市長臨時記者会見(2025年2月19日)

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ページ番号1032633  更新日 令和7年2月28日

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日時

 2025年2月19日 午後1時15分~3時5分

場所

 豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

 2025年度当初予算について

質疑応答(要旨)

Q1 4月に市長選を控え、骨格予算を組むケースがあるが、フルスペックで予算を組んだ意図・気持ち・理由は。

A1 予算は、通常11月から1月までの3カ月をかけて内容の査定を行い、編成している。骨格予算の考えは、頭の中になかった。経常的な予算は、引き続き計上している。政策的な判断が必要な新規の施策に関しては、慎重に取り扱い、実施していくべきという内容には新規という冠を付けた。なお、新規事業については、事業費の大きなものについては、地方創生事業を含め、慎重に取り扱うこととした。その結果が今回の予算である。

 

Q2 演劇祭の予算が2,000万円近く減っている理由は。

A2 過去にも、市として多額の予算を使うべきではないと申し上げてきた。実行委員会には、多額の予算を補助するわけにはいかないので、自ら財源を捻出してほしいとお願いしてきた。2024年度は、実行委員会があてにされていた文化庁の補助金が、ほぼいただけないという状況となった。しかし、何とか手立てをされて、市もある程度補助して実施した。このような経緯を含めて、これ以上の援助はできないと言っていたので、今回その意を反映させた。急にではなく、徐々にである。その結果が今回の予算と思っていただけたらと思う。

 演劇祭の減額に関して、演劇祭をやらないとは言っていない。演劇祭が開催できるよう文化庁の以前とは違う補助金を申請するために、私が直接お願いに行って、補助金がもらえるように頑張っている。ただ、市の一般財源として4,000万円、5,000万円の規模で補助するのはおかしいと申し上げている。実行委員会がクラウドファンディング、メセナなどして集めるべきと考えている。

 

Q3 新規予算に関しては慎重に選んだということか。

A3 はい。私の思いを強く通すことはしなかった。

 

Q4 継続のような新規をするということか。

A4 市民のために、継続が必要な施策は継続・拡大をした。

 

Q5 市長の考えとしては、圧縮するのは、演劇祭よりも重要なものがあるという比較論なのか、演劇祭そのものに関してなのか。

A5 市民の直接的なニーズを実現するためには、予算を組まないといけない。どこで財源を捻出するのかというとき、いちイベントに、何年も何千万円もの金額を助成することはあり得ない。同じことを何年も続けていることを理由に、文化庁の補助金が切られたという事実もある。考え方としては間違っていなかったと思う。

 

Q6 地方創生のビジョンを見直したと言われたが、具体的にどこか。

A6 地方創生で定義されていた、継続して市民に直接影響がある、そしてその内容が良いと判断できていることは、継続とした。なお、同じことを同じようにしているだけのものについては、減額・取りやめにした部分はある。

 

Q7 取りやめたことはどれか。

A7 豊岡アートシーズンプログラムの中にサンタクロース会議がある。この事業の見直しを行った。事業そのものを廃止したものはない。一部分を取りやめた。他には、シェアハウスの改修補助費、多様性推進パンフレットの作成、TTI(一般社団法人豊岡観光イノベーション)の負担金を精査して減額、豊岡演劇祭の減額、サンタクロース会議を含む豊岡アートシーズンの事業精査などが挙げられる。

 

Q8 昨年の説明で、地方創生事業をしなければならないために、他の事業ができないと言われていたが、今年見直しをしたことによって、できたことはあるのか。

A8 1番はこども医療費無料化を拡大できたこと。地方創生事業の見直しだけでできたわけではないが、その影響は当然ある。また、次へ向けてのことでは、人材不足と言われている中で、日本語教育施設を造ることを挙げている。すぐにできることではないが、必要だと考えている。私がトリガーとなれば、他の人になっても続けてできると思う。

 

Q9 市長1期目最後の予算編成だが、どう満足しているか。

A9 こども医療費無料化の拡大ができたこと、将来に向けた人材を獲得するための第一歩を踏み出せたことは満足できたと考えている。残念だった面は、(現在の地方創生総合戦略の期間を1年延長したため、)次期地方創生を自分自身で組み立てることができなかったこと。来年度は、1年をかけて自分自身が必ずやるという強い思いでいる。

 

Q10 市民会館の長寿命化は、当初新年度予算で想定されていたが、老朽化調査というワンプロセスが加わったが、これによって改修完了時期・開館時期に影響は出るのか。

A10 昨年12月議会では、新築ではなく大規模改修を行う旨で予算を計上したが、その前に調査が必要という意見をいただいたので、その調査をする期間が必要となる。これによって、開館時期はどうしても後ずれする。ほぼ1年ずれることになる。

 

Q11 概ね1年後ろにずれる可能性があるということか。

A11 高い割合でそのようになると思う。2029年度中には大規模改修を終えて、リニューアルして開館を予定していた。今回の調査にどのくらい期間を要するか次第だが、ほぼ1年遅れる可能性はある。

 

Q12 豊岡病院の関係で、計画を見直してセンターを造るとあるが、そのためのお金は2025年度予算の中ではいくらなのか。通常の負担金に約2,400万円(主要事業概要ナンバー13参照)を足せばいいのか。一般会計の中でいくら負担しているのか。

A12 通常の負担金のほかに、今回の東新棟整備に関しては、来年度の見込みは約2,400万円となる。

 

Q13 こども医療費で今回拡充した分は、所得制限を設けた上での拡充だが、所得制限を設けないといけなかった理由は、財源を捻出できなかったからなのか。

A13 単純に言うとそういうことである。

 

Q14 拡充後は高校生の入院は0円。高校生の入院分を、小4から中3の所得制限なしに充当して、中学生まで所得制限なしにはできないのか。

A14 方法論としてはあるが、高校というレベルに何も措置がないことについて、強い要求がある。高校生も医療費無料化になっている自治体はたくさんある。その状況の中で、何もないことを批判される方がいる。なお、今回、入院費だけでも無料にしたのは、財源のことを考えると今はこうせざるを得なかった。

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