2024「植村直己冒険賞」受賞者が決定しました(2025年2月12日)

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1032393  更新日 令和7年2月12日

印刷大きな文字で印刷

2024「植村直己冒険賞」受賞者を発表しました

 2025年2月12日(水曜日)、明治大学グローバルホール(東京都千代田区)で、2024「植村直己冒険賞」の受賞者を発表しました。今回、総数113件の冒険の中から受賞したのは、人類未踏の洞窟探検を成し遂げた𠮷田勝次さんです。
 東京での会見の様子は、植村直己さんの母校の府中小学校にも中継しました。
 本賞の授賞式は、6月7日(土曜日)に日高文化体育館で行う予定です。冒険賞の授与の他、𠮷田さんによる記念講演も行います。ぜひ、会場にお越しください。

会見に臨む𠮷田さん
記者会見で記者の質問に答える𠮷田さん

人類未踏の洞窟探検

 𠮷田さんは、2018年にラオス現地で情報を得て、未踏洞窟の洞口を発見。2019年に第1回目の探検を実施しました。その後、現地での探検許可の取得やコロナ禍を経て、2022年と2024年と併せて計3度の探検を実施しました。
 2024年の探検では、過酷な環境下で体調不良に見舞われながらも、未踏部分をケイブダイビングや人工登攀(とうはん)によって突破し、新たに約550mの未踏箇所を発見しました。

未知を解き明かす魅力

 洞窟探検は、ドキドキやワクワク、感動して楽しい事ばかりではなく「痛い、寒い、苦しい」などこの世の苦のほとんどが洞窟の中にある。そして、登山・クライミング・キャニオニング・ダイビングなどさまざまな技術が必要とされる難易度の高い探検だと𠮷田さんは言います。
 洞窟探検は、人知れず名もなき山やへき地に行って穴を見つけて入るという活動の繰り返しで、入口を見つけなければ探検は始まりません。また、探検すれば凄い成果が必ず出るものでもありません。
 「世界最大、世界最深」という記録的な洞窟を発見できる可能性も低く、社会的な意義や評価も低いかもしれません。それでも、𠮷田さんは何度も命の危険にさらされながらも、未知未踏の世界を解明する魅力に取り憑かれて30年以上洞窟を探検しています。
 そして、今は少しでも多くの人に洞窟の魅力を知ってもらうことに貢献できれば嬉しいと、探検の映像や写真などさまざまなメディアを通して発信していきたいと考えています。

未知の巨大な空間を発見した𠮷田さん
未知の巨大な空間を発見した𠮷田さん
提供:𠮷田勝次

より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。

質問:このページの情報は役にたちましたか?
質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

日高振興局 地域振興課 地域振興係
〒669-5391 豊岡市日高町祢布920番地
電話:0796-21-9056 ファクス:0796-42-1120
問合せは専用フォームを利用してください。