市長定例記者会見(2025年7月1日)
日時
2025年7月1日 午後1時15分~2時
場所
豊岡市役所 3階 庁議室
会見事項
- ツキノワグマ出没防止対策事業
~誘引物となる不要果樹の伐採等を推進~ - 元・地域おこし協力隊がオンラインショップ「豊岡BASE」をオープン
~全国初・ネットショップ作成サービス「BASE」と豊岡市の協働~ - 水道料金の基本料金を無償化
~物価高騰等による市民の家計負担を軽減~ - 市長の市立学校訪問
~教育現場の「今」に触れ、学びのあるまちづくりへ~ - 脱炭素アカデミーの開講
~気候変動に立ち向かう「輪」をつくる~
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(資料1)ツキノワグマ出没防止対策事業 (PDF 188.6KB)
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(資料2)元・地域おこし協力隊がオンラインショップ「豊岡BASE」をオープン (PDF 149.6KB)
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(資料3)水道料金の基本料金を無償化 (PDF 48.8KB)
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(資料4)市長の市立学校訪問 (PDF 61.6KB)
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(資料5)脱炭素アカデミーの開講 (PDF 85.9KB)
質疑応答(発言要旨)
ツキノワグマ出没防止対策事業
Q1 不要果樹の伐採、トタン巻きの事業費は、事業者に頼む費用なのか。自分で巻いて、費用を市に請求するのか。
A1 事業者などにお願いした時の経費。自分で巻く資材代の補助は想定していない。
Q2 1件当たりどのくらいかかるか予測は。
A2 予算額300万円で約400本伐採できると想定している。
Q3 どういう根拠で400本と想定したのか。
A3 人身事故のあったエリアや、去年クマが頻繁に出没したエリアで400本程度と想定している。
Q4 申し込みはいつからか。
A4 補助金のスキームを想定していたが、スピード感をもって緊急的に実施する必要があるので、市が主体となった事業スキームで実施する。来週から集落の方との調整を始めたいと思っている。
Q5 事前に言ってもらえれば取材したい。
A5 日時が決まれば連絡する。
Q6 市民には呼び掛けしないのか。
A6 はい。市が調整して進める。
Q7 市が進めるということは、市が伐採するところを選んで進めていくのか。
A7 想定したエリアは、こちらから投げかけする。それ以外も対応可能な制度として運用していく。要望があれば対応する。
Q8 新聞などで伝えると同時に、市民の方からの伐採のアプローチも受け付けるのか。
A8 はい。予算の都合もあるが、要望があれば聞く。来年度も継続していく予定にしている。
Q9 不要果樹は具体的には何か。
A9 柿、桃、栗などを想定している。
Q10 伐採は、目撃情報の多い但東が多いのか。
A10 基本的には市内のどこにでもあるが、今年度は特に人身事故があった但東や、昨年クマがよく出てきた神鍋エリアを中心に実施したい。目撃事例が多いところから伐採する。
Q11 出没が増えている理由は先月末にはまだわかっていないと言われていたが、分かったのか。
A11 県の森林動物研究センターからは「年秋の実りが少なかったためクマが十分な栄養を蓄えることができないまま冬眠した。春になってお腹が空いて出没が増加したのでは」と聞いている。
元・地域おこし協力隊がオンラインショップ「豊岡BASE」をオープン
Q12 豊岡BASEはリリースも出ていて、市長のコメントもある。地方で暮らして地方で稼ぐことを打ち立てる。そういう趣旨で推しているのか。
A12 いずれにしても所得を得る手段を考えていただかないといけないが、市で補助金を出し続けることはあり得ない。収入を得る手段として何かしら支援できないかと思っており、BASEというネット上のインフラを活用して収入を得るきっかけが広がるのであれば、豊岡市としても応援したい。この4人だけでなく、地域おこし協力隊を卒業する方も、収入を得る手段として、これを活用することがプラスになればいいと思うのが1点。もう1点は、全国初ということ。ネットインフラの中で豊岡という名前のショップ、豊岡の顔が見える方たちがネット上で販売するので、ネット上で豊岡をアピールするきっかけになると思う。行政としても何かしら携わっていき、支えられることがあれば支えたい。
Q13 豊岡で暮らして稼げるように応援するのか。
A13 はい。
水道料金の基本料金を無償化
