災害後に増えるトラブル
市広報2025年11月号(10月25日号)から
事例
突然事業者が来訪し「お宅の屋根瓦がずれているのが見えた。大雨の影響かもしれない。無料点検する」と言われ、大雨の後で影響が心配だったので依頼した。点検してもらったところ、屋根瓦の写真を見せられ「放置すると雨漏りがして大変なことになる。瓦が飛んで近所に迷惑がかかる」と屋根工事を勧められ、85万円で契約した。しかし、慌てて高額な契約をしたことに不安を抱いたので解約したい。(60歳代男性)
アドバイス
台風や大雨・大雪、地震等の自然災害が毎年のように全国各地で起きています。自然災害の発生後は、災害に便乗した悪質商法のトラブルが多くなる傾向があります。
「今直さないと大変なことになる」などと不安をあおったり「今すぐ契約すれば割引する」といった、契約をせかせる手口がみられます。
屋根は消費者からは見えにくいため工事の必要性、工期や費用が適正なのか判断が難しく、事業者の話を信用してしまいがちです。その場では契約せず、複数の事業者から見積もりを取って検討しましょう。不要な場合はきっぱりと断りましょう。
事業者からの訪問や電話勧誘を受けて契約した場合、契約書面を受け取ってから8日間以内であればクーリング・オフで契約解除できます。消費生活センターに相談してください。
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このページに関する問合せ
くらし創造部 生活環境課 消費生活センター
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9001 ファクス:0796-23-0915
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