2020年度 防災訓練の事例(区・地域・福祉施設)
各地域で取り組まれた防災訓練を紹介します。
8月30日(日曜日)の市民総参加訓練に合わせて、各区(町内会)・地域や福祉施設で独自に取り組まれた訓練内容を中心に紹介します。
ここで紹介する訓練事例を参考に、各地域における「共助」の防災力向上に向け、これまでの取組み経過や各地域の課題を基に、積極的な訓練の実施をお願いします。
避難訓練
- 自宅2階への垂直避難以外に、近所の高い場所への避難行動
- 事前に防災マップを家族で確認し、赤線を引いた避難経路に沿った避難
- 避難行動要援護者と支援者で相談した上で避難
- 自宅より安全な区公民館への避難。要援護者の確認
- 近所に声をかけながら危険個所などを確認しながら公民館まで避難
安否確認訓練
- 垂直避難完了者は自宅玄関にタオルを掲げる(サイン訓練)。掲げていないところへの安否確認
- 隣保長が各戸を訪問し2階への避難を確認
- 要援護者の支援担当者による安否確認
避難誘導訓練
- 車いすとソフト担架を使用しての避難誘導
- 簡易担架を作成しての避難誘導
消火訓練
- 消火栓からの放水訓練
- 消火器および可搬式消防ポンプによる消火訓練
- 可搬式消防ポンプによる放水訓練
情報連絡訓練
- 電話中でもメール・ショートメールが利用できるか検証
- 電話、メール、LINEなど複数の手段による情報伝達の確認
- LINEでの安否報告
- 情報伝達要援護者に情報伝達
- 福祉委員による要援護者への連絡
- LINEグループを利用しての避難状況の共有
炊出し訓練
- α化米の炊き出し
防災講習
- 消防署による防災についての講習
- 消防署によるAEDを使用した救命救急訓練
図上訓練
- 各戸にマイ避難カードと防災マップを配布
- 地区防災マップの見直し作成
- マップを活用しての要援護者宅の状況確認
その他
- 防災資機材の点検・試運転
- 土嚢つくり
- 区内危険個所の確認
- 備蓄物資の確認
- 非常用テント組み立て訓練
- 非常用無線の応答訓練
- 防災ワークショップで使用した資料の全戸配布
- 調査票による各家庭への状況調査
「防災訓練の取り組み事例」などをPDFでまとめています。
訓練の課題や問題点など
福祉施設で取り組まれた防災訓練を紹介します。
2017年の水防法・土砂災害防止法の一部改正により、浸水想定区域内や土砂災害警戒区域内の要配慮者利用施設の管理者等は、避難確保計画の作成と避難訓練が義務となりました。
実施内容
- 河川氾濫水位到達時、エレベーターと階段を使用して利用者を2階へ避難誘導
- 非常時備品の持ち出し確認
- 防災マップを参考に指導員の誘導に従い、避難する場所に移動
- 館内放送で河川状況を伝達し、利用者を2階へ誘導
- 垂直避難のシミュレーション、避難計画や水害マニュアルの確認を実施
- 職員と利用者で高台に避難
- 1階、2階とも山側から離れたデイルームや施設3階への避難
訓練の課題や問題点など
- エレベーターが使用できない場合、マンパワーが足りない
- 避難に時間がかかる
- どの段階で避難誘導する決断を下すか悩む
- 重度の認知症の方への対応
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