2023年度 市民総参加訓練を実施しました(8月27日)
市民総参加訓練
2023年8月27日(日曜日)に、地震災害に備えて、市民総参加による、家屋の耐震化・家具の転倒防止対策などの「事前対策確認訓練」、地震発生後の「安全確保行動訓練」および「安否確認訓練」を実施しました。
当日は、289区が参加し、参加率は80.5%、訓練参加者数(安否確認者数)は29,835人でした。
豊岡市では、防災意識の高い災害に強い地域づくりに向けた取組みをより一層推進していくため、成人男性のみでなく、将来の地域防災の担い手である小中学生の参加、また女性の視点を地域防災に取り入れてもらうため、女性の積極的な参加を呼び掛けています。
今回の市民総参加訓練では小中学生2,586人、女性12,561人の参加がありました。
市民総参加訓練の機会を活用して、各地区や地域コミュニティ組織で特色ある訓練が実施しました。
その一部を紹介します。
地域の独自訓練
戸牧南区(豊岡地域)
区在住の防災士の協力のもと、避難した世帯毎に点呼・安否確認を行い、安否確認タオル掲示の確認、在宅待機者・災害時要援護者への個別訪問を実施しました。





大開東・栄町・香住区(豊岡地域)、簸磯町内会(城崎地域)、浅倉区(日高地域)、安良区(出石地域)、如布・口藤区(但東地域)
地震発生時の迅速な安否確認や救助に役立つように、各戸の玄関先に旗やタオルを掲げて「無事」を知らせる合図を送る訓練を実施しました。
各世帯で安全確保行動をとった後、玄関先に旗やタオルを掲げ、その後区の役員などが掲示状況の確認を行い、掲示のない世帯には戸別に訪問し安否確認を行いました。
上山住宅町内会(城崎地域)、宵田区(日高地域)、魚屋区(出石地域)
【SNSを活用した状況伝達・安否確認訓練】
・避難集合場所への移動中に周辺状況を撮影し、防災LINEグループで被害状況を共有
・防災LINEグループにて安否確認の連絡を行い、返信のない世帯は戸別連絡し安否を確認する
実施された独自訓練(紹介)
市民総参加訓練をきっかけとして、地域独自の訓練に取り組みましょう
取組み内容
- 予め決めた、いっとき避難場所へ集まり、安否確認
- 防災倉庫の防災機材・備品類の点検
- タイムテーブルに沿って、自主防災会の役割分担の確認
- 非常持ち出し品の説明
- 隣保長による安否確認
- 災害時連絡網による安否確認
- ラインやメール・ショートメールなどを活用しての安否確認
- 安全な避難経路の確認
- 要援護者の避難誘導
- 要援護者の支援者による声掛け
- 区役員および隣保長による要援護者宅訪問(自宅の安全確認など)
- サイン確認訓練(ハンカチやタオルを自宅に掲示による安否や避難状況の確認)
- 担架を使用した避難誘導訓練
- 土のうの作成訓練、土のうの保管作業
- 消火栓の点検、放水訓練、消火訓練
豊岡市では、2015年度から8月の最終日曜日を「市民総参加訓練日」と位置づけ、豊岡市内の359区に訓練参加を呼び掛けています。
「みんなの力で命と暮らしを守る」私たちのまちの防災の合言葉です。
いざというとき、自分の命は自分で守る(自助)、という気構えと準備、そして家族、隣近所、地域での連携と助け合い(共助)をお願いします。
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このページに関する問合せ
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