「人工衛星画像を活用した漏水調査」を実施しています

　豊岡市では、水道管の漏水発見の新たな調査手法として「人工衛星画像を活用した漏水調査」を実施しています。

　この調査では、漏水調査の効率化や漏水箇所の早期発見を図るために実施するもので、兵庫県が県下各市町から参加者を募り、豊岡市を含めた25事業体が参加しています。

人工衛星画像を活用した漏水調査の概要

　従来の漏水調査は調査員が道路に埋設されている水道管の音を聴いて漏水箇所を特定しています。

　人工衛星画像を活用した調査は、人工衛星から地表へマイクロ波を射出し、水道水特有の反射波を独自アルゴリズムとしてAI（人工知能）で解析するもので、地中3m程度までの漏水を半径100mの範囲で抽出することができます。

　2024年度は、市内全域の管路約1,000キロメートルの調査を行います。