株式会社ウェルモと連携協定を結びました
豊岡市と株式会社ウェルモは連携協定を結びました(2025年6月30日)
協定の概要
豊岡市と株式会社ウェルモは2025年6月30日に「介護認定調査におけるAI活用によるDX推進に関する協定」(以下、本協定)を締結しました。両者は本協定を通じ、介護認定調査において、対象者(高齢者など)の満足度を高めること、認定資料作成を省力化すること、職員の負担を軽減することを目指します。
本協定により、豊岡市は株式会社ウェルモからAIを活用した業務支援システムの提供を受け、介護認定調査時の音声データから自動で介護認定調査資料を作成するアプリケーションの実証を行います。
豊岡市の現状と課題
豊岡市は、市民サービス、業務効率性、職員の働きがいの三つを同時に向上させることを目指しており、健康福祉部門で大きな業務の一つとなっている要介護認定の業務改革に取り組みます。
豊岡市における介護認定審査件数は年間約5,000件にのぼっていますが、介護認定調査では、職員が対象の高齢者などから心身の能力や介助の方法などを観察・聞き取りしたものをメモし、事務所に帰ってからメモを書き起こすことによって行っています。今の方法では、メモを取ることに集中して高齢者などの顔を見る余裕がない、メモから介護認定調査資料の作成に手間がかかっているなど課題があります。
ウェルモにおけるDXの強み
ウェルモは「人ありき」のテクノロジーで、一人一人が輝く社会を実現することを目指しています。迫る少子高齢化社会という未来に危機感を持ち、現状を打破する強い意思と情熱と技術で、介護業界のデジタルトランスフォーメーションに取り組み、100年先も全ての人が活き活きと出来る地域社会を実現します。
介護現場のさまざまな課題をデジタルの力で解決するためのサービスとしてAIがケアプラン作成をサポートする「ミルモプラン」、介護情報検索サイト「ミルモネット」、定型事務作業を自動化する「ミルモオートメーション」、音声文字起こしとAI要約を行う「ミルモレコーダー」などを提供しています。
協定により豊岡市が行うこと
- 介護認定調査に関する運用上の情報提供、実証フィールドの提供
- 調査担当職員との調整、実証への協力体制の構築
- システム運用に関する実務的支援
- システム開発に必要な介護、医療等に関する情報の提供
協定によりウェルモが行うこと
- 介護認定調査におけるAIを活用した業務支援システム(以下「システム」という。)の開発、提供
- システムの実証導入、運用支援
- 調査担当者に対するシステムの利用促進、研修・サポートの実施
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このページに関する問合せ
市長公室 DX・行財政改革推進課 DX・行財政改革推進係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9146 ファクス:0796-23-6604
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