市長定例記者会見(平成31年4月1日)

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ページ番号1007389  更新日 平成31年4月15日

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日時

平成31年4月1日(月曜日) 午後1時~1時56分

場所

豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. 「豊岡市大交流ビジョン」を策定
    ~小さな世界都市の実現に向けて~
  2. 「豊岡市新文化会館整備基本構想」を策定
    ~人・地域・世代を繋ぐ文化芸術交流拠点~
  3. 公益社団法人日本ボート協会と連携強化
    ~ボートを通して豊岡の価値を高め活性化を図る~
  4. UIターン戦略に係る各種実績等
    ~戦略目的A「暮らすなら豊岡と考え、定住する若者が増えている」~
  5. 平成30年度メディア掲載状況
    ~世界に「豊岡の魅力」を届ける~
  6. 豊岡市オリジナル「TOYOOKA CITY Free Wi-Fi」を整備
    ~Wi-Fi環境整備による観光客の利便性向上~
  7. 第1期「豊岡市民救急ライフサポーター」決定
    ~命をつなぐプロジェクト~
  8. 2019年度「地域おこし協力隊員」委嘱状交付
    ~地域に根ざし、住民とともに活動~
  9. 「多様でリベラルなまちを創るシンポジウム」の開催
    ~なぜ、ジェンダーギャップの解消に取り組むのか~
  10. 中村獅童『絵本「あらしのよるに」一人語り』豊岡公演
    ~オオカミとヤギの友情を描いた“きむらゆういちさん”の名作絵本「あらしのよるに」を一人語りで舞台化した朗読劇~

質疑応答〔発言要旨〕

(2) 「豊岡市新文化会館整備基本構想」を策定

Q1 今後のスケジュールを教えてください。
A1 2019年度に基本計画を策定します。この中で基本的な規模や場所を決め、そのあと、設計、そして建築になります。利用開始が2025年度くらいになると思います。

Q2 建設候補地などはあるのですか?
A2 頭の中でのシミュレーションはいろいろと行っています。市が所有している土地で、一定程度のまとまりをもっている場所もそんなに多くないですし、やはり都市機能であれば、田んぼの中の一軒家というわけにはいきませんので、市街地というのがベストだと思います。

Q3 どれくらいの広さが必要ですか?
A3 どのぐらい必要ですかね。ちなみに今の市民会館は、延床面積が約6千平米で、敷地面積は駐車場も含めて8千平米です。

Q4 もし8千平米の現有の市有地だとかなり絞られてくると思いますが?
A4 絞られてくると思います。ただ必ずしも8千平米いるかどうかは分かりません。もう少し建物の形などを具体的にイメージしてみないと広さは出てこないと思います。

Q5 選定は庁内で決定するのですか?
A5 委員会にかけることになると思います。委員会で何が必要なのかという条件をまず決めていただき、今度はその条件に合うような場所を事務局で探して、そこに点数をつけて最も高いものを選び、それをもう一度策定委員会に返して了解を得るという手続きになると思います。

(3) 公益社団法人日本ボート協会と連携強化

Q1 他の自治体で日本ボート協会と連携協定を行っているところはありますか?
A1 ないです。豊岡市が初めてです。
 この連携は、来年のドイツ事前合宿、その後のドイツジュニアチームと日本のジュニアチームとの交流、さらにその後、城崎大橋が架け替わり、今のB級千メートルのコースが2千メートルのA級コースになり、国際レースの開催が現実化してきたため、日本ボート協会との連携を密にして、いろいろとアドバイスをいただくといった趣旨です。

Q2 連携は市から求めたのでしょうか?
A2 はい、市から提案しました。日本代表チームは今年の4月、3年連続で強化合宿に来られます。オリンピック本番の来年も強化合宿を行いたいといったご意向も聞いています。相当関係が深くなってきているということがあります。
 スポンサーシップ契約は、単に一方的に支援するということではなくて、逆にいろんなロゴを使わしていただくといった考え方です。コウノトリ育むお米は、一昨年のフロリダの世界選手権で差し入れを行い、そのときチームとして過去最高の成績だったため、次から海外に行くときにはくださいという声をいただきました。それでJAと折半して提供することにしています。条件としては、メダルを取ったときに「コウノトリ育むお米のおかげです」ということをメディアの皆さんに言うということになっています。

Q3 現地で炊いて食べるのですか?
A3 現地で炊く場合もありますし、パックごはんをレンジで加熱する場合もあります。国の状況により違いますので、両方の対応が可能なようにしています。ボート競技は、試合の2時間前に計量してレースに臨みます。その間に食べるのはパンとかではなく、やはりお米がいいということです。

