ツキノワグマによる人身事故防止のための注意喚起

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ページ番号1001001  更新日 平成30年5月23日

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 全国でクマが人を襲う被害が相次いでおり、本年度、県内でもクマによる人身事故が発生しました。但馬地域では、10月の目撃情報件数が昨年度の約3倍程度(豊岡市では約3割減少)となっています。
 そこでクマによる人身事故防止のため、会わないための工夫、出会ったときの注意事項を紹介します。

1 クマの生態

  1. クマは人間の生活時間とずらし夜に行動していますが、夜明け前や夕暮れ時など薄暗い時間帯は注意が必要です。
  2. クマは季節により好物が変わります。春は植物を、夏は昆虫を、秋は木の実をたくさん食べます。柿や栗は大好物で、人家前の柿や栗の実を目的に出没することがあります。

2 クマをおびきよせないために

  1. 見通しの悪い場所の草刈りを行いクマが侵入しにくい環境を作りましょう。
  2. 庭先の柿や栗の実を早めに収穫することでクマの好物を取り除きましょう。

3 クマと出会わないために

  1. クマ鈴やラジオなど音の出るものを身に付けましょう。
  2. 集落で出没のあったところは早朝・夜間は特に注意し、なるべく近づかないようにしましょう。
  3. 山際のやぶなど見通しの悪いところは、クマが隠れている可能性があるので注意しましょう。

4 もしクマに出会ったら

  1. 遠くにクマがいる場合は、大声を出したり、走って逃げたりせず、落ち着いてその場を離れましょう。クマを刺激しないことが大切です。
  2. 近くにクマがいる場合は、クマに背を向けず、クマを見ながらゆっくり後退してください。「死んだふり」や「木に登って逃げる」は危険です。
  3. すぐ近くでクマに出会ってしまった場合は、急に動くとクマが驚いて攻撃する可能性があるため、クマが立ち去ってからその場を離れましょう。クマに襲われた場合は、頭や顔を守って大けがを避けましょう。
  4. 夜、家の柿の木にクマが登っている場合は外に出ないようにしましょう。クマがいなくなり明るくなってから柿の木のトタン巻きなどの防除を行ってください。クマが繰り返し出没する場合は、市町、豊岡農林水産振興事務所に相談してください。

5 最後に

 まずは、クマを集落に寄り付かせないように協力して防除を行いましょう。
 もし、クマと出会っても落ち着くことが大切です。クマを刺激しないようにしましょう。
 クマの目撃・痕跡情報は市に連絡してください。

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このページに関する問合せ

コウノトリ共生部 農林水産課 農業政策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1127 ファクス:0796-24-7801
問合せは専用フォームを利用してください。