2022年度の消費者相談状況

市広報2023年5月号(4月25日号)から

　2022年4月からの一年間に豊岡市消費生活センターに寄せられた相談は、691件でした。
2021年度と比べて91件増加し、過去最高の件数でした。

相談内容で多かったもの

　分類別で一番多かったのは、架空請求メールなど商品一般に関する相談で99件です。二番目に多かった
のがフリーローン、サラ金など金融・保険サービスについてで68件、次いで、保健衛生品、教養・娯楽で
59件、ありました。

「自分のこと」として注意を

　市役所の職員をかたり「介護保険料の還付があります」と電話を架ける還付金詐欺の被害が発生して
います。「私は大丈夫」と油断せず、ご家庭の電話を留守番電話に設定し、相手を確認してから電話に
出てください。

18、19歳は特に注意を

　2022年4月1日から改正民法が施行され、成年年齢が18歳に引き下げられました。本市では、2022年度中
に18歳と19歳の相談が7件ありました。成年の契約には未成年者取消権を行使できませんので、特に注意が
必要です。よく考えてから契約しましょう。

SNS関連の取引等に注意を

　全国の消費生活センター等に寄せられる相談をみると、SNS関連の相談が増えています。SNSの広告
やメッセージからサプリの定期購入や転売ビジネス、出会い系サイトなどに進み、トラブルになる事例が
多数起きています。少しでも疑問に思ったらすぐに契約せず、家族や周囲の人に相談しましょう。

問合せ

《豊岡市消費生活センター》

• 相談受付　月曜日～金曜日（祝日・年末年始を除く）　午前9時～午後4時
• 相談場所　生活環境課内
• 電話相談　21－9001