豊岡市の未来のシナリオを描く!高校生ワークショップ~ジェンダーギャップの解消に向けて~を開催しました

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1009415  更新日 令和4年12月15日

印刷大きな文字で印刷

写真:ワークショップの様子
市内の高校生19人が参加

 豊岡市では、2020年度に、このまちのジェンダーギャップの解消に向けた戦略を策定する予定です。戦略策定に向け、講師に関西学院大学客員教授の大崎麻子さん、ファシリテーターに株式会社クレアン代表取締役の薗田綾子さんを迎え、2020年2月9日に高校生ワークショップを開催しました。参加者は、ジェンダーギャップが解消されたまちの未来の姿を描き、その未来をつくるために必要なアクションをまとめ、その未来の実現に向けた一人一人のアクションを発表しました。
 今回のワークショップで得られた高校生の貴重な意見を戦略づくりに生かし、2020年4月に設置する戦略策定委員会において、戦略の協議、検討を進めます。

【参加者】
  近畿大学附属豊岡高校生7人、兵庫県立出石高校生5人、兵庫県立豊岡総合高校生4人、兵庫県立豊岡高校生3人

高校生の意見

住みたい豊岡市とは!(ジェンダーギャップが解消されたまちの姿)

  • 小さな世界都市(―Local&Global City―)の実現
  • 豊岡にもっと人が来る→持続可能に
  • 子どもの数が増え、教育も発達し、UIJターンが増える
  • お掃除ロボットが発達し家事負担が減り、男女で家事育児の分担を行うことで、ワークライフバランスが実現する
  • 新しい職業が生まれる
  • 女性目線の制度もできる
  • 豊岡から他の地域へ男女平等観が広がっていく

ジェンダーギャップが拡大したまちの姿

  • 発信も吸収もできなくなり事実上の鎖国
  • 女性が勉強することをあきらめる
  • 今よりも大都市に若者が出て行ってしまう
  • 高齢者は増えるが、若者はいない。AIが進歩しないと介護が成り立たない
  • 新しいことを始めにくい。働き方が限定される
  • 男性にとっても女性にとってもストレス
  • 男性は外で働き、女性は家事・育児をする昔のイメージに戻る

どんなアクションが必要?

  1. 短期
    • 平田オリザさん演出の演劇に出演しCMをつくりSNSで発信(ジェンダー意識改革)
    • 経営者向けのジェンダーセミナー(高校生が講師)→社内意識改革
    • 学生、学校、市役所、企業が集まって定期的に豊岡未来会議を行う
    • ジェンダー意識を変えるために相手を褒める(職場で家庭で)
    • ジェンダーギャップを解消している会社は良いという価値観を高める
    • 男女平等実現のために積極的に取り組んでいる企業の商品を買うようにする
    • 市議会の女性議員の割合や年齢層の割合を固定化する
    • ITを駆使して住民投票の回数を増やす
    • おじいちゃん、おばあちゃんを雇用してベビーシッターを増やす
  2. 長期
    • 市民のシビックプライド(地域の誇り)向上
    • 学校社会のうちにジェンダーギャップを解消
    • 義務教育の時点で、政治や現代社会の現状について詳しく学ぶ
    • 父母がともに育児休業が取れるパパ・クオータ制(育休の一定期間を父親に割り当てる制度)の導入
    • 女性の進出率を上げるため、中小企業がジェンダーギャップの解消に取り組む

ジェンダーギャップが解消されたまちの姿の実現に向けて私のアクション!

写真:私のアクション
一人一人のアクションを発表!

より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。

質問:このページの情報は役にたちましたか?
質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 ジェンダーギャップ対策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9004 ファクス:0796-24-8114
問合せは専用フォームを利用してください。