市長臨時記者会見(2025年5月9日)

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ページ番号1033441  更新日 令和7年5月22日

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日時

 2025年5月9日(金曜日)午後1時15分~2時5分

場所

 豊岡市役所 3階 3-4会議室

会見事項

 城崎温泉火災への対応について

質疑応答(発言要旨)

Q1 城崎温泉火災復興協議会の設置主体は。

A1 地元住民。10年前の大規模火災の対応と同様。

 

Q2 協議会は具体的に何をしていくのか。

A2 がれきの撤去。焼け残った建物をどう撤去するか。民間同士の話で、地権者の意向もあるので協議会が寄り添って進める。

 

Q3 宿泊者の荷物は焼けてしまったが、補償は。

A3 市として情報は共有していない。旅館組合が対応している。

 

Q4 被害状況はどこが調べたものなのか。

A4 消防本部。

 

Q5 被害家屋7棟とあるが、警察の発表とはカウントの仕方が違う。市はどうカウントしているのか。

A5 火元1軒、類焼6軒で合計7軒。

 

Q6 旅館3棟とは具体的に。土産物屋は。

A6 旅館3棟は、旅館2棟、土産物屋1棟の間違い。旅館2棟は、権左衛門と向かいの小林屋。

 

Q7 面積は。全焼などの詳細は。向かいの建物や裏の建物の被害は。

A7 面積は把握できていない。裏の建物には類焼は及んでいない。

 

Q8 正面に見える木造の建物と、奥の鉄筋の5階建てを1棟として数えるのか。

A8 はい。

 

Q9 旧従業員棟1棟とガレージは、小林屋のものか。

A9 はい。

 

Q10 避難宿泊者は43人全員無事とあるが、避難者のその後は。すぐ帰ったのか。荷物がないのでどうしたのか。

A10 断片的にしか聞いておらず、詳細はわからない。

 

Q11 協議会の発足はいつごろか。

A11 作る意向は決まっているが、被災当事者との話し合い、進め方など、諸条件の理解を得ないといけないので、正式な設立は6月初旬ごろ。

 

Q12 県道は12日の通行止め解除を目指すとあるが、どういう条件がそろえば解除されるのか。

A12 火災家屋から崩落する壁や瓦などが道路に落下するのを防ぐためにフェンスの設置、崩落の恐れがある焼け残りの撤去に8日から着手している。その進捗状況を見ながら、落下の恐れや周囲に支障をきたすものの対処の目処がある程度経つことが通行止めの解除の条件。警察や県土木と協議をして解除を目指している。

 

Q13 落下対策はどこがするのか。

A13 地元の方たちが中心となって通行止め解除に向けた段取りを進めている。協議会は正式には立ち上がっていないが、10年前の仕組みがあるので、なるべく早い解除になるよう、地域の方が中心となって動いている。

 

Q14 フェンスや足場は、市が直接指示を出しているわけではないのか。

A14 相談は受けている。

 

Q15 外国人観光客は何件ぐらいいたのか。

A15 シンガポールの方4人。

 

Q16 消防装備品の補充とあるが、具体的には。

A16 消防団が対応にあたっているので、その資機材を補充する。専決予算の精査をしていないので詳細は決まっていない。

 

Q17 今後、市としてどういった対応をしていきたいか。

A17 ある程度の面積が焼失して、がれきも残っているので、まずその撤去をする。どのように動くかはこれからの大きな課題。景観に配慮する必要がある。行政として、観光客への広域的な意味も含めてかかわっていく。県知事も応援すると言っているので、県と市と連携して、観光地としての今後の復興についてしっかりと考えていきたい。

 

Q18 具体的に避難経路や消防設備の点検をすることはないのか。

A18 今のところそこまで考えが至っていない。検証していかないといけないとは思う。

 

Q19 安心して城崎温泉にお越しくださいと言ったのは、市長のメッセージとしてとらえて良いのか。

A19 はい。

 

Q20 城崎温泉からはまた別のメッセージがあるのか。

A20 ホームページなどで発信される。その中で私のメッセージにも触れることを考えている。

 

Q21 避難された宿泊客の中に子どもはいたのか。

A21 把握していない。

 

Q22 旅館の相互協力で対応とあるが、今後災害が起きたとき市として検討していることは。

A22 今のところは考えていないが、城崎地域の旅館同士の関係が非常に密で、ひとつの場所が火災で被害を受けた場合、旅館組合が中心となって、キャンセル客への対応などスムーズに対応されている。そこへの支援など、何かしら行政もかかわっていくことが必要と思っている。

 

Q23 具体的な風評被害はあるのか。

A23 状況確認の問い合わせがあるがキャンセルはないと聞いている。明確にメッセージを発信しないといけないと思ったのは、報道の皆さんが大きなニュースとしてメディアに取り上げられているので、火災があったけれど城崎温泉は元気に営業しているということを強調して発信したい。

