豊岡市生物多様性地域戦略 短期戦略Ⅲの策定
市では「いのちへの共感に満ちたまちづくり条例」において、かけがえのないいのち、限りあるいのち、つながっているいのちへの意識を市政の根底に置くことを、また「コウノトリと共に生きるまちづくりのための環境基本条例」において、全ての施策における環境への配慮をうたっています。
そして、その基本的な考え方に基づいて、市の施策全般における生物多様性保全の道筋と方法を示し、関係機関、事業者、民間団体や住民などにも理解を求めながら協働で推進することを目的に、2013年に生物多様性地域戦略を策定しました。
地域戦略は、計画期間を15年と定め、5年を1期とする短期戦略を見直しながら推進することとしています。2022年度末に短期戦略Ⅱの5年を経過することから、2023年度から2027年度末までの短期戦略Ⅲを策定します。
生物多様性短期戦略Ⅲを策定しました
2023年3月に「豊岡市生物多様性地域戦略 短期戦略Ⅲ」を策定しました。
今後、市民の皆さんや、企業・団体の方々のご協力もいただくとともに、推進委員会を設置し、着実に推進を図っていきます。
パブリックコメントの募集結果について
パブリックコメントの募集結果について報告します。
短期戦略Ⅲ策定委員会の正副委員長が戦略(案)を市長に報告

(着用していたマスクを外しての撮影)
2023年2月15日、短期戦略Ⅲ策定委員会委員長の菊地直樹さん(金沢大学教授)と副委員長の出口智広さん(兵庫県立大学大学院准教授)から関貫市長に対し、委員会の協議終了報告と戦略(案)の提出がありました。
菊地委員長は「豊岡は、単純にコウノトリが増えたということだけでなく、生物多様性を通じて地域の人が幸せになることを目指している面で日本だけでなく世界の中で先進地であり、モデルになる地域であることは間違いない。これからも着実に取組みを進め、国内外の多くの人や企業とつながりを保ち、豊岡を元気にしていこうという戦略になっている」と話されました。
また、出口副委員長からは「絶滅危惧種であるコウノトリの保全を、人から遠ざけるのではなく人の暮らしの中で進めていくという、世界的にも先進的な取組みを進めてきた。今回の見直しでは、山や川、海を通して命がつながっていることを再確認した。地産地消などを通じ、そういった第一次産業や命のつながりを、しっかりと市民が支えていくことも大事である」と戦略(案)に込めた思いを聞かせていただきました。
関貫市長は「なかなか、生物多様性を進めるということの重要性を一人一人に意識してもらうことは難しい。大人もであるが、重要性をしっかりと伝えて、理解を深め行動に移せる子どもたちを増やしていきたい」と応じていました。
いただいた戦略(案)をもとに、年度内に戦略を策定します。
第4回策定委員会を開催しました
2023年2月14日(火曜日)に、第4回の策定委員会を開催しました。資料の一部を公表します。
パブリックコメント(1月25日まで)【募集は終了しました】
1月12日(木曜日)から1月25日(水曜日)まで、パブリックコメントを実施しました。
第3回策定委員会を開催しました
2022年12月9日(金曜日)に、第3回の策定委員会を開催しました。議事録概要と資料の一部を公表します。
第2回策定委員会を開催しました
2022年10月13日(木曜日)に、第2回の策定委員会を開催しました。議事録概要と資料の一部を公表します。(2022年11月11日更新)
第1回策定委員会を開催しました
2022年8月18日(木曜日)に、第1回の策定委員会を開催したので、議事録概要と資料の一部を公表します。
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次第 (PDF 43.9KB)
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改定経緯 (PDF 971.2KB)
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国内外の動向 (PDF 1.1MB)
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スケジュール (PDF 623.1KB)
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評価と課題 (PDF 1.4MB)
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議事録 (PDF 652.0KB)
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