【2024年3月4日】市長定例放送

2024年3月4日午前7時30分、午後7時30分放送

市民の皆さん、豊岡市長の関貫久仁郎です。
あっと言う間に3月となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
私が市民の皆さんへ、特にお伝えしたい市の施策などについて、今月も防災行政無線でお知らせします。

今月は、4点お伝えします。

能登半島地震支援にかかる本市の対応状況

　1点目は、能登半島地震支援にかかる本市の対応状況についてです。
　本市は、被災した自治体と支援する都道府県などをペアにするカウンターパート方式により、石川県珠洲(すず)市を支援しています。この方針に基づき、2月は、家屋被害調査の支援のため、市職員を派遣しました。
　また、消防・救急活動等を支援するため、豊岡市消防本部の職員を石川県能登町に1月15日から2月21日まで交替で派遣しました。
　今後も、被災地の復旧を全面的に支援するため、兵庫県等の要請に基づき、職員を派遣いたします。
　一方、1月1日の津波警報発表時における市民の避難行動を把握するため、港地区、城崎地域および竹野町竹野地区の約3千世帯にアンケート調査を実施しております。今後、このアンケート結果をもとに市民の避難行動を検証し、本市の津波避難行動を改善につなげてまいります。

• 【2024年4月20日現在】能登半島地震にかかる豊岡市の支援対応について

豊岡市公式LINEの登録

　2点目は、豊岡市公式LINEの登録についてです。
　2月25日発行の広報とよおかでは、豊岡市公式LINEの登録について、市民の皆さんに広く呼び掛けています。
　1月1日に発生した能登半島地震においては、地震発生から2日午前1時15分に津波警報が解除されるまで、豊岡市公式LINEを使って災害や避難情報を15回発信しました。自宅から離れた場所に避難した市民の方からは、屋外拡声器による防災行政無線からの情報に加え、スマホに情報が直接届いてとてもよかったとの声をいただきました。
　豊岡市公式LINEでは、災害情報以外にも、助成金や補助金など皆さんの暮らしに役立つ情報やイベント情報などを、登録していただいている方のスマホに配信しております。
　広報とよおか3月号の表紙に二次元コードを掲載したところ、2月29日現在、約4千人の方に新規登録いただき、登録者数は1万人を超える勢いです。まだ、登録されていない方は、広報とよおか3月号の表紙に掲載されている二次元コードをスマホのカメラで読み取り、登録していただきますようお願いいたします。

• 豊岡市公式LINEの運用を開始しました

わっく とよおか「こども広場」の定休日および利用時間の変更

　3点目は「わっく とよおか『こども広場』の定休日および利用時間の変更」についてです。
　アイティ4階の「わっくとよおか」には、天候を気にせず、乳幼児から小学生までの子どもたちがさまざまな遊具を使って思いっきり遊べる「こども広場」があります。
　この施設をもっと利用しやすくするために、子育て世代の皆さんからのご意見をもとに、4月1日からの定休日と利用時間を変更いたします。
　午前の早い時間帯から「こども広場」を利用したいとのご意見が多かったため、利用開始時間を30分早め、午前9時30分といたします。終了時間は午後5時といたします。
　また、図書館など他の公共施設が休館の時に、「こども広場」を利用いただくため、定休日を火曜日から木曜日に変更いたします。
　「こども広場」には、子どもの心、頭、体を育てるための遊具がたくさんあり、子どもの発達段階に合わせた遊びを体験させることができます。子育て世代の皆さん、ぜひ、お子さんと一緒にご利用ください。

• WCCU　TOYOOKA　こども広場（外部リンク）

子育て世帯生活応援ギフトカードの配付

　4点目は、子育て世帯生活応援ギフトカードの配付についてです。
　物価高騰の影響を受けている子育て世帯を支援するため、交付金を活用した豊岡市独自の事業として、高校3年生相当以下の子どものいる世帯に、子ども1人当たり1万円のギフトカードを送付いたします。
　対象は、今年1月1日時点で本市に住民登録のある2005年4月2日以降に生まれた子どものいる世帯です。
　現在、配付準備を鋭意進めておりますが、配付時期は、3月末から4月上旬を予定しておりますので、対象となる世帯の方は、今しばらくお待ちください。

おわりに

　春が近づいてきましたが、市内の学校ではインフルエンザにより相次いで学級閉鎖となっています。
　市民の皆さんにおかれましては、インフルエンザや新型コロナウイルス感染症への感染予防対策を引き続き十分行っていただくようお願い申しあげまして、今月の放送を終わります。
　ありがとうございました。