 

Q24 火災が発生してから、市長はいつ視察に行ったのか。

A24 当日の朝6時過ぎには現場に到着した。消火活動がまだ続いていたので、邪魔することなく現場にいた。市営住宅の確保や交通誘導員の確保など、早急に対応することがあったので、その場で対応した。

 

Q25 現場を見た率直な感想は。

A25 現場に行って災害対応しないといろいろなことが発生する。誰かの決裁を待っていると対応が遅くなることを感じたので、今後の教訓にしたいと思った。

 

Q26 休業している旅館や施設は。

A26 火災現場である権左衛門と、ガラスが焼け落ちて営業できない小林屋が閉まっている。土産物屋と理髪店も閉まっている。

 

Q27 被害家屋が7棟となっているが、現場を見ると延焼を食い止めた感じがある。市長もそう思うか。

A27 今月、北但大震災の復興シンポジウムをするが、火が広がらない、火伏効果がある建物があるので、その効果だと思う。昔の方の復興、今後の対策へのまちづくりの思いがあったからだと思う。

 

Q28 消火活動では、密集街区なのでこういうことをしたなど聞いているか。

A28 特に聞いていない。

 

Q29 豊岡市として、全体の検証をするのか。

A29 考えないといけないと思っている。外国人が多い場所なので、実際の対応を考える必要があると思う。外国人はパスポートで来られているので、出国の期限が決まっている。それが消失した時の対応を考えたい。耐火金庫を使うことを徹底したい。

 

Q30 外国人観光客の団体が被災することを考えると、外国人対応をきめ細かく決めておく必要があるということか。

A30 想定外を想定する必要が出てくると思う。

 

Q31 シンガポールの観光客は浴衣姿で、パスポートも燃えてしまって、帰国を延期せざるを得なくなったと思うが、その間どこで宿泊していたのか。

A31 帰国を早められたと聞いている。城崎の別の旅館に宿泊していて、衣服などは権左衛門が緊急的に手配したと聞いている。

 

Q32 旅館組合が対応するのか。

A32 基本的には旅館が対応している。

 

Q33 豊岡市や城崎温泉の観光協会やTTIが外国人向けの避難のマニュアルを作ってはいないのか。

A33 必要なことだと思う。今は現状の復旧、被災者への支援が必要。今日の時点ではそこまで整理できていない。

 

Q34 今回の火災は真夜中の発生で、最悪の事態もあったかと思うが、旅館側の避難誘導が適切だったのか。

A34 それが大きいと思う。燃えてしまったから分からないが、避難誘導する経路の障害物、外国人でも分かる道だったなど、そういったことが功を奏したのではないか。皆さんが誘導で逃げたということではなく、自分の判断で逃げられるようなつくりになっていたのではないか。

 

Q35 市がすぐにできる今後の対応は。

A35 罹災証明の発行準備は、市役所内の会議で決めた。市営住宅の入居手続きは現場でした。あとは通行止めの解除のためのがれき撤去、がれきの受け入れなど、なるべく負担が少なくなるような手だてがないか検討している。そういったことが復旧の速度を速めることにつながる。

 

Q36 火災当日も温泉街全体は通常通り営業していたのか。

A36 混乱がないように配慮して、営業した。

 

Q37 市道の通行止め解除の時期は。

A37 市道・県道とも12日の午前中の解除を目指している。市道は片側通行になるかもしれない。

 

Q38 市道の片側通行は、歩行者か車か。

A38 広くはないが車両がすれ違える幅はある。足場が車道側にあるので、対面でいけるか片側になるかはわからない。

 

Q39 今後の被災対応の窓口は。

A39 振興局中心で考えている。

 

Q40 問い合わせは振興局のどこか。

A40 地域振興課。

 

Q41 今後も節目で情報提供はあるのか。

A41 どういう節目が出てくるか分からないが、予算対応の説明は会見をしたい。細かい現状や進捗は振興局に問い合せてほしい。

 

Q42 県知事からはなにかあったか。

A42 直接やり取りはしていない。事務方を通じて、連携をとっていくことと、今後の具体的なことの話を進めている。市長に直接会いたいと連絡があったが、調整がつかなかった。

 

Q43 会見では、景観修復を支援したいと言っていたが。

A43 それが今思いつくこと。それ以外にも連携して進めていきたい。

 

Q44 フェンスは民間先導でされているが、10年前も含めて市が補助することはあるのか。

A44 規模の話もあるので、整理しながらしていく。10年前にこうしたから同じようにするということではなく、何ができるか前向きに考えたい。

 

Q45 補助金を出すのか。

A45 景観の補助というのは、火災の有無にかかわらず、県、市として助成制度を持っている。通常使えるが、以前は火災に合わせて補助率を上げたので、今回もそれをするかは別の判断。

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