豊岡市大交流ビジョンを策定しました

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ページ番号1007410  更新日 平成31年4月15日

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 市では「小さな世界都市 –Local & Global City-」を実現するため、基幹産業である観光産業のあるべき姿や今後の方向性を示すとともに、さらに取組みを加速させるためのビジョンを策定するため「豊岡市大交流(観光)ビジョン策定委員会」を設置しました。

 委員会は16人で構成し、学識経験者・観光業・宿泊業・飲食業・農業・芸術など各分野の方々からさまざまな意見をいただきながらビジョンの策定を進めて参りました。

 多くの議論を経て、平成31年3月に「豊岡市大交流ビジョン」を策定しました。

基本的事項

  1. 「観光」を「交流」と捉え直し、タイトルを「大交流ビジョン」とした。
  2. 「観光」は、そこに訪れる人々が、その地の人々・自然・歴史・伝統・生活文化等、さまざまな構成要素からなる「まち」そのものと交わる営みであり、「交流」は対話とコミュニケーションを生み出す。
  3. 「交流」によって、豊岡を訪れる人々と豊岡のまちやそこに暮らす人々、豊岡を訪れる人々同士、さらには豊岡の市民同士の対話とコミュニケーションが生まれる。深い交流から、自分自身との対話が始まる可能性もある。観光産業は、そのような対話とコミュニケーションが生まれる場を提供する産業であると言える。
  4. 大交流を実現するため、「豊岡のローカル」をさらに魅力あるものに磨き、新しい価値や工夫を加え、「ここにしかないもの」に大きく育てていく必要があり、大交流ビジョンは、そのための基本的な考え方と方策をまとめている。
  5. 豊岡市は「小さな世界都市 - Local & Global City -」を目指しており、大交流は、その実現のための有力な戦略でもある。

 

大交流ビジョンの概要

  1. 観光に関するマクロ環境と豊岡市における観光産業の位置づけ
  • 観光市場は世界的に成長しており、中間層の拡大により今後も成長が期待される。
  • 訪日外国人旅行者も増えており、国は2030年の目標を6,000万人と定めている。
  • 豊岡市の観光産業は、最も外貨を稼ぐ産業であるため基盤産業として位置付けている。

  2. 取組み方針

  • 豊岡にしかない価値や豊岡でしか経験できないローカルを磨く。
  • 成長市場であるインバウンドの宿泊誘客に重点的に取り組む。
  • 国内旅行は、縮小する関西圏市場への依存から脱却し、新規市場を開拓する。
  • 閑散期の需要を喚起し、年間を通じた安定的な雇用を創出する。
  • 人材の育成を図るとともに、待遇改善や働き方改革により人材を確保する。
  • 地消地産を進め、地域内調達率を高めることにより、市内の経済循環を促進する。

 3. 大交流推進のための大交流モデル

  • 生活文化ツーリズム
  • コウノトリツーリズム
  • 地場産業ツーリズム
  • スポーツツーリズム
  • ユニバーサルツーリズム
  • 小規模MICE(会議、研修、学会、展示会等)

 4. 大目標(KGI)

   NPS(ネットプロモータスコア注:1)と観光による地域経済への波及効果総額で測定することとし、具体的数値目標を設定した。目標年次は2030年度である。

   注:1 お客様の満足を超えた「愛情」や「信頼の度合い」を数値化した指標

 

イメージ図

2019年度の取組み

  1. 具体的な事業内容を定めた「前期アクションプラン」を策定
  2. 大交流ビジョンを実現するための観光振興財源のあり方について検討
  3.  観光協会と豊岡観光イノベーションの機能分担や組織のあり方など推進体制の検討

 

豊岡市大交流ビジョンは、以下からダウンロードできます。

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このページに関する問合せ

観光文化部 観光政策課 観光政策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9016 ファクス:0796-22-3872
問合せは専用フォームを利用してください。