小坂・新田地区で避難行動確認のための「タイムライン研修」を実施しました

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ページ番号1023187  更新日 令和4年7月28日

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 6月18日(土曜日)に小坂地区、19日(日曜日)に新田地区で、タイムライン研修を実施しました。

 両地区とも、地区内各区、自主防災組織、民生委員・児童委員、社会福祉協議会、消防団などから参加され、さまざまな意見が出ました。

タイムライン研修とは

 タイムライン研修とは、さまざまな状況下で、地域において「いつ」「誰が」「何をする」ということをあらかじめ決めておくために行われるものです。

 この研修を通して、地域で避難を促す支援者となる者同士が、顔の見える関係を作るとともに、地域で避難行動を行う際の関係者のタイムライン(動きや流れ)について、今後地域で検討するにあたってのたたき台(試行版)を作成することを目的としています。

研修の様子

 研修は、それぞれのグループに地区内の区・自主防災組織・民生委員・児童委員・社会福祉協議会・消防団等の代表者および市の職員が入り、進められました。

小坂地区
小坂地区での様子
新田地区
新田地区での様子

 今回は、台風が接近しているという想定で研修を行いました。

 まずは、各班で防災マップを確認し、実際暮らしている中で危険と思う箇所・過去被害があった場所などの意見を出し合いました。
 皆さんそれぞれの経験や、感じていることなど、さまざまな内容を共有します。

小坂地区2
防災マップを確認し、意見を出し合います

 次に、実際災害が迫っていることを想定し「警戒レベル3 高齢者等避難」「警戒レベル4 避難指示」の発令時等のタイミングで、自らがどのような行動をとるかを付箋に書き出し、マイタイムラインを作成します。

 その後、書き出した内容をそれぞれ発表し共有します。共有した内容は、大きな模造紙に張り出し、地域版のタイムラインを作成していきます。

 作成された地域版タイムラインに張り出された内容は、次のとおりです。

「警戒レベル3 高齢者等避難」

  • 雨、河川、台風の進路等の情報を収集する
  • 地域内で支援が必要な方への声掛けを行う
  • 避難路、危険個所の確認

 「警戒レベル4 避難指示」

  • 区民の安否確認、避難状況の確認
  • 地区住民の避難誘導支援
  • 通行止め等報告

地域版タイムライン

 地域版のタイムラインを作成したことで、これまで、地域の中でもなかなか知る機会の少なかった、それぞれの行動を知ることが出来ました。

参加者の感想

  • 各地区役員同士で防災について話し合うことができてよかった。
  • 問題意識を持つことができた。
  • 大きな災害が増えている中で、改めて防災力強化の必要性を考えさせられた。
  • 継続して研修を行うことが必要だと感じた。
  • 区民全員にどう認識してもらうかが課題。

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