豊岡市城崎温泉地区における歴史的建築物の保存及び活用に関する条例

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ページ番号1003054  更新日 令和4年12月14日

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 豊岡市城崎温泉地区における歴史的建築物の保存活用を推進するため、建築基準法の適用除外を受けられるよう制度を構築しました。

条例の趣旨

 豊岡市景観計画で指定している「城崎温泉景観形成重点地区」には、いわゆる「木造3階建て旅館」を含む多くの木造建築物が存在し、それらの建築物群が「歴史と文学といで湯のまち城崎温泉」としての景観を構成しています。
 城崎温泉は約1,300年の歴史をもち、城崎温泉駅前から七つの外湯につながる大谿川沿いには、全国でも有数の「木造3階建て旅館」が密集した温泉街が形成されており、川べりの柳と相まって情緒ある風情を醸し出しています。
 このような町並み景観は、良好な状態で次世代に継承していかなければならない歴史的・文化的・景観的にも貴重な資産です。

 しかしながら、これらの現存する多くの木造建築物は、増築や用途変更を行う際には現行の建築基準法が適用されるため、歴史的・文化的・景観的に価値のある意匠や形態等を保存しながら使い続けることが困難となる場合があります。
 そこで、本市では歴史的・文化的・景観的に価値のある建築物の保存活用を推進するとともに、保存活用に当たって建築基準法の適用が困難な場合に建築基準法第3条第1項第3号の規定が活用できるよう「豊岡市城崎温泉地区における歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」を制定しました。

条例の概要

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保存活用計画

 建築基準法の適用除外を受けようとする歴史的建築物の所有者は、条例第3条第2項に基づき保存活用計画を策定する必要があります。当該計画の策定にあたっては「豊岡市認定歴史的建築物の安全性確保等に関する指針」に則して作成してください。(注:2020年4月に指針の改訂を行いました。)
 本条例に基づき、建築基準法の適用除外を希望する場合は、事前に建築住宅課に相談してください。

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助成制度

 本条例を活用する所有者の負担を軽減するため、必要な調査設計、保存活用計画の策定費用および工事費用の一部を助成する制度を設けています。
 計画段階で本助成制度の活用を検討いただき、事前に都市整備課景観政策係に相談してください。

対象経費 補助率 補助限度額(千円)
調査設計費(調査、設計、保存活用計画策定費用) 3分の2以内 2,000
工事費 2分の1以内 18,000

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このページに関する問合せ

都市整備部 都市整備課 景観政策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-23-1712 ファクス:0796-24-8254
問合せは専用フォームを利用してください。