豊岡市の鳥・両生類・石
(平成19年12月21日制定)
市の鳥 コウノトリ
コウノトリは、絶滅が危惧されている世界的にも希少な鳥として、昭和31年7月19日、国の特別天然記念物に指定されました。昭和46年を最後に、一度は日本の空から姿を消したコウノトリが、平成17年9月、再び豊岡の空に羽ばたきました。
コウノトリが悠然と舞う姿に人々が共感し、おおらかな気持ちで暮らせるふるさとの実現、人と自然が共生するまちづくりのシンボルとして、コウノトリを「市の鳥」に制定します。
市の両生類 オオサンショウウオ
オオサンショウウオは、山間の清流など自然環境が良好な場所に生息し、「生きた化石」ともいわれる世界最大の両生類で、貴重な生物として、昭和29年3月29日、国の特別天然記念物に指定されました。
平成16年の台風23号により氾濫した出石川で413頭が保護され、復旧後の平成19年11月、うち70頭が試験放流されました。
未曾有の大災害から復旧・復興し、安全で安心して暮らせるまちづくりをめざす豊岡市のシンボルとして、オオサンショウウオを「市の両生類」に制定します。
市の石 玄武岩
玄武洞は、柱状節理が美しく、地質的な価値から、昭和6年2月20日、国の天然記念物に指定されました。玄武洞の名は、江戸幕府の儒学者柴野栗山により古代中国の四神のひとつ「玄武」を冠に名付けられ、〔玄武岩〕の和名は玄武洞にちなんで命名されたものです。
また、逆転磁場の発見地など玄武洞は地球科学史に不滅の足跡を残す研究が行われた場所として世界的にも有名で、この玄武洞の岩石である玄武岩を、「市の石」に制定します。
(写真は「玄武洞」の青龍洞)
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