出石地域の取組み紹介
出石永楽館の活用促進
出石永楽館は、1901年(明治34年)に開館し、歌舞伎をはじめ新派劇や寄席などが上演され、但馬の大衆文化の中心として大変栄えました。時代と共に映画上映が中心となり、やがてテレビの普及や娯楽の多様化などにより1963年(昭和39年)に閉館しました。
その後、往時の永楽館を懐かしむ声があがるようになり、約20年の復元に向けた活動により、2008年(平成20年)に大改修を行い、44年の時を経て永楽館は蘇りました。
その復活の柿落とし公演として実施した片岡愛之助さん座長による永楽館歌舞伎を、以後、毎年開催し、出石の秋の風物詩となっているほか、演劇や落語の催しも行われています。
豊岡市出石伝統的建造物群保存地区
市では、出石城下町の歴史的なまちなみを保存するために、2006年(平成18年)に「豊岡市伝統的建造物群保存地区保存条例」(保存条例)を制定しました。
また、2007年(平成19年)に「豊岡市出石伝統的建造物群保存地区」(出石伝建地区)を都市計画決定し、全国の景観先進地が取り組み、成功している伝建地区保存制度を利用して城下町の歴史的なまちなみを保存整備していくことにしました。
この伝建地区保存制度では、地区内で建物の増改築、改装などの外観上の現状変更を行う際に市の許可が必要となります。一方、一定の修理修景工事に対して経費の一部を補助するなどして支援を行います。
この取組みにより、住民と市が一体となって歴史的資源である出石の街並みを保存しています。
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このページに関する問合せ
出石振興局 地域振興課 地域振興係
〒668-0292 豊岡市出石町内町1番地
電話:0796-52-3111 ファクス:0796-52-6033
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