知っておきたい!禁煙とその効果
禁煙したら、どんな良いことがある?
たばこの煙は、肺がんを始め、動脈硬化、心筋梗塞などの発症率を高めるといわれており、吸っている人だけでなく、まわりの人の健康にも害を及ぼしているといわれています。
喫煙者がたばこを吸わなくなれば、具体的にどんな良いことがあるのでしょうか?下の図をご覧ください。
たばこをやめると、こんな良いことがあります
禁煙開始約20分後から起こる「からだに良いこと」
禁煙を始めてから |
からだに起こる変化 |
---|---|
約20分後 |
血圧や脈拍が正常に近づく 手足の血行がよくなる |
約8時間後 |
血液中の酸素濃度が正常値に戻り、呼吸が楽になる |
約24時間後 |
心臓発作のリスクが減る |
1~9カ月以内 |
咳、息切れ、疲労が減少する |
1年後 |
冠状動脈(心臓)疾患のリスクが半分になる |
5年後 |
脳卒中のリスクが、たばこを吸わない人のレベルまで下がる |
10年後 |
肺がんの死亡率が、吸い続ける方の約半分になる。口腔、喉頭、食道、膀胱、腎臓、すい臓がんのリスクが減る |
15年後 |
冠状動脈疾患のリスクがたばこを吸わない人のレベルまで下がる |
たばこをやめられない、その原因は…?
たばこをやめた方がいいのは分かっているけど、どうにもやめられない…それは、たばこの煙に含まれるニコチンによる「ニコチン依存」が原因であるといわれています。
注:あなたのニコチン依存度はどのくらい?⇒下記リンクからチェックしてみましょう。
ニコチン依存の程度によっては、ニコチンガムやニコチンパッチなどの禁煙補助剤の使用、禁煙専門家のサポートを受けるほうが禁煙しやすくなります。
禁煙補助剤の使用について相談に応じている薬局など、禁煙治療が受けられる医療機関は、下記リンクから検索できます。ぜひ、活用してください。
注:禁煙指導を行っている病院検索は、「病院・診療所・歯科診療所を探す」の一覧中「医療機能で探す」を選択→「精神科・神経科領域」にチェックを入れると、次の画面で「禁煙指導」を選ぶ画面が出てきます。
2020年4月1日から受動喫煙防止等に関する条例が全面施行されています
受動喫煙防止については努力義務として定められていましたが、たばこの煙が人の健康に悪影響を及ぼすことから、望まない受動喫煙をなくす喫煙環境づくりが強化されました。
2020年4月1日から学校、病院、行政機関などだけでなく、一般企業や飲食店、宿泊施設、集会場または公会堂などで建物内禁煙となりました。
また、喫煙室を設置する場合は、施設内に喫煙区域があることを表示する必要があります。
受動喫煙の防止等に関する条例の改正につきましては下部リンク「健康ひょうご21県民運動ポータルサイト」をご覧ください。
- あなたのニコチン依存度は?(厚生労働省ホームページ「最新たばこ情報」)(外部リンク)
- 兵庫県医療機関情報システム(外部リンク)
- 健康ひょうご21県民運動ポータルサイト(兵庫県ホームページ)(外部リンク)
- 受動喫煙対策(厚生労働省ホームページ)(外部リンク)
- 喫煙と健康(国立がん研究センター)(外部リンク)
より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。
このページに関する問合せ
健康福祉部 健康増進課 健康増進係
〒668-0046 豊岡市立野町12番12号
電話:0796-24-1127 ファクス:0796-24-9605
問合せは専用フォームを利用してください。