「不用品を買い取ります」訪問購入のトラブル
市広報2024年1月号(12月25日号)から
購入業者が自宅に来て物品を買い取る「訪問購入」に関する相談が寄せられており、ルールを守らない購入業者によるトラブルが増えています。
事例
「何か不要な物はありませんか。お皿1枚でも買い取らせてもらって、困っている人の役に立てます」と女性から電話があり、来訪を承諾した。不要な皿を準備していると、購入業者の男性2人が来て皿の写真を撮り「本部に送るので待ってください」と言われた。怪しいので皿の引渡しを断ったが「電話してから来たのになぜ断るのか」と言って、なかなか帰ってくれず怖かった。(60歳代 女性)
アドバイス
「訪問購入」は、消費者を保護するためのルールや制度が法律で定められています。消費者から勧誘の要請がないのに突然訪問して勧誘することや、消費者が断った場合に居座ったり、再勧誘をすることは禁止されています。
購入業者は来訪の承諾を得るために、女性や若い男性を使ってソフトな口調で電話をかけて消費者の警戒心を和らげ「何でもよいから不用品はないか」と心理的ハードルを下げて接触してきます。また、信頼を得るために「市も推奨している」と虚偽の説明をしたり「被災地支援のため」「海外支援のため」と親切心に付け込むケースも見られます。不要な勧誘はきっぱり断り、安易に訪問を承諾しないようにしましょう。
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