【2026年7月16日】2026年度豊岡市ワークイノベーション推進会議総会を開催しました

働きやすく、働きがいのある職場への変革を進めるため、2018年度に市内16事業所の参加を得て「豊岡市ワークイノベーション推進会議」を設立しました。参加事業所数は、2026年7月28日現在で146事業所となり、取組みの輪が広がっています。
7月16日(木曜日)、アール・ベル・アンジェ豊岡にて2026年度総会を開催し、45事業所68人が参加しました。総合司会はジェンダー、ジェネレーション、社内内外の架け橋となることを目指す若手従業員中心の推進会議内部委員会「ブリッジメンバー」の西麻菜美(東海バネ工業株式会社)さんが務めました。
開会あいさつ
冒頭に、代表の岡本慎二さん(株式会社東豊精工 代表取締役社長)、門間市長、来賓の金成真一さん(厚生労働省 兵庫労働局長)による開会あいさつを行いました。
2026年度のテーマと取組について
豊岡市の職場などにおけるジェンダーギャップ解消のアドバイザーを務める小安美和さん(株式会社Will Lab 代表取締役社長)が、今年度の豊岡市の取組テーマについて「『共育て』の時代へ ―いま、職場ができること―」と題して発表しました。 男性の育児休業取得率が過去最高を更新する中、単に「育休を取得できる」段階から、家庭でのケアを分かち合う「共に育てる」段階へ進む必要性を取り上げ、若者や女性から選ばれる職場づくりに向けて「共育て」を経営上の投資として捉える重要性を共有しました。
ブリッジメンバー活動報告
ブリッジメンバーの谷下真由美さん(株式会社東豊精工)と桑島明日香さん(モリ・プランズ株式会社)による活動報告を行い、2024年のブリッジメンバー発足から現在までの歩みと、今後の展望を紹介しました。今年度は「推進会議をより身近に知ってもらう」ことを目指し、柳まつりでのブース出展や、うちわの配布による周知活動に取り組むことを報告しました。
データで読み解く働きがいと組織の課題
夏世明さん(芸術文化観光専門職大学 助教)より、市内企業を対象とした「エンゲージメント調査」の中間報告を行いました。市内事業所のワーク・エンゲージメントの現状や、エンゲージメントが低下する傾向などの分析結果を共有しました。
情報提供「子育てとワークイノベーション」
若森洋崇さん(豊岡市こども未来部長 兼 子育て専門官)が、出産や子育てに関する不安の解消に向けた市の施策を紹介しました。「豊岡市みんなで子育て応援まっぷ」をはじめ、医療費助成の拡充や給食費の無償化などを取り上げました。また「社会全体で子育てを支えている」というメッセージを、職場からも発信することの重要性を伝えました
基調講演「これからの子育ては”共育”へ」
積水ハウス株式会社の横山亜由美さん(ESG経営推進本部 ダイバーシティ推進部長)を講師に迎え「これからの子育ては”共育”へ~男性育休の最前線を学ぶ~」と題した基調講演を行いました。 講演では、同社が実現した「男性社員の1カ月以上の育児休業取得率100パーセント」を支える経営戦略や、社内で進めてきた具体的な取組について学びました。横山さんは、男性育休を業務の属人化を見直す機会と捉えることで、将来の介護休業や急な欠員にも互いに支え合える、変化に強い組織づくりにつながると参加者に伝えました。
意見交換会
講演後の意見交換会では「共育て」を進めるために、自分や職場でできることについて各テーブルで話し合いました。約150枚の付箋には、個人や職場、地域それぞれの立場から、具体的なアイデアが寄せられました。
【主な意見】
- 個人としてできること
- 家庭内で、パートナーと家事分担について具体的に話し合ってみる。
- 男性育休の意義や自分の体験談を職場の同僚や身近な男性に伝えていく。
- 習慣化として遅くまで残っている同僚に「はよ帰り」と声をかけ帰りやすい雰囲気を作る。
- 職場としてできること
- 社長自らが「共育ては経営戦略である」と宣言しメッセージを発信し続ける。
- 仕事の棚卸しやマニュアル化を進め、業務の属人化解消し、誰かが休んでも業務が回る「複数担当制」を整える。
- 管理職の評価指標に「部下の育休取得率」を組み込むなど支える側も報われる仕組みを作る。
- 豊岡市ワークイノベーション推進会議として取り組みたいこと(地域での連携)
- 市内事業所同士で独自の制度や運用の工夫を教え合う交流の場を増やす。
- 中小企業も男性育休に取り組めるよう、人手不足の中で育休を回すための「代替要員確保策」やタイミー等のスポットワーク活用を研究する。
- 意識変容の仕掛けとしてアンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)に気づく研修や管理職向けのフォーラムを開催する。


入会について
随時、会員事業所を募集しています。
詳細は、多様性推進・ジェンダーギャップ対策課まで問い合わせてください。
メール:w-innv@city.toyooka.lg.jp
電話:0796-21-9004
豊岡市ワークイノベーション推進会議への加入事業所の一覧は、ページ下部のリンクから確認をお願いします。
関連情報
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このページに関する問合せ
くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 ジェンダーギャップ対策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9004 ファクス:0796-24-8114
問合せは専用フォームを利用してください。
