2025年度 市民総参加訓練を実施しました(8月31日)

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ページ番号1034841  更新日 令和7年12月10日

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2025年度市民総参加訓練

 2025年8月31日(日曜日)に、地震・津波災害に備えて、市民総参加による防災訓練を実施しました。

訓練内容

  1. 事前対策訓練
    家屋の耐震化、家具の転倒防止対策、防災リュック(非常時持出袋)の準備、電気ブレーカーの落とし方確認、いっとき避難場所確認など。
  2. 安全確保行動訓練(地震発生直後に自らの身を守る)
    • 屋内
      体を低くし、頭を守り、揺れが治まるまで動かない(シェイクアウト行動)
    • 屋外
      鞄などで頭を守り、建物、ブロック塀、自動販売機などから離れる。
       
  3. 火災防止対策訓練
    電気ブレーカーを落とし、ガスの元栓を閉める。
  4. 安否確認訓練
    「いっとき避難場所」に集まり、隣保単位などでの安否確認を行う。
  5. 津波避難訓練および津波避難施設の鍵解錠訓練
    津波避難場所への避難・安否確認、屋内津波避難施設の鍵解錠訓練を実施(津波避難対象地区のみ実施)

 当日は、240区が参加し(参加率66.9パーセント)、訓練参加者数(安否確認者数)は24,098人でした。

 市では、防災意識の高い地域づくりに向けた取組みを推進していくため、成人男性のみでなく、将来の地域防災の担い手である小中学生の参加、また女性の視点を地域防災に取り入れてもらうため、女性の積極的な参加を呼び掛けています。今回の市民総参加訓練では、小中学生1,251人、女性9,947人の参加がありました。

 また、市民総参加訓練を活用して、各地区や地域コミュニティ組織で特色ある訓練が実施されました。
 訓練の一部を下部のとおり紹介します。

地域の独自訓練(地震)

駅前区(豊岡地域)

  1. 訓練放送に従い「いっとき避難場所」に集合し、避難状況を確認(自宅待機者の把握)。
    避難者に対し、地震発生時の注意事項の確認を実施。
  2. 組長と自警団員で、避難行動要支援者と自宅待機者の確認・救助を実施。
写真:駅前区 訓練の様子1
駅前区訓練風景
写真:駅前区 訓練の様子2
駅前区訓練風景

国分寺区(日高地域)

兵庫県防災士会豊岡ブロックより防災士5人を招き、災害図上訓練を実施。

  1. 防災地図の作成
  2. 地震発生時の課題抽出
  3. 意見交換・発表
写真:国分寺区 訓練の様子1
訓練内容説明
写真:国分寺区 訓練の様子2
防災地図の作成をし、地震発生時の課題の抽出を行った
写真:国分寺区 訓練の様子3
意見交換・発表

東構区(日高地域)

SNSツールを活用した避難状況報告・安否確認訓練

  1. LINE WORKS(ラインワークス)を使用し、各組による避難状況報告と、区内全世帯の安否確認を実施。
    [LINE WORKSには、区内224世帯中201世帯が加入済み(加入率90パーセント)]
  2. 未加入世帯には、直接安否確認を実施。

栄町区・大開東区・小田井区・江野区(豊岡地域) 石井区・太田区(日高地域)、鍛冶屋区(出石地域)

玄関などへの旗・タオル掲示による安否確認訓練

  1. 地震発生時の迅速な安否確認や救助に役立つように、各戸の玄関先などに旗やタオルを掲げて「無事」を知らせる合図を送る訓練を実施。
  2. 各世帯で安全確保行動をとった後、玄関先に旗やタオルを掲げ、区の役員などが掲示状況の確認を行い、掲示のない世帯には戸別に訪問し安否確認を実施。

地域の独自訓練(津波)

上町区・中町区・東町区・馬場町区・下町区(竹野地区) 小島区・瀬戸区・津居山区・気比区(港地区)

屋内津波避難施設の鍵解錠訓練

 津波避難指示発令時に、市民のだれもが迅速にダイヤル付地震感知式鍵保管庫と屋内津波避難施設を解錠して、屋内津波避難施設に避難できるようにすることを目的に実施し、371人の参加がありました。

  1. ダイヤル付地震感知式鍵保管庫の解錠方法説明を聞く
  2. 屋内津波避難施設の鍵解錠実演
写真:竹野学園(前期課程) 訓練の様子
竹野学園(前期課程)での訓練
写真:港小学校 訓練の様子
港小学校での訓練
写真:港中学校 訓練の様子
港中学校での訓練

地域の独自訓練(その他)

市民総参加訓練をきっかけとして、地域独自の訓練に取り組みましょう

取組内容

  • あらかじめ決めた、いっとき避難場所へ集まり、安否確認
  • 防災倉庫の防災機材・備品類の点検
  • タイムテーブルに沿って、自主防災会の役割分担の確認
  • 非常持ち出し品の説明
  • 隣保長による安否確認
  • 災害時連絡網による安否確認
  • LINEやメール・ショートメールなどを活用しての安否確認
  • 安全な避難経路の確認
  • 避難行動要支援者の避難誘導、支援者による声掛け
  • 区役員および隣保長による要配慮者宅訪問(自宅の安全確認など)
  • サイン確認訓練(ハンカチやタオルを自宅に掲示による安否や避難状況の確認)
  • 担架を使用した避難誘導訓練
  • 土のうの作成訓練、土のうの保管作業
  • 消火栓の点検、放水訓練、消火訓練

 市では、2015年度から8月の最終日曜日を「市民総参加訓練日」と位置づけ、豊岡市内の359区に訓練参加を呼び掛けています。

 「みんなの力で命と暮らしを守る」私たちのまちの防災の合言葉です。
 いざというとき、自分の命は自分で守る(自助)、という気構えと準備、そして家族、隣近所、地域での連携と助け合い(共助)をお願いします。

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危機管理部 危機管理課 危機管理係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-5932
問合せは専用フォームを利用してください。