Q14 豊岡市は初めてだが、他の自治体でもするところはあるのか。
A14 伊丹市など。
Q15 伊丹市も同じように夏場の2カ月か。
A15 はい。
Q16 減額するメーターの違いが分からない。
A16 一般家庭は13ミリメートルが多い。20ミリメートルは自治会の公民館や事業所など。
Q17 世帯数で言うと何世帯か。
A17 事業所として登録しているものと個人として登録しているものとあるが、線引きがあいまい。口径数で切って対象にする方が事務費用としても簡便になる。25ミリメートルを使っている一般家庭はないだろう。一般家庭は全部13ミリメートルだと思ったが、一部の家庭が20ミリメートルだった。昔事業所だったが今は自宅になっている事例もあるので。20ミリメートルも対象にすれば一般家庭を網羅できると思っている。世帯カバー率は一般家庭ではほぼ全部。
Q18 うちは対象から漏れているという家庭も出てくるのか。
A18 試算上検討したが、ほぼないと思っている。25ミリメートル以上を使用している一般家庭はかなり稀なケース。
Q19 市内全世帯負担軽減と言っていいのか。
A19 水栓数では、96パーセント該当するのでほぼ全世帯と考えている。
Q20 物価高騰対策重点支援の地方創生臨時交付金は何に使えるものなのか。
A20 光熱水費。豊岡市は一昨年、省エネ家電買換補助金に使った。事業者向けか個人向けかがあり、まずは個人かと思い、今回は水道料金にした。対象数が多ければ多いほど薄くなるので、額としてはたいしたことないかもしれないが。
Q21 手続きをしなくても自動的に減額になるのか。
A21 はい。
Q22 対象水栓数で全体の96パーセント、残りの4パーセントは25ミリメートルということか。
A22 水栓数は25ミリメートルが800程度、40ミリメートルが330程度、50ミリメートルが150弱、75ミリメートル・100ミリメートルが28ぐらい。
Q23 そこには基本的には一般家庭の契約はないのか。
A23 ほぼないと考えている。
Q24 今回はあくまでも一般家庭の基本料金を減額するということか。事業所や企業は今回は対象外か。
A24 一般家庭を対象と考えているが、20ミリメートルの中にも事業所がある。そこを除外するのには相当の時間と経費がかかるので、一般家庭は20ミリメートルまでだろうということで、そこで線を引いた。20ミリメートルを使っている事業所も無料になってしまう。
Q25 表現として、一般家庭の基本料金を無償化するという言い方か、メーター口径13ミリメートルと20ミリメートルの基本料金を無償化するという方がいいのか。
A25 口径で。
市長の市立学校訪問
Q26 実際現場を見て、それで終わるのか。何か反映されるのか。
A26 整備は計画に沿って行っているので、少しでもスピードアップできるかもという思いを含めて、まずは現状把握したい。トイレの和式については、小学校1年生でトイレ授業がある。一般家庭は洋式なので、学校で初めて和式を見る。使い方が分からないので授業をする。いつまでもそうしているのはどうかと思う。それも1つのきっかけに、学校の状況を実際に見てみたいと思った。
その他
Q27 土生田副市長の再任があった。豊岡市は副市長二人制をどうするのか。
A27 議会では人格識見豊かでという話があった。私からは、継続性。市長が代わっても行政の継続性は非常に重要。私も議員としての経験があるとはいえ、大きく混乱することは避けたいので、土生田副市長にしてほしいとお願いした。もう1人副市長になってほしいという気持ちはある。いつまでに誰を、というのはまだ想定していない。いずれ、2人目の副市長を議会に示して、認めてもらおうと思っている。まずは私が動き回って、副市長にまかせることを明確にして、2人目の副市長にお願いしたいと思っている。このままいくことは考えていない。
Q28 映画「国宝」が人気がある。永楽館がロケに使われ、永楽館もロケ地になったことをPRしているが、但馬ではそれを見る機会がない。見に行けばいいが、豊岡市民には内容が分かりにくい。但馬の人たちが、映画を知らないのに盛り上げようとしているのはちょっとしんどい。せっかくいい映画のロケ地になったので、豊岡としてもっとアピールの仕方があるのではないか。
A28 同様のジレンマを感じている。豊岡市内で、たとえスポットでも国宝を見ることができないかと市役所の中に投げかけた。今の状況だと、厳しいと聞いている。豊岡市民の方に見ていただく機会をなんとか提供できないかと模索中。映画の配給の仕組み上、ハードルが高い。国宝という映画がどんどん話題になっている。豊岡のアピール、出石永楽館に来ていただくきっかけをとり逃さないように工夫していきたい。大型のタペストリーを振興局と庁舎内に掲げようと検討している。
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