豊岡市農業ビジョン
2015年農林業センサスによると、豊岡市の農業経営者の年代構成は70歳代が約41%を占め、60歳代まで含めると約77%となっています。高齢化が顕著であり、このままでは、10年後には豊岡の農業を支える人材が圧倒的に不足し、衰退の恐れがあります。そのため、市では「豊岡市農業ビジョン策定検討委員会」を設置し、豊岡の農業の将来ビジョンを検討してきました。
委員会は13人で構成し、学識経験者、農業者、関係機関など各分野の方々からのさまざまな意見を受け、2020年3月に「豊岡市農業ビジョン」を策定しました。
豊岡農業の将来ビジョン
豊岡農業の現状や特徴、取り巻く動向、また、これまでの「コウノトリとの共生社会」への挑戦を踏まえて、豊岡農業の将来ビジョンを以下のように設定します。
豊岡市は、豊岡というローカルに深く根ざしながら、世界で輝き、「小さくてもいいのだ」という堂々たる態度のまちを創ることをめざしています。
そんなまちで、『環境』『経済』『社会』をより良くし、持続可能で幸せを感じる社会の実現に貢献する農業のあり方を“豊岡グッドローカル農業”と称し、これを農業に関わる人全てにとっての共通哲学として、広げていきます。
上の図は、コウノトリ野生復帰のシンボルのひとつである人工巣塔をイメージしています。コウノトリのひなが巣の中で育ち、周辺環境の中で成長し、巣を飛び立って世界へ「幸せ」を運んでいくように、“豊岡グッドローカル農業”を育て、市内に、そして全国や世界に大きく広げていきます。
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このページに関する問合せ
コウノトリ共生部 農林水産課 農業政策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1127 ファクス:0796-24-8101
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