令和2年度森林環境譲与税の使途公表
森林環境譲与税は、適正な使途に用いられることが担保されるように、市町村等は、インターネットの利用等により使途を公表しなければならないこととされています。
森林環境税および森林環境譲与税に関する法律(抄)
第34条3項 市町村および都道府県の長は、地方自治法第233条第3項の規定により決算を議会の認定に付したときは、遅滞なく、森林環境譲与税の使途に関する事項について、インターネットの利用その他適切な方法により公表しなければならない。
森林環境譲与税交付額
令和2(2020)年度 63,116千円
森林環境税および森林環境譲与税について
温室効果ガス排出削減目標の達成や災害防止等を図るため、森林整備等に必要な地方財源を安定的に確保する観点から、平成31(2019)年4月に森林環境税および森林環境譲与税が創設されました。
森林環境税は、令和6(2024)年度から個人住民税に上乗せして1人当り 1,000円が徴収されます。
森林環境譲与税は、森林環境税を財源に私有林の面積や林業就業者数などに応じて市町村に配分され、放置された森林の整備やそのための人材育成、木材利用の促進などの費用に充てられます。
森林環境譲与税の活用について
豊岡市は、持続可能な力強い林業を目指す中・長期的な目標設定と、その実現に向けた行動計画を戦略としてまとめるため、森林環境譲与税を活用し、新たな森林経営管理の方針策定とその実行に取り組みます。
令和2(2020)年度は、市内の森林の基礎情報を整理し、森林整備の重要度の評価を行いました。また、間伐未利用材をバイオマス燃料として活用するために必要な機械設備等の導入支援も行い、木材利用の促進につなげています。
令和2(2020)年度森林環境譲与税の活用実績は次のとおりです。
区分 |
事業名 |
内容 |
事業費 (千円) |
---|---|---|---|
委託料 |
市森林整備重要度評価業務 | 豊岡市内の森林の基礎情報(傾斜やハザードマップデータ等)の収集および整理をした上で、森林整備の重要度の評価を行い、地図上に示して可視化 |
2,420 |
補助金 |
バイオマス利活用設備等整備事業 |
木質バイオマス供給に必要な設備整備として、林業事業体が導入した林業機械等導入経費へ補助
|
33,959 |
基金 |
― |
森林環境基金への積み立て |
26,737 |
計 |
63,116 |
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コウノトリ共生部 農林水産課 林務・水産係
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