市長定例記者会見(2019年7月1日)

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ページ番号1007977  更新日 令和1年7月11日

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日時

2019年7月1日(金曜日) 午後1時15分~午後1時55分

場所

豊岡市役所本庁舎 3階 庁議室

会見事項

  1. 日本文化総合博覧会「JapanExpo2019」に出展
    ~内閣官房・ホストタウン登録自治体との共同展示~
  2. 「第3回豊岡市消防操法大会」を実施
    ~消防技術の向上と士気の高揚を図る~
  3. 2018年度市営住宅使用料等の徴収結果
    ~市営住宅使用料徴収率2年連続100%~
  4. アンテナショップ「コウノトリの恵み豊岡」の状況

質疑応答〔発言要旨〕

(1) 日本文化総合博覧会「JapanExpo2019」に出展

Q1 ホストタウンの登録はいつ行ったのですか?
A1 フランスは昨年の10月末です。
 ホストタウン制度は、東京オリンピック・パラリンピックで初めて行われたといわれています。競技種目の事前合宿の誘致のみだけではなくて、オリンピック・パラリンピックの前後を通じてさまざまな交流を行う国を内閣官房で登録する制度です。豊岡はこれまで、モンゴルを登録し、昨年はフランスとドイツを登録しました。

Q2 最初に登録したのはモンゴルですか?
A2 はい、そうです。2016年6月14日に登録し、ボクシングの事前合宿を誘致していました。当初はモンゴルボクシング協会と「やりましょう」ということになっていましたが、そのあとにモンゴルのスポーツ大臣が静岡県に行かれ、スポーツ大臣とボクシング協会との意見が分かれたため本市は身を引きました。ただ、モンゴルの登録は現在もしています。そのあと、フランスのボート合宿を狙って登録し、さらにドイツのボート合宿が決定しましたのでドイツを登録しました。

Q3 何カ国でも登録できるのですか?
A3 はい、いくつでもできます。

Q4 現在、何カ国登録しているのですか?
A4 先ほど言いましたドイツ、フランス、モンゴルの3カ国です。

Q5 オリンピック後の交流の打診はフランス側からあったのですか?
A5 フランスのボート協会からありました。

Q6 それはいつですか?
A6 強化合宿の断りを受けた1月末です。航空運賃の高騰によって合宿を断念せざるを得なかったことについては、非常に残念がっておられました。逆に言うとそれぐらい豊岡、城崎、円山川を高く評価し気に入っていただいていたことだと思います。

Q7 「JapanExpo2019」の出展経緯を教えてください。
A7 次回のオリンピック・パラリンピックの開催がフランスということもあり、内閣官房がフランスを登録していた全国の自治体に対して出展しないかと打診しました。豊岡も今後交流を行う可能性があり、また国がお金を全額払うと言っていますので、この際出展することにしました。

Q8 県内でフランスをホストタウン登録しているのは豊岡のみですか?
A8 いいえ、兵庫県自体も登録していますし、香美町、姫路市、三木市もあります。

Q9 県内で出展するのは豊岡のみですか?
A9 結果として豊岡のみになりました。なお、兵庫県はフランスにパリ事務所があるのでそちらで対応されます。

Q10 豊岡はどのようなことをPRするのですか?
A10 ホストタウンとしての豊岡の取組みや、円山川のことについてPRします。なお、会場にはフランスのボート連盟の関係者もお越しになるということですので、オリンピック後の交流についても率直に意見交換したいと思っています。

(3) 2018年度市営住宅使用料等の徴収結果

Q1 どのような徴収方法をしているのですか?
A1 まず、少額の滞納状態から話をしていきます。払いやすい金額のうちに分割を行うなど、ためさせないということです。それでも一向に連絡がない悪質滞納者や、高額滞納者については裁判所を通じた支払督促等の手続きを取っています。

