豊岡市城崎温泉地区における歴史的建築物の保存及び活用に関する条例
豊岡市城崎温泉地区における歴史的建築物の保存活用を推進するため、建築基準法の適用除外を受けられるよう制度を構築しました。
条例の趣旨
豊岡市景観計画で指定している「城崎温泉景観形成重点地区」には、いわゆる「木造3階建て旅館」を含む多くの木造建築物が存在し、それらの建築物群が「歴史と文学といで湯のまち城崎温泉」としての景観を構成しています。
城崎温泉は約1,300年の歴史をもち、城崎温泉駅前から七つの外湯につながる大谿川沿いには、全国でも有数の「木造3階建て旅館」が密集した温泉街が形成されており、川べりの柳と相まって情緒ある風情を醸し出しています。
このような町並み景観は、良好な状態で次世代に継承していかなければならない歴史的・文化的・景観的にも貴重な資産です。
しかしながら、これらの現存する多くの木造建築物は、増築や用途変更を行う際には現行の建築基準法が適用されるため、歴史的・文化的・景観的に価値のある意匠や形態等を保存しながら使い続けることが困難となる場合があります。
そこで、本市では歴史的・文化的・景観的に価値のある建築物の保存活用を推進するとともに、保存活用に当たって建築基準法の適用が困難な場合に建築基準法第3条第1項第3号の規定が活用できるよう「豊岡市城崎温泉地区における歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」を制定しました。
条例の概要
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保存活用計画
建築基準法の適用除外を受けようとする歴史的建築物の所有者は、条例第3条第2項に基づき保存活用計画を策定する必要があります。当該計画の策定にあたっては「豊岡市認定歴史的建築物の安全性確保等に関する指針」に則して作成してください。(注:2020年4月に指針の改訂を行いました。)
本条例に基づき、建築基準法の適用除外を希望する場合は、事前に建築住宅課に相談してください。
ダウンロード
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認定歴史的建築物の安全性確保に関する指針:全文(別紙共) (PDF 2.0MB)
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認定歴史的建築物の安全性確保に関する指針:表紙・目次 (PDF 42.8KB)
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認定歴史的建築物の安全性確保に関する指針:第1章~第2章 (PDF 997.3KB)
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認定歴史的建築物の安全性確保に関する指針:第3章~第5章 (PDF 915.0KB)
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認定歴史的建築物の安全性確保に関する指針:別紙1、2 (PDF 223.4KB)
様式
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【様式第1号】認定歴史的建築物認定申請書 (Word 26.2KB)
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【様式第2号】保存活用計画書 (Word 29.6KB)
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【様式第3号】保存活用計画概要書 (Word 28.4KB)
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【様式第5号】認定歴史的建築物変更認定申請書 (Word 26.1KB)
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【様式第6号】現状変更許可申請書 (Word 28.4KB)
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【様式第9号】建築主等の変更届 (Word 26.4KB)
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【様式第10号】所有者等の変更届 (Word 29.4KB)
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【様式第11号】維持管理報告書 (Word 29.3KB)
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【様式第12号】中間検査申請書 (Word 29.7KB)
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【様式第14号】完了検査申請書 (Word 26.3KB)
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【様式第16号】仮使用承認申請書 (Word 26.2KB)
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【様式第19号】認定等申請取下げ届 (Word 26.2KB)
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【様式第20号】工事表示板 (Word 29.0KB)
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【様式第21号】身分証明書 (Word 25.0KB)
助成制度
本条例を活用する所有者の負担を軽減するため、必要な調査設計、保存活用計画の策定費用および工事費用の一部を助成する制度を設けています。
計画段階で本助成制度の活用を検討いただき、事前に都市整備課景観政策係に相談してください。
対象経費 | 補助率 | 補助限度額(千円) |
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調査設計費(調査、設計、保存活用計画策定費用) | 3分の2以内 | 2,000 |
工事費 | 2分の1以内 | 18,000 |
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様式
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このページに関する問合せ
都市整備部 都市整備課 景観政策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1712 ファクス:0796-24-8254
問合せは専用フォームを利用してください。