2019年度の消費者相談

市広報 2020年6月号（5月25日発行号）から

　2019年4月からの1年間に豊岡市消費生活センターに寄せられた相談は、537件でした。18年度と比べ77件の減ですが、依然として多くの相談が寄せられています。
 

相談内容で多かったもの

　一番多かったのは、分類別で、架空請求はがきなどの「商品一般」についてが92件です。
　二番目に多かったのが、光回線契約、ワンクリック詐欺などの「通信サービス」についてで70件、次いで多かったのがフリーローン、サラ金などの「金融・保険サービス」についてで63件ありました。この順位は18年度と同じです。
 

近年多いのはインターネット関連

　実在する業者名をかたる不審なメール、有料サイトの架空請求メール、出会い系サイト、副業サイトに関する相談が増えています。ネット通販の定期購入トラブルや、商品を申し込み代金を振り込んだが商品が届かない商品未着トラブルも多く発生しています。スマートフォンの普及によりさまざまな年代の方がインターネットを介したトラブルに遭う傾向にあります。
 

ひとりで悩まず相談を

　消費生活センターにはどの年齢層からも相談が入っており、20歳未満、30〜40歳代の方からの相談が増えてきています。
　また、依然として、強引な電話勧誘、訪問販売により高齢者がトラブルに巻き込まれることが多くあります。少しでも疑問に思ったらすぐに契約せず、家族や周囲の人に相談しましょう。
 

《豊岡市消費生活センター》

• 相談受付　月曜日〜金曜日（祝日、年末年始を除く）午前9時〜午後4時
• 相談場所　生活環境課内
• 電話相談　21－9001