Q2 滞納対策強化月間などはあるのですか?
A2 年4回あります。概ね3カ月をリミットとして少額訴訟なども行っています。

Q3 市営住宅の入居戸数はいくつですか?
A3 813戸です。

Q4 増えていますか?減っていますか?
A4 人口減少の中で需要そのものは減りつつあり、結果として入居者も減ってきています。供給の側が足りなくて減っているのではなくて需要そのものが減っています。

(4) アンテナショップ「コウノトリの恵み豊岡」の状況

Q1 売り上げが結構落ちていますが要因は何ですか?
A1 店舗自体の魅力について、十分発揮できていないということが1番ではないかと思っています。また7.5坪の店舗のため、在庫を抱える場所がないこともあります。商品を置く部分が4坪で、職員が服を着替えたり、物を置いたりする場所が3.5坪です。例えば旬のものを販売するといったときに、タイムリーに送る費用と店舗面積のバランスがあり、なかなか豊富な品ぞろえは難しいことがあります。北海道ぐらいの店舗で2階に倉庫があれば絶えず新しいものが入ってきてストックできますが、豊岡の場合はそれができません。開設してから8年ですので、顧客によっては商品が陳腐化してきているというのがあるかもしれません。もちろん定番商品は定番商品で重要ですが、これまでにないような新しい魅力的なものを探していくということも必要だろうと思います。昨年度は結果的に売り上げが下がりましたので、改めて作戦をもう一度しっかりと練り直したいと思います。

Q2 店舗自体は豊岡が賃貸しているのですか?
A2 はい、豊岡が借りています。

Q3 運営は誰が行っているのですか?
A3 日和山観光株式会社です。

Q4 売り上げはどうしているのですか?
A4 家賃は豊岡、電気代・水道代は日和山観光が負担し、売り上げは日和山観光に入ります。売り上げが4千万円を超えると利益をシェアします。

Q5 市としては家賃負担ばかりで頑張ってもらわないといけないですね。
A5 例えば有楽町の東京交通会館1階で、あの店舗の面積でポスターを貼るために借りるとなると2千万円ぐらいかかります。それが年間約680万円の家賃です。東京のど真ん中で豊岡をPRする広告費と考えるとかなり安いと判断しています。その上でもっと多くの商品が売れてプロフィットシェアまでいけばいいのですが、市としては基本的に豊岡のPR費用とみています。

Q6 最近、アンテナショップは、他の県同士による合併や撤退する店舗もありますが豊岡も可能性はあるのですか?
A6 契約は3年ごとの更新で、当然3年ごとに次どうするかと検討することになります。今の契約は2020年の5月末までです。次の3年間も引き続き行うのかそうでないのか、あるいは運営形態をどうするのかなどの検討は行います。

Q7 2020年5月末は微妙な時期ですね。東京オリンピックもありますし。
A7 そうですね。今東京で豊岡をPRするときに、このアンテナショップの果たす役割が次にどうなのかなど、全体的を見ていく必要があると思っています。

Q8 売れ筋商品に「丹波の黒豆」も入っていますが?
A8 そうですね。100%豊岡産ではなかなか経営がしんどいというところがあります。本来なら豊岡産のみでできればいいのですが、売る日和山観光の側から見ると、持続可能性のために売れるものは売りたいというのがありますので、そこについては絶えず議論しています。

Q9 「コウノトリ育むお米」は売らないのですか?
A9 販売しています。売れ筋商品の順位としては19位です。お米ですので重たくて持ち帰るのは大変なため、商品を手に取り豊岡の取組みやお米の情報を仕入れて帰られるパターンが多いです。

Q10 購入者数も減少しているのですね。
A10 購入者数はこれまでから店頭販売だけではなくて、イベントに招かれて販売したものも入っています。例えば、大手銀行の東京本店では「豊岡フェア」を開催していただき、多くの行員に購入いただきましたが、昨年度はそういうものがありませんでした。また先ほど資料で説明しましたように、かなり販売商品数を減らしてすっきりしました。少し店舗の魅力を弱くしたかなという印象はあります。しかし、売り場面積はわずか4坪で、坪当たり年間1千万円近く売ってきていますので健闘はしていると思います。

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