市長臨時記者会見(2025年5月1日)

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ページ番号1033427  更新日 令和7年5月7日

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日時

 2025年5月1日(木曜日)午前10時30分~10時50分

場所

 豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

 市長就任について

質疑応答(要旨)

初登庁にあたって

Q1 朝、来られてから、式典があり、訓示をされたが、来たときと終えたときと、何か心境の変化があるか、あるいは感想は。

A1 ここに来るまでは、前だけを向いて皆さんに訴えかけてきたというのが本音だと思うが、やはりこの建物に入ると、実態とか実感を伴った現実があるということをこの短い時間で感じた。副市長の職員を代表しての挨拶の中でも、それに触れるようなことも感じた。聞きながら、じわっと手に汗が出てきた。そこに向けても、悲観することなく、それをどうマッチングさせていくか。これから手腕を問われると改めて自覚した。

 

Q2 マッチングというのは、自分の思うところと現状とのすり合わせか。

A2 政策ということだけではなく、予算的な裏付けも含めて。自分の言葉で語れるには時間が必要。

 

Q3 職員の皆さんとどんな関係性を築いていきたいか。

A3 職員の前で、最後に私自身のコミュニケーションに触れる話をした。キーワードは一期一笑(いちごいちえ)。会うではなく笑う。コミュニケーションというのは笑顔や笑いからなるのではないかと。真剣な会話の中でも、前向きな話にするためには、前向きな気持ちにならないといけないと思っている。顔見知りの職員も非常に多い。私自身を知っている方もあるとは思うが、そうではない方もいる。市長として、あまり壁を作られないよう心掛けたいと、今日、皆さん1人1人の顔を見ながら思った。積極的に職員と意思疎通を図りたい。

 

Q4 市議11年、県議9年されていたので、顔見知りが多い。市役所の中もそうなら、やりやすい面、あるいは立場が変わってやりにくい面があると思うがどうか。

A4 できれば本音を引き出したいと思っている。その本音というのは個人の感想の本音と、組織としてのこれまでの本音。あくまでも目的は市民に対してどのような成果が構築できるかということ。黙っていて、課題ができる、解決するわけではない。まずはその本音ベースの要望を共有した中で、私なりにアイディアや意見、もしくは違うアプローチが引き出せるような、会話なり、会議の中での話ができるように取り組みたい。

今後の市政について

Q5 いろいろな施策を進めていく上で、一番課題になることは何か。

A5 子育てにやさしいまちというのを一番に掲げているので、ワンストップ窓口と、教育バウチャークーポンとの連携を少し考えている。そこを早急に、これまでの施策と大きく矛盾しないように、コーディネートしないといけない。現状把握からまず始めたい。
 災害に対する備えも、市長になった今の時点でも何かが起こる可能性が十分ある。ルールは決まっていると思うが、決裁権者として、責任のある立場としてどのような情報収集とどういう意思決定のルートになっているかを確認して、いざというときに、市民の安心安全が奪われることがないよう、すぐに取り組まなければならないと思っている。県や国に挨拶に伺って、単なる挨拶ではなく、こういうことを思っているから、協力して欲しいと言えるよう動きたい。

 

Q6 子育てに関連して、例えばワンストップや バウチャーは、どのぐらいのスパンで、何らかの目に見える形にもっていきたいか、目標は。

A6 まだ考え中。4年の任期の最後にとは思っていない。今年度中ぐらいには、何かのめどをつけたいと思う。予算が関係するので、令和8年の予算でということになるか、財政状況を踏まえながら。

 

Q7 今後、いろいろな施策を具体的に進めていく上で、市民の方に、こんなふうに注目してもらいたい、こんなふうに協力してもらえたら嬉しいと思うことは。

A7 押し付けと思われないように、一緒になってやっていくので、汗をかく部分にも耳を貸してもらえませんか、という姿勢で臨もうと思っている。議員活動の中でも、選挙戦の中でもそうだが、人が少なくなることによって生活基盤の衰退があらゆる部分に出ていると実感した。何とかして欲しいという声を聞いた。ただ、何とかすると言っても、すぐにできればいいが無理だから、それが今までの形になっているので、押し付けではなく一緒になって取り組んでいくということを、どう理解してもらうかが重要なポイントだと思っている。市長の立場で、怒られても批判を浴びても、聞いてくださいという姿勢でいきたい。

 

Q8 旧町別に課題が異なる印象なのか共通しているのか。どうイメージしているか。

A8 共通していることで思いつくのは空き家。市街地も周辺地も同じ課題を抱えている。
 異なっているのは有害鳥獣。選挙のときには昼に農作業をしている方が多いのでそうかもしれないが、市街地ではそういう話はない。
 また、人が減っていることに対しての生活基盤の衰退が大きな課題。交通の移動確保もそう。買い物、医療、介護、福祉。広い面積の中でどう受けるかが大きな課題。全国的にも同じような課題を抱えていて、何か動きがあると聞いている。私なりのネットワークで話を聞いて、話が加速化するのであれば、しっかりと対応したい。

 

Q9 前市長のときに、例えば地域交通など、先行実験として試行的に一定期間実験したものがいくつかあり、結論が出そうなもの、検討中のものもあるが、引き継いでいくのか。

A9 施策を引き継ぐ・引き継がないということが私の中での判断基準にはなっていない。何のためにそれをしたのかというと、移動確保をしないといけない。実証実験としてやられて、今の豊岡市に点を線にできるのか。移動手段の確保ということで、別の手段の方がやりやすいのか、その辺りはあるかと思う。以前していたことにすがることが目的ではない。線に繋がっていない理由を報告いただき、もっと広げられることがあれば、そこを追いかけていきたい。もし関係性が薄れているのであれば、再構築に向けてトップセールスでも何でもしていきたい気持ちはある。やるべきことは、施策を維持することではなく、目的を達成すること。逆算してどういう手段を取るかこれから考えていきたい。

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