2020年度 エコなええことやってみよう!

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ページ番号1017625  更新日 令和4年10月26日

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第5回 レジ袋の有料化(2020年7月号)

 7月から、全小売店でプラスチック製レジ袋の有料化が始まります。目的は、国民にプラスチックごみを削減する気持ちを高めてもらうこと。「店側が利益を得たい」わけではありません。多くのプラスチック製品の原料は、遠い国から輸入する化石資源。運搬・製造・焼却、あらゆる場面でCO2(二酸化炭素)を排出します。レジ袋の大量消費は、資源の浪費だけでなく地球温暖化にもつながる問題なのです。また、路上で見かけるプラスチックごみは川から海へと流れ、最後はマイクロプラスチックに。家庭の食卓に並ぶ魚介類の体内にも蓄積されます。日本は大量消費社会。レジ袋については大型スーパーだけでも一人当たり年間300枚消費しています。この数字は世界第2位で、ドイツの約10倍も使っているそうです。日本の対策や国民意識は、提供禁止の流れが加速する世界とはまだまだ差があります。まずは、お気に入りのマイバッグを。環境と財布にやさしいお買い物にしましょう。

第6回 Withコロナとエコな暮し(2020年10月号)

 コロナによる世界的な経済活動の停滞によって、大気汚染が改善され、インドでは数十年ぶりに街中からヒマラヤ山脈が見えたと報道がありました。人間の活動が自然環境と深く結びついていることがよく分かります。
 テレワークや自粛により家で過ごす時間が増えたことは、身近な人や物と向き合い、自分にとっての「豊かさ」を考えるきっかけになりました。家の中の物を整理し、不要な物を仕分けしてごみに出された方も多いでしょう。ここで大切なのが、使ってくれる人に譲る(販売する)という選択。実は、生産時のエネルギーや焼却する時の環境負荷も減らす「リユース(再利用)」という「エコな行動」なのです。
 今は、不用品を買い取ってくれる店舗や機会も増えつつあります。使い捨てではなく、長く使えるものを選び、ごみに出す以外の選択肢を意識する。この機会にできることから、環境にも人にも優しい「エコな暮らし」を始めてみませんか。

第7回 新年、SDGsなお買い物を(2021年1月号)

 最近よく耳にする「SDGs」。”誰一人取り残さない社会”を目指し国連が設定した目標で、日本でもオリンピックや企業の取組みにより認知が広まってきました。SDGsというと「難しいもの」という印象ですが、日々の買い物時にその商品の背景を知り選ぶ事など誰もが簡単に取り組めるSDGsがあります。例えば洋服。使用される一般的なコットンは、世界の耕作面積の2・5%で栽培されていますが、世界で使用する農薬の約20%が散布されるといわれ、土壌の劣化要因にもなっています。一方「オーガニックコットン」は、農薬を3年以上不使用の畑で有機肥料の使用等を徹底しており、土壌劣化を約3割、地球温暖化への影響を約5割抑制できると言われています。また、企業の取組みを調べ、SDGsを意識した企業の、応援したくなる製品を選択するのもひとつです。
 何を買うかの選択は「投票」とも言える大切な行動です。明るい未来につながる買い物に取り組みましょう。
 注:SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称です。

【参考】
 『 はじめてのエシカル人、自然、未来にやさしい暮らし方』末吉里花
 『買い物は投票なんだEARTHおじさんが教えてくれたこと』藤原ひろのぶ

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