多様性を受け入れ、支え合うリベラルなまちづくり(ジェンダーギャップの解消)の推進

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ページ番号1006759  更新日 令和2年1月14日

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 豊岡市では、基本構想において、目指すまちの将来像を「小さな世界都市-Local&Global City-」と定めて、この実現のために「多様性を受け入れ、支え合うリベラルな気風が満ちているまち」を目指しています。

 女性、高齢者、障害者や外国人等の多様な人々が、地域社会や地域経済の担い手として期待され、現に活躍するまちづくりを進めます。

 とりわけ、豊岡市において女性の若者回復率が男性の半分しかない実態や常態化する人手不足を考えると、地域社会と地域経済の両方において「多様性を受け入れ、互いに支え合うまち」へと、まちづくりの舵を切っていくことは喫緊の課題でもあります。

 このようなまちを目指すに当たり、最大の課題と考えられるジェンダーギャップ(性別に基づき定められた社会的属性、機会等の格差)の解消に向けて、さまざまな取組みを進めています。

ジェンダーギャップの現状と課題

 この数年間、豊岡市では、地方創生(人口減少対策)について、さまざまな取組みを行ってきましたが、その結果、人口減少の最大の要因は「若い女性が豊岡を選んでいない」ということにあることが分かりました。

 この背景には、本市においても、ジェンダーギャップが根強く残っているということが考えられます。

 職場では、事業所の将来を担う人材として女性に期待しない傾向があったのではないでしょうか。市役所でも、かつては、女性の採用数は少なく、採用された女性の多くは補助的な仕事に従事するという時代がありました。残念ながら、現在もその傾向を大きく変えるには至っていません。

 家庭では、男性、特に長男に対し「いつかは帰ってこい」と言うことはあっても、女性に同様の言葉を掛けた人は少なかったと思います。

 地域では、女性に主体的な参画を期待して来なかったと思います。かつて、行事、会議等での女性の役割は、お茶を出すことではなかったでしょうか。

 このような状況は、改善されつつあります。しかし、長らく続いてきた「女性に期待しないまちの有様(ありよう)」によって、若い女性は豊岡で暮らす魅力を感じられないのではないかと推測しています。

具体的な取組み

 「多様性を受け入れ、支え合うリベラルな気風が満ちているまち」の実現に向けて、ジェンダーギャップの解消に、次のような取組みを進めています。  

ワークイノベーションの推進

 女性が働きたい職場(働きがいがあり、働きやすい職場)への変革を市内事業所に促すことにより、女性がいきいきと働く事業所を増やします。さらに、市内事業所での女性の活躍を「見える化」することにより、家庭や地域での女性の居場所と出番を増やします。
  豊岡市役所も、市内事業所の一つとして、改革を進めます。

  1. 豊岡市ワークイノベーション戦略の策定(平成31年1月策定)
  2. 豊岡市役所キャリアデザインアクションプランの策定(平成31年1月策定)
  3. 子育て中の女性の就労促進事業
  4. 保育士等確保推進事業

ジェンダー平等に関する調査・研究

SDGsの観点を踏まえ、豊岡市におけるジェンダー課題を抽出・検証し、分析を行いました。(慶應義塾大学との共同研究)

ジェンダーギャップ解消に向けた戦略策定に関する提言

ジェンダーギャップ解消に向けた戦略の策定(2020年度予定)に関し、目黒依子氏(上智大学名誉教授)と大崎麻子氏(関西学院大学客員教授)から提言を受けました。

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このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 ジェンダーギャップ対策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9004 ファクス:0796-24-8114
問合せは専用フォームを利用してください。