子育て相談Q&A よくある質問
チックが気になります
チックとは
「最近よく眼をパチパチとする」「鼻水も出ないのに、鼻をすするようにするのが気になる」などのようにチックはいろいろな形で出現します。「ビクビクしている場合に出やすい運動や動作などが、不安を感じたり、緊張したりしたときに、自分の意志と関係なく、反射的に繰り返し出現してしまう」といわれています。
どうしてチックがでるの
チックが出る子どもたちによくみられる姿に、「言いたいことが言えない」ことがあります。不安に思ったことや悲しいと感じたことなどを言葉でなくても、泣いたり駄々をこねたり、甘えたりして出すことは、子どもたちの心の育ちにはとても大切なことなのです。それが自分からはなかなか出せなくて、ときにはチックという形で出していることが考えられます。
チックが出ているときは、どのようにかかわればいいの
言いたいことが言いにくい子どもに、急に「何でも言っていいのよ」「もっと言いたいことを言いなさい」と大人の感覚で求めるとかえって逆効果です。
また、子ども自身の思いとは無意識のうちに出現するのがチックですから、「ホラまたしてる」「だめって言ったでしょう」と注意したり叱ってもすぐに治るものではありません。むしろ本人は気にしていなかったのに、大人に何度も言われることで、かえって気にするようになり長引くことになりかねません。
チックかなと思ったときは、チックについては指摘せず、まずは子どものまわりで大きな出来事や変化がなかったかどうかを振り返ってみましょう。そのことでとまどっていることも考えられます。時には大人が思いつかないことで、本人にとって不安に感じる状態が続いていたこともあります。どちらにしても、今までよりは子どもとの関わりに配慮は必要になります。抱っこや膝に乗せる回数を増やすなどの具体的なスキンシップを通常より増やすだけで子どもたちは安心を感じるようですよ。
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