市長定例記者会見(2024年6月3日)

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ページ番号1030322  更新日 令和6年6月6日

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日時

 2024年6月3日 午後1時15分~午後1時55分

場所

 豊岡市役所 3階 庁議室

会見事項

  1. 少雪対策誘客促進事業「神鍋応援クーポン」の実施
    ~昨冬シーズンの神鍋高原のスキー場の現状報告と観光誘客への支援策~
  2. 豊岡市多様性推進アドバイザーの招聘および検討委員会の設置
    ~「多様性を受け入れ、支え合うリベラルなまち」を目指して~
  3. 「豊岡みらいチャレンジ塾2024」の実施
    ~みらいを変える!実践的なスキルを身につける女性のための人材育成プログラム~
  4. 市民津波避難アンケートの中間集計
  5. コウノトリ豊岡産業用地分譲募集概要

質疑応答

市民津波避難アンケートの中間集計

Q1 当日の対応に問題はないと聞いているが、市長は、今回の結果を見てどのような印象を持ち、どのような問題点があったと思うか。

A1 津波警報は、初めての経験だった。津波避難に関するマニュアルがあって、そのマニュアルに基づいて行動できればよかった。残念ながら整備できておらず、深く反省している。アンケートの結果で「避難指示が出ていなかったから避難しなかった」という回答が少しあった。全員に避難していただくためには、避難指示を出すことが必要だと感じた。一方で、これまでから自助、共助、公助ということを皆さんに言ってきた。そこを強調して伝えて、まずは自分で自分の身を守る行動をしてもらうことをお知らせしつつ、避難すべき人が避難してもらえるよう周知、啓発していきたい。

 

Q2 本来は避難しなくてもいい人が避難したと言われたが、アンケートのどこに書いてあるのか。

A2 今回の結果はあくまで単純集計である。細かい集計をしながら兵庫県立大学と調整している段階で、最終的にはそれを参考にしてほしい。

 

Q3 初めての経験で、マニュアルが整備できておらず反省していると言われたが、マニュアルを作っていなかったことを反省しているのか、何かの判断がなかったことを反省しているのか。

A3 マニュアルがなかったことを反省しているのではない。常にマニュアルが身近にあれば、その内容は職員が知っている状況になっていたと思う。庁内でも毎年防災訓練をしている。そこで津波避難に関する判断を高めることができていなかったことを反省している。平たく言うと、心構えが欠けている部分があった。

 

Q4 当時の判断として、呼び掛けは適切だったのか。

A4 適切だったと考えている。津波警報が出たので、避難を促す方法としての避難指示ももちろんある。良いか悪いかは別にして、そのことを意識しながら避難してくださいという放送を市として一所懸命に行っていた。

 

Q5 アンケートの中で、豊岡市でどれぐらいの人が動いたのか。香美町は1,000人を超えるぐらい、新温泉町は1,300人ぐらい。だいたい1,000人クラスの人が動いたと公表しているが、豊岡市は600人。アンケートを通じてある程度把握したいとのことだが、現状はどうなっているのか。

A5 避難したと回答している人が56.9%おられる。1,340件の回答の内56.9%なので、大まかな数字が出てくると思う。

 

Q6 市として、まだ概算の数字は出していないということか。

A6 はい。まだ算出していない。

 

Q7 アンケートは具体的にどういうことに生かしていくのか。

A7 津波は、日本海でも起こると聞きながらも、今の我々は経験したことがなかった。津波警報が出た時の対応は少し迷ったところもあった。アンケート結果から、沿岸地域の皆さんに、津波避難の内容を正確にどのような方法で知らせるべきか発見できると思っている。

 

Q8 マニュアルの話をされたが、地域防災計画に市長の権限で避難指示を出すとあったかと思うが、それを出すにあたっての対応のマニュアルなのか。

A8 津波警報が出た場合に具体的にどのように動くかという部分は明確にはなかった。地域防災計画では、市長が避難指示を出すという大まかな部分はあるが、具体的な部分は明確になっていない。風水害でも同じことだが、実施要綱に定めてあればよかった。その点を踏まえて反省して、今回の結論として、津波警報が出た際は、天気や時間に関係なく、情報が入り次第、避難指示を出すという結論に達した。

会見事項以外(新文化会館整備事業)

Q9 議会初日の方針を説明された中で、文化会館の今後を説明されていた。予算上では一時棚上げされていたが、今回の議会の中で予算を新たに組んで動かしていくスケジュールは立っているのか。

A9 入札不調が3回あった。世の中の状況が入札行為に対してどのような環境になっているのかを知る必要がある。それを踏まえ、材料単価等の標準価格をもとに、現状を十分に把握して積み上げた予定価格を作っていきたい。今の世の中に合う内容に近づけていきたい。その状況確認のためにサウンディングをする。

 

Q10 大まかなスケジュールは。いつ頃、どのようにしたいのか。

A10 極端な結果が出るかもしれないことも想定している。予算的に全く合わないことが起きた場合、今の計画を変更しないといけなくなるかもしれない。どう進めるのか、結果が出てからでないと判断できない。今年度中に入札の条件や概算の事業費などを含めて固めていく。したがって、着工の入札を今年度中に行えるかどうかは、今の時点では分からない。

 

Q11 極端な数字が出てくるかもしれないという中で、設計の変更もあり得ると受け止めたが、どうか。

A11 極端な結果というのは、そこに触れる部分だと思う。万が一そうなれば、設計の変更もあり得るかもしれない。

 

Q12 状況次第で、今の設計とは別の設計をすることもあるということか。

A12 はい。設計し直すことも予算がいるので、それが妥当なのかも十分考慮しないといけない。

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