2020年度 市民総参加訓練を実施しました

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ページ番号1012167  更新日 令和4年12月15日

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市民総参加訓練

 2020年8月30日(日曜日)に、風水害を想定した市民総参加訓練を実施しました。
 大型で強い台風が接近しているという想定で、防災行政無線を合図に予め区で決めた避難場所、安全な自宅の2階以上や親戚・知人宅などへ避難を行いました。
 当日は、277区、31,168人が参加し、参加率は77.2%でした(2020年9月8日現在)。

 また、一斉訓練の機会を活用して、各地区や地域コミュニティ組織で特色ある訓練が実施されました。
 その一部を紹介します。

地域の独自訓練

桜・清流の郷きよたき(コミニュティ)

 新型コロナウイルス感染防止対策として避難所で使用するダンボール製パーティションの組み立て方や段ボールベッドの使用法の説明を受けた後、各区に分かれて風水害時における危険箇所(土砂崩れや河川氾濫など)の確認を行い、防災マップへ記入しました。
 訓練の最後には、清滝地区全体で危険個所などの情報共有を図るため、各区ごとに発表を行いました。

参加者の感想

  • 今回の防災訓練で情報が共有できたので、区内の住民の方にも情報提供して安全に暮らせるようにしていけたらと思います。
  • 大きな図面を使って、具体的にここが危ないということが分かった。
  • 少しでも防災知識をみんなで話し合いながらしていくのはいいことと思います。
  • 防災マップをみんなで確認し、水害時の避難は自宅2階とすることを決めた。ただし、土砂災害の危険がある場合は土砂災害のおそれのない公民館へ避難する。
  • 避難場所は地区コミニティセンターとなっているが、避難経路等を考えると、安全と思われるご近所宅または自宅の2階とする。
  • 川が増水した場合は、橋を渡れなくなる。その場合は、避難先を分散する。
  • 土石流の影響については集落には影響はないと確認できた。

 

写真:桜・清流の郷きよたき 訓練の様子1
段ボール製パーティションの実演(清滝地区コミュニティセンター)
写真:桜・清流の郷きよたき 訓練の様子2
各区に分かれて危険箇所などを防災マップへ記入する様子
写真:桜・清流の郷きよたき 訓練の様子3
危険箇所の発表

福田区(豊岡地域)

 今年度は「ご自宅の危険度を知り、避難行動を考えましょう!!」をテーマに、いざという時にとるべき行動がより良い避難行動につながるよう訓練が実施されました。
 当日は、防災マップを見ながらグループごとに町歩きを行い、自宅周辺および避難経路等を中心に危険な箇所を確認しました。
 また、訓練に先立ち、一人一人が自宅および自宅周辺の危険度(浸水・土砂災害)や水害時の避難行動を確認・認識してもらうため、区民へのアンケート調査も行われました。アンケートの結果は、今後の区の防災活動にも活用されます。

 

写真:福田区の訓練の様子
5グループに分かれ、防災マップを見ながら町歩きを行う様子

林区(竹野地域)

 市民総参加訓練には、小中学生10人を含む75人が参加し、市民総参加訓練後は、地元消防団の指導の下、放水訓練を実施しました。

写真:林区訓練の様子
地元消防団の指導による放水訓練

谷山区(出石地域)

 災害時要援護者の避難を想定して、車いすを使った搬送訓練、竹2本と毛布を使った簡易担架作りを体験しました。訓練では、高校生も参加し協力してくれました。
 最後には、炊き出し訓練で作った非常食アルファ化米が参加者全員に振舞われました。

写真:谷山区 簡易担架体験の様子
作成した簡易担架を高校生が体験する様子
写真:谷山区 車いすを使用した搬送訓練の様子
車いすを使用した搬送訓練

山宮区(日高地域)

 地区内の広場に集合し、消防署の職員からAEDの使用法について講習を受けました。
 訓練で使用したAEDは、豊岡市自主防災組織等資機材整備事業補助金を活用し購入されました。

写真:山宮区 AEDによる救急救命訓練の様子
豊岡消防署日高分署の指導を受け、AEDによる救急救命訓練を行う消防団員

実施された独自訓練(紹介)

市民総参加訓練をきっかけとして、地域独自の訓練に取り組みましょう!!

取組み内容

  • 防災倉庫の防災機材・備品類の点検。非常用テントの組み立て。災害用無線応答確認
  • タイムテーブルに沿って、自主防災会の役割分担の確認
  • 水害に対する避難と非常持ち出し品の説明
  • 隣保長による安否確認
  • 災害時連絡網による安否確認
  • ラインやメール・ショートメールなどを活用しての安否確認
  • 安全な避難経路の確認
  • 要援護者の避難誘導(中学生も支援者役として協力)
  • 要援護者の支援者による声掛け。要援護者台帳の作成
  • 区役員および隣保長による要援護者宅訪問(自宅の安全確認等)
  • 垂直避難が困難な要援護者へ聞き取りのよる避難状況確認、状況調査
  • サイン確認訓練(ハンカチやタオルを自宅に掲示による安否や避難状況の確認)
  • 机上訓練(マイ避難カード作成)
  • 担架を使用した避難誘導訓練
  • 土のうの作成訓練。土のうの保管作業
  • 消火栓の点検。放水訓練。消火訓練(女性の会参加)

 

 豊岡市では、2015年度から8月の最終日曜日を「市民総参加訓練日」と位置づけ、豊岡市内の360区に訓練参加を呼び掛けています。

 「みんなの力で命と暮らしを守る」私たちのまちの防災の合言葉です。
 いざというとき、自分の命は自分で守る(自助)、という気構えと準備、そして家族、隣近所、地域での連携と助け合い(共助)を、お願いします。

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