旧九州石油労働組合から多機能倉庫を寄付いただきました(平成22年4月)

旧九州石油労働組合(中央執行委員長 佐藤啓市)から豊岡市田結(たい)の湿地の脇に、コウノトリの観察もできる「多機能倉庫」が寄贈されました。
旧九州石油株式会社(本社:東京都)には、コウノトリを会社のシンボルマークにしていた縁で、コウノトリ基金への寄付をはじめ、ハチゴロウの戸島湿地の竹伐採作業への社員派遣など、さまざまな形でコウノトリ野生復帰の取組みを支援いただきました。
平成20年10月、同社が新日本石油株式会社と合併したことに伴い、同社労働組合で積み立てられてきた資金の一部を活用し、約12平方メートルの多機能倉庫(80万円相当)を寄付いただいたものです。
なお、同社の、本市のコウノトリ野生復帰事業に対する支援は、合併後の新日本石油株式会社に継承されています。
本年4月25日に、同労働組合の役員6人と地元関係者など30人が出席するなか、現地で贈呈式が行われました。
「鸛見庵(つるみあん)」と命名された建物には、田結区の方々の手によって、正面に書の額、側面にコウノトリの絵が描かれています。
田結区長の森田 進さんが「コウノトリの餌場づくりなどに活用し、区の元気につなげたい」とあいさつすると、佐藤委員長は「この湿地にコウノトリがたくさん舞い降りるような風景をぜひ見たい。新会社もコウノトリのように未来に大きく羽ばたきたい」と答えました。
鸛見庵(つるみあん)は田結区に管理をお願いし、大事に活用させていただきます。


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