竜巻から身を守る!
平成24年5月6日に、関東地域で同時多発的に発生した竜巻は、死者3人、負傷者59人、住宅などの建物約1,900棟の甚大な被害をもたらしました。
「竜巻」は、季節を問わず日本中のどこでも発生する可能性があります。竜巻は大雨などに比べて発生予測が難しいといわれていますが、気象情報を取得し、身の安全を守るために適切な行動をとることが大切です。
皆さんも「竜巻」について知り「竜巻」が間近に迫ってきたときは、身の安全確保に努めてください。
「竜巻」とはこのような現象です
- 発達した積乱雲に伴って発生する激しい渦巻きです。
- ろうと状や柱状の雲を伴っています。
- 台風、寒冷前線、低気圧などに伴って発生します。
- 短い時間で狭い範囲に集中して甚大な被害をもたらします。
- 移動スピードが非常に速い場合があります。

『竜巻注意情報』とは?
気象庁から発表される情報で、今、まさに竜巻の発生しやすい気象状況になっていることをお知らせし、身を守るための行動の準備を促すものです。
この情報は「竜巻」だけでなく、発達した積乱雲に伴って発生する激しい突風(ダウンバースト・ガストフロント)も対象となっています。
注:『竜巻注意情報』の発表から約1時間は、竜巻などに注意してください。
現在発表中の気象情報は下記のページをご覧ください。
現在発表中の『竜巻注意情報』は下記のページをご覧ください。
ダウンバースト・ガストフロントとは?
ダウンバースト
積乱雲から吹き降ろす下降気流が地表に衝突して水平に吹き出す激しい空気の流れです。吹き出しの広がりは数百メートルから十キロメートル程度で、被害地域は円形あるいは楕円形など面的に広がる特徴があります。
ガストフロント
積乱雲の下で形成された冷たい(重い)空気の塊が、その重みにより温かい(軽い)空気の側に流れ出すことによって発生します。水平の広がりは竜巻やダウンバーストより大きく、数十キロメートル以上に達することもあります。

『竜巻注意情報』が発表されたら
特に!!
- 人が大勢集まる屋外行事
- テントの使用や、子ども、高齢者を含む屋外活動
- 高所、クレーン、足場等での作業
のように、安全確保にある程度の時間を要する場合には、早めの避難開始を心掛けてください。
身の安全を守るための対策
屋外にいる場合
- 頑丈な建物に避難する(車庫・物置・プレハブを避難場所にしない)
- 丈夫な構造物の物陰に入って、身を小さくする。
注:電柱や太い樹木も、倒壊することがあり危険です。
屋内にいる場合
- 家の1階の窓のない部屋に移動する。
- 窓を開けない。窓から離れる。
- 雨戸・シャッターをしめる。
- 丈夫な机やテーブルの下に入るなど、身を小さくして頭を守る
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このページに関する問合せ
危機管理部 危機管理課 危機管理係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1111 ファクス:0796-24-5932
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