歯と口のケアのポイント ―歯みがきで使うものの選び方、効果的な使い方―

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1028492  更新日 令和6年3月11日

印刷大きな文字で印刷

毎日の歯と口のケアを確認しましょう。

 歯と口の健康を守るためには、毎日のお口のケアが大切です。

 歯みがきで使用する歯ブラシや歯みがき剤の選び方、むし歯予防に効果的なポイント、基本的なブラッシング方法を紹介します。

歯みがきに必要なもの

 歯みがきの基本セットとして、歯ブラシとワンタフトブラシを使いましょう。

 1日1回もしくは可能なときにデンタルフロスや歯間ブラシを使い、歯と歯の間の汚れもしっかりとりましょう。

歯みがきの道具

歯ブラシの選び方

歯ブラシ選びの基本

ヘッドの大きさ

 ポイントを押さえて選ぶことで使いやすく、清掃効果が期待できます。

  • 口に合った「ヘッドの大きさ」
  • 歯ぐきの状態に合わせた「毛のかたさ」
  • 毛先が平にカットされた「ストレート型」

 ヘッドの大きさは親指くらいの大きさのものを選びましょう。

 

歯ブラシの構造

口の状態や磨き方の癖などに合わせた選び方

歯ブラシの選び方

歯ブラシの交換時期と目安

交換目安

  • 「1カ月に1度」の歯ブラシ交換を習慣にしましょう。
     口の中にはたくさんの菌がいます。歯みがきした後にしっかり歯ブラシを洗って乾燥させていてもブラシの毛束の根本には菌が繁殖して不衛生になってしまいます。
  • 毛先の開き具合をチェックしてみましょう。
    歯ブラシを背中側から見て、毛先が広がっていないか確認しましょう。
    わずかな毛の開きでも汚れを落とす力が落ちるため、磨き残しが増えます。また、広がった毛先で歯ぐきが傷つきやすくなります。

歯磨き剤の選び方

悩みや症状に合わせて成分を見て選びましょう

歯磨き剤の選び方

歯磨き剤の1回量

歯磨き剤1回量

 むし歯の予防効果は、フッ化物イオン濃度が含まれた歯磨き剤を使用すること以外に、年齢に合った量を使うことが重要です。歯磨き剤を選ぶときにはフッ化物イオン濃度を確認しましょう。

 うがいが難しい方は、フォーム(泡)ジェルを使用するとお口に残りにくいです。

 歯磨きでは、ブラッシングで歯垢を落とすことが大切です。自分に合った歯磨き剤を選び、活用しましょう。

効果的な歯みがきのポイント

効果的な歯みがきのポイント

 むし歯の予防にはフッ化物が効果的です。フッ化物の効果を最大限に生かすためのポイントが4点あります。

  • 年齢に合った歯磨き剤の量を歯ブラシに出し、2分間ブラッシングをします。お口の中全体にフッ化物が行き渡らせるためには、2分程度必要とされています。
  • ブラッシング後は約15mlのお水ですすぎましょう。むし歯予防にはフッ化物をお口の中にいかに長くとどめておけるかが重要です。できるだけ少量の水にしましょう。
  • すすぐときは、約5秒間1回のみすすぎましょう。きれいになった歯にフッ化物を多く保持させるために「すすぎすぎない」ようにしましょう。
  • 歯みがき後、2時間飲食を控えましょう。難しい場合は、最低30分は飲食を控えましょう。

歯磨きのポイント

歯を磨く順番

 歯を磨く順番は決まっていませんが、自分なりに磨きやすい順番を決めておくと磨き残しが少なくなります。おすすめは、一筆書きをするように磨くことです。上下の歯の外側、内側、噛む面という流れで磨くことも一つですし、上の歯、下の歯と順番に磨くことも一つです。図を参考に自分の磨く順番を決めておきましょう。

歯を磨く順番

歯磨きのポイント

歯を磨くときは鏡を見ながらしましょう

 ペンを持つように歯ブラシを持つと細かい角度の調整をすることができます。

 歯と歯肉の境目毛先をあて、小刻みに動かしましょう。力をいれすぎると歯肉を傷つけることがあるので優しく小刻みに動かしましょう。

 歯に合った角度で磨くためにもできるだけ鏡を見ながら行いましょう。

基本のみがき方

デンタルフロスの使い方

 デンタルフロスは歯の側面の汚れを取り除きます。少なくとも1日1回は使うようにしましょう。

 勢いよく挿入すると歯肉を傷つけることがあるのでゆっくり歯と歯の間に入れましょう。鏡を見て場所を確認しながら行いましょう。

デンタルフロスの使い方

歯間ブラシの使い方

 歯間ブラシは、サイズがいろいろあります。歯間の隙間に合わせたサイズを選びましょう。わかりにくい場合は、かかりつけ医に相談しましょう。

歯間ブラシの使い方

歯の健康を保ちましょう

 食生活に注意することでも歯の健康を守ることができます。唾液には溶けかけた歯を修復する働きがありますが、間食回数が多かったり、唾液が少なくなると、修復できずむし歯に進行することがあります。間食時間と回数を決めてとりましょう。

 適切な歯ブラシなどで歯を磨くことでより効果的に歯の健康を守ることができます。忙しい生活の中でお口のケアを全て毎日することが難しいと感じる方は、一つでも生活に取り入れてやってみませんか。

より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。

質問:このページの情報は役にたちましたか?
質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

健康福祉部 健康増進課 健康増進係
〒668-0046 豊岡市立野町12番12号
電話:0796-24-1127 ファクス:0796-24-9605
問合せは専用フォームを利用してください。