豊岡市森林・林業ビジョン

豊岡市森林・林業ビジョンを策定しました

　市では、持続可能な力強い林業、そして森林の持つ多面的機能の向上に取り組むことを目指し、森林・林業に関する専門家と事業者で構成する委員会を立ち上げ、将来に向けた方針をまとめるための検討を重ねてきました。

　そしてこの度、多くの議論を経て、2023年2月に「豊岡市森林・林業ビジョン」を策定しました。

豊岡市森林・林業ビジョンの概要

目指す「将来のすがた」

　野生復帰を進めるコウノトリをシンボルに、自然を守り豊かな環境を次世代へつなぐため、市民の暮らしにつながる豊かな森林や、地域の森林資源が持続的に活用される循環経済としての林業の実現を目指す。

「将来のすがた」の実現に向けた「四つの柱」

1. 森林特性や地域特性に応じた森林整備を推進する（主に市内林業事業体）
2. 森林にふれる人（事業体等）の確保と育成を進める
3. 森林特性に応じた木材の利用に取り組む（主に木材加工業者、建築業者等）
4. 人と森林のつながりを感じる事業を推進する（市民への協働と参画の啓発）

対象

　豊岡市の全ての森林とする。そのために、林業事業体をはじめとした市の森林・林業およびその促進に関わる全ての関係者（木材加工業者、建築業者および行政機関等）を含め、全市民で取り組む。

期間

　2023年度～2032年度（10年間）