市長定例記者会見（2021年10月1日）

日時

　2021年10月1日　午後1時15分～午後1時45分

場所

　豊岡市役所　3階　庁議室

会見事項

1.  豊岡市多文化共生推進プランの策定
   ～多様性を受け入れ、支え合うリベラルな気風が満ちている～
2. 2021年度「平成16年台風23号メモリアル事業」の実施
   ～過去の水害を振り返り、教訓を次世代につなげる～
3. 切り絵画家 久保修 画業50周年記念展覧会「切り絵の散歩道」の開催
4. 新型コロナウイルスワクチン接種事業の進捗・対応状況等

• (資料1)　豊岡市多文化共生推進プランの策定 （PDF 936.1KB）
• (資料2-1)　平成16年台風23号メモリアル事業 （PDF 467.9KB）
• (資料2-2)　平成16年度台風23号メモリアル事業(防災学習会チラシ) （PDF 1.8MB）
• (資料3)　切り絵画家・久保修画業50周年記念展覧会 （PDF 347.9KB）
• (資料4)　新型コロナウイルスワクチン接種事業進捗・対応状況等 （PDF 198.6KB）

質疑応答（発言要旨）

豊岡市多文化共生推進プランの策定

Q1 指標設定の中で、外国籍市民の定住率を5年に設定した理由は。

A1 このプランの計画期間が5年なので、プラン期間に合わせて設定した。基準値の40.5％については、2016年3月末時点の外国籍市民の総数の内、2021年3月末時点で引き続き市内に居住している人の割合である。プランが終了する5年後には2021年3月と2026年3月を比較し、定住率を計算する予定にしている。

Q2 具体的な取り組みの中で、市役所書類の多言語化があげられているが、どれくらい多言語化するのか。

A2 外国人が転入されたらリビングガイドを渡している。リビングガイドは英語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、タガログ語、ベトナム語、タイ語、やさしい日本語の7言語で作成している。どれくらい多言語化するについては、今の外国人の人数に合わせて検討し、作っていきたいと考えている。外国語だけでなく、やさしい日本語も多言語化の一つとして利用していきたいと考えている。

Q3 市内在住の外国人の内、韓国、朝鮮出身の方は4番目に多いが、先ほどの多言語化には入っていないが。

A3 韓国、朝鮮の方は、特別永住者が多いので、多言語化していない。

新型コロナウイルスワクチン接種事業の進捗・対応状況等

Q4 妊婦や高校3年生を対象にした優先枠の予約が少ない。妊婦はいろいろな理由で接種を受けない人がいると思われるが、高校3年生はどういう理由なのか。

A4 これから接種を受けられるので、終わってみないと分析できない。ただ、10月2日、3日に限って、それも時間枠を限って優先枠を設けたので、9月20日の一斉申し込みの時に、おそらく違う枠を予約されたのではないかと考えている。実際に9月中の集団接種において会場で高校3年生が受けているのを確認している。

Q5 ワクチン接種は11月末に完了できるのか。

A5 11月末完了はもっと当初から計画していた。途中、ワクチン供給の不足が生じ不安になったが、現在のモデルナの供給状況を見ると、計算上は11月末で終わる予定である。

Q6 近隣の香美町や新温泉町などと比較すると若干、ワクチン接種の進捗が遅いように感じるが、どのような影響か。

A6 市内の若い方が周辺市町の同年代の方から「自分の町ではワクチン接種が終わった」という話を聞いて、「豊岡はどうなっているのか」とよく聞かれた。しかし、香美町などと人口規模や1回にできる接種可能人数を比べると、豊岡はどうしても遅れ気味になる。この実態は仕方がない。その内容を説明すると、納得していただけることが何度かあった。人口のボリュームの違いも踏まえて、きっちりやっていくことができてないならば問題があるが、今のところはできている状況にあるので、計画通り11月末には2回目接種が終えられると考えている。

Q7 市としては問題なく、計画通り進んでいるということか。

A7 現状では、そのように考えている。