株式会社オークから小学校へ寄付をいただきました

　株式会社オークは、長年にわたり豊岡市内の小中学校に対し、楽器や一輪車など子どもたちのための備品の寄付を継続されており、その累計寄付金額は約1,600万円になります。

　2023年3月28日、株式会社オークからの2022年1月から2023年3月までの寄付について、贈呈式を行いました。

　贈呈式では、株式会社オーク代表取締役 樫本孝彦さんが「金管バンドクラブの活動というのは、文科省の教育課程の中にあるわけではないから、楽器費用を捻出するのは難しいという声を学校から聞いた。会社として、少しでも力になれたらと思い、全小学校への寄付を続けてきた」と語られました。

　市長は「子どもたちへの思いを寄付という形でご支援いただいたことに感謝します。子どもたちもまた、活用させていただくことで思いに応えてくれると思います」と話しました。

　嶋教育長は「以前に樫本社長が、横断歩道を渡り終えた子どもたちが、車に向かって一礼するのを見て、気持ちが温かくなったとおっしゃっていた。このように、子どもから元気をもらい、代わりに子どもたちに思いを返していく。このような関係を築いていただけたことに感謝しています」と述べました。

　市内の小学校を代表して出席した鳥居校長（豊岡小学校）は「寄付をいただけるという話を職員に報告したら、歓声があがった。高額な寄付ということだけでなく、職員は、子どもを大切に思ってくれている、見守っていてくれるという気持ちがとても嬉しいと感じている。どの小学校も、子どもたちのためになるものを、と一生懸命選ばせていただいた」とお礼を述べました。

　寄付いただきました物品は、学校教育推進のために大切に活用させていただきます。ありがとうございました。