『がん』から守ろう、あなたの命
2人に1人は『がん』に
現在、日本人の2人に1人は一生のうちに何らかのがんになるといわれています。がんは、全ての人にとって身近な病気です。
豊岡市の特徴
2020年の男性のがん罹患数は412人、女性のがん罹患数は321人で合計733人の方ががんと診断されています(上皮内がんを除く)。
豊岡市の部位別がん罹患数は表の通りです(「兵庫県のがん2020」より)。
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2020年度 |
全体 |
男性 |
女性 |
|---|---|---|---|
|
1位 |
大腸がん |
前立腺がん |
乳がん |
|
2位 |
胃がん |
胃がん |
大腸がん |
|
3位 |
肺がん |
肺がん |
胃がん |
がん検診を受けていますか
現在、わが国ではがんは死亡原因の第1位です。診断と治療の進歩により、一部のがんでは早期発見、早期治療が可能となりつつあります。がん検診には、利益と不利益がありますが、正しい方法を正しく行うことにより、がんによる死亡を減少させることができます。
がん検診の目的
がんを早期に発見し、適切な治療を行うことでがんによる死亡を減らすことです。
がん検診の利益(メリット)と不利益(デメリット)
- メリット
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- 早期にがんを見つけ、早期治療を行うことで、がんによる死亡率を低下させることができます。
- 前がん病変を治療することで、がんになることを防げます。
例:子宮頸がん、大腸がん - がん以外の病気が見つかった場合、治療に結び付けられます。
- デメリット
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- 検診や精密検査に伴う偶発症
放射線被ばくや、出血、腸管穿孔(まれに重篤な偶発症も発生) - 擬陽性:誤って、がん疑いありと判定されること
不必要な精密検査、検査結果が分かるまでの不安 - 偽陰性:誤って、がん疑いなしと判定されること
治療の遅れ - 過剰診断
受診時の年齢が高い場合や、進行のゆっくりしたがんに対して特に精度の高い検診を行った場合、症状が出ず死に至らないがんを発見することがあり、これを「過剰診断」といいます。がんと診断された場合、過剰診断のがんと普通のがんを区別することはできないため、不必要な検査や治療を行ってしまう場合があります。
- 検診や精密検査に伴う偶発症
がん検診は「すこやか市民健診」で受けましょう
がん検診は市で実施する「すこやか市民健診」で受けることができます。
がんは多くの場合、無症状で気づかないことがあります。気になる症状が現れる「前」に、検診を受けましょう。
注:完全予約制です。例年、1月下旬から2月上旬に申込みを受け付けています。
豊岡市で実施するがん検診
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項目 |
内容 |
対象:豊岡市民 |
国が受診を勧奨している方 |
|---|---|---|---|
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胃がん検診 |
造影剤による胃透視検査 |
40歳以上の男女 |
50~69歳 |
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肺がん検診 |
胸部Ⅹ線撮影 |
40~69歳 |
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大腸がん検診 |
便の潜血反応検査 |
40~69歳 |
|
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前立腺がん検診 |
血液検査 |
50歳以上の男性 |
― |
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乳がん検診 |
マンモグラフィー検査 |
40歳以上の偶数年齢・41歳の女性 |
40~69歳 |
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子宮頸がん検診 |
医師の視診・細胞診 |
20歳以上の女性 |
20~69歳 |
注:年齢は翌年の4月1日時点です。
注:症状がある場合は、検診を待たず早めに医療機関を受診してください。
注:土日の健診日や託児つき健診日もあります。
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このページに関する問合せ
健康福祉部 健康増進課 健康増進係
〒668-0046 豊岡市立野町12番12号
電話:0796-24-1127 ファクス:0796-24-9605
問合せは専用フォームを利用してください。