(4) UIターン戦略に係る各種実績等

Q1 UIターンの目標は設定していますか?
A1 設定はしてないです。

Q2 今後の見通しはどうですか?
A2 上がり方は予測できませんが、着実に増えていくものと見込んでいます。今年度は移住相談窓口「まちのサードプレイス」に係る予算も計上しています。市役所の窓口では、平日の移住相談の対応はできますが、土日休日の対応ができないということで、市が民間企業に委託をして、職場でもなく、家でもなく、第3の場所「サードプレイス」を設置し移住相談業務を行います。そして、ここは同時に、移住してきた人たちの情報交換の場にもする予定です。生の声が聞け、あるいは移り住んでみた中でお互いに不満をこぼしてみたり、心配なことを情報交換したりする場にすることで、よりスムーズに暮らせるのではないかと考えています。それと同時に、豊岡市自体の認知度が相当上がってきています。平田オリザさんが今年の9月に移り住んでこられ、来年2020年には、平田オリザさんの劇団も豊岡に移ってこられます。また、全員ではありませんが劇団員も移ってこられます。こういったことが具体的に、形として見えてくると移住を少し躊躇している人や考えている人のハードルが一気に下がるのではないかと考えます。

(5) 平成30年度メディア掲載状況

Q1 国内は減少、国外は倍増していますが、その要因は何だと考えますか?
A1 国内の減少については、その前の年が実は突出して高かったというふうに見ています。29年度は、たとえばNHK地域発ドラマが豊岡で撮影され1月に放送されるなど12月から1月にかけて豊岡に関するテレビ放送が22~23回ありました。そのバブルのような状況を呈していたものが、30年度は普通に戻ったというふうに見ています。5-2ページのグラフのとおり、29年度を除くと右肩上がりで増えていることは間違いないです。
 豊岡の認知度は着実に上がってきています。雑誌への露出は、アート系、まちづくり系、観光など、ウイングがかなり広がってきました。テレビ局の番組のネタ探し、特に東京では雑誌から探すことが多いそうで、これまでなかったようなメディアでも相当取り上げられてきています。とにかく多様な情報を発信し、とりわけ今後平田オリザさんという強力な発信者が出てこられますので、そういった機をきちんととらえていきたいと思っています。東京から日本を代表する劇作家が劇団とともに移転するということは、そうあることではありませんので、今後さまざまな場面でとりあげられ、さらに豊岡の情報がさまざまな分野に飛んでいくのだろうと思います。
 海外メディアの増加については、インバウンドそのものが日本全体で増え、海外の日本に対する関心が高まっている中において、豊岡は相当うまく情報発信ができているのだと思います。海外での掲載が多い国は、オーストラリア、アメリカ、フランスの順番です。豊岡は、シドニー、ニューヨーク、パリにレップを設置しています。たとえばフランス、アメリカ、オーストラリアのメディアに対して、豊岡の情報を流してメディア掲載を促したり、あるいはメディアに対し豊岡に行くように促していただいたりしております。それ以外にもターゲットにしているアメリカ、ヨーロッパ、オーストラリアに対してはウェブ戦略で相当攻めてきています。そういったことが着実に効いてきたのではないかと思います。4番目にタイが入っていますが、タイは今、日本全体でも急増してきています。そうした中で豊岡観光イノベーション(TTI)にはタイ語が話せる日本人女性がいます。城崎という有力なコンテンツがあり、タイ語で全くストレスがなく取材できることにより、タイでの露出が増えているのではないかと考えています。もちろん、タイ旅行博に最近はTTIを中心に出展をしてアピールを続けていますので、そういった総合的な対策が功を奏していると思います。

Q2 今後行うアプローチ方法があれば教えてください。
 ウイングをさらに広げたいと考えています。ヨーロッパではドイツに力を入れ始めています。来年の夏にドイツのボートチームが豊岡に事前合宿に来ます。ドイツのボート連盟ともスポンサーシップ契約を結ぶ予定にしており、たとえば選手のウェアとかキャップであるとかボートに、おそらく城崎のロゴになると思いますが、そういったロゴを貼っていいということになっています。さらにドイツの国営テレビが、チームを2年間追いかける予定で、今後ドイツでの露出が増えることが予想されます。そこで今年の夏、CIR(国際交流員)の制度を使って、ドイツ人を一人採用することにしています。さらに、本市は来年の3月、ドイツのベルリンで開かれる旅行博にも出展します。あとは、アジア、東南アジアの旅行客が十分に取り込めていないため、これまでの欧米豪のみではなく、そちらに向けてもアプローチを強化してきたいと考えています。
 日本のテレビ局へのアプローチ方法は、逆に皆さんにぜひ秘訣を教えていただければ大変ありがたいと思います。

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