドは回収するのですか?
A15 記念として持って帰っていただけます。

Q16 報道向けデモンストレーション(9月6日)は何をするのですか?
A16 実際に電気自動車に乗っていただいたり、サイネージの表示やリストバンド型チケットの操作方法などのデモンストレーションをさせていただこうと思っています。

Q17 リストバンド型チケットはどう使うのですか?
A17 受付に受信機が置いてありまして、ICチップの入ったリストバンドをそれにかざすと“ピッ”と認識して入場管理を行います。

Q18 1演目の購入者のチケットは紙ベースですか?
A18 紙ベースです。

Q19 日本航空株式会社とは何をするのですか?
A19 今回は協賛金という形で協力していただいております。

Q20  各企業と事業を行うことになったきっかけを教えください。
A20 まずKDDI株式会社は、包括協定をKDDIと豊岡市で結んでいます。これまでauの移動情報を活用し、豊岡での観光客の動きの分析を一緒に行っています。外国人観光客についてはWi-Fiの位置情報から、どこの国の人が、どのルートを通って豊岡に入り、豊岡の中をどう動いて、どこのまちに向かって出ていくかという分析を行っています。それからスマート農業の事業も行っています。コウノトリ育む農法は、できるだけ長い時間、深く水を張ることが決定的に重要になり、お米を作る労働時間の約半分がその水管理です。そこで田んぼに水の水位や温度を感知するセンサーを設置し、データが自動的にスマートフォンに送られるシステムの検証をしています。また、演劇祭の企画部会には部長を派遣していただいています。それからJALは、豊岡に但馬空港がありますので非常に縁が深いと。現在お互いの職員を交換していますし、毎年1千万円ずつJALと豊岡市が支出して、豊岡のプロモーション映像を作成するなどしています。JALは地方創生の担当部署を設けているぐらいで、地方の活性化に取り組んでおり、豊岡を非常に期待し注目していただいています。トヨタ・モビリティ基金は、先ほど申し上げた竹野の実験で来られたとき、演劇祭の取組みをお伝えし、興味をお持ちいただきました。
 これだけの大企業、超大企業の支援が最初から得られているというのは、本当にまれなことではないかというふうに思っています。

Q21 第0回の予算を教えてください。
A21 約1100万円です。

Q22 チケットはよく売れているようですね。
A22 非常に好調で、座席数を増やして対応しています。ただ、来年度以降規模を徐々に大きくしますので、協賛をいただく企業の数自体を増やし、額そのものも増やしていただくようにお願いする必要があると思っています。

Q23 劇団青年団の演目に城崎中学校1年生が特別出演されるようですが感想をお願いします。
A23 才能を見つけ出したってことじゃないですか。演劇少女の誕生ですよね。たぶん、平田さんがこんなことされるのは初めてじゃないかと思います。
 彼女はアートセンターができた最初から両親に連れられて、絶えずいろんな作品を観ています。ほとんど観ているのではないですかね。今中学校1年ですから小学校3年生ぐらいからずっと、難しいコンテンポラリーダンスや現代演劇などを見てきているわけです。なおかつ、市の授業として小学校6年生と中学校1年生で演劇のワークショップを受けているわけです。もちろん英語の授業も受けてきています。こう言った、いわば豊岡の“Local and Globalコミュニケーション”の第1期生と言ってもいいのではないですかね。豊岡の用意した演劇に触れ、外国の人に触れ、その環境の中で育ってきた第1期生です。その中からまさに「演劇少女が誕生した」ということで、とてもうれしく思います。平田さんも将来をすごく期待しておられます。ただ本人にあまり言うとプレッシャーがかかりますので、あまりそこは言わずにいたいと思っています。平田さんは初めて彼女を見られたとき「正直びっくりした」と言ってメールを送って来られました。
 先日「ジャン×Keitaの隊長退屈男」という一人劇がありました。これは南方の戦地に派遣されて大変過酷な目に遭った隊長の一人語りみたいな作品ですが、彼女はほんとに食い入るように見ていました。元々持っていた素質と豊岡の中で新たに生まれてきた演劇の環境が原石を掘り出したってことではないかと思います。

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