【2022年8月2日】市長定例放送

2022年8月2日午前7時15分、午後7時15分放送

　市民の皆さん、大変暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか？豊岡市長の関貫久仁郎です。
　私が市民の皆さんへ特にお伝えしたい市の施策などについて、今月も防災行政無線でお知らせします。

　今月は、3点お伝えします。

子育て世帯への家計応援給付金

　1点目は「子育て世帯への家計応援給付金」についてです。
　コロナ禍に加え、物価が上昇している今、子育てに奮闘している皆さまを、市として少しでも応援したいと思います。
　そこで、市内在住の高校生の年代以下のお子さんを養育する方に、その所得に関係なく、お子さん一人当たり2万円を支給させていただきます。
　豊岡市から児童手当が支給されているお子さんについては、原則、手続きは不要です。今月10日に、児童手当の受取り口座に給付金を振り込む予定としています。
　それ以外のお子さん、例えば高校生などについては、申請が必要となります。該当する皆さまには案内文書を送付していますので、どうか忘れずに申請していただきますようお願いします。

プレミアム付き商品券

　2点目は「プレミアム付き商品券」についてです。
　長引くコロナ禍や近頃の物価上昇で厳しい状況にある市内経済および市民の皆さまの家計を少しでも支援するため、プレミアム付き商品券を発行します。
　1万2千円分の商品券を、1万円で購入することができます。また、この商品券は市内の小売店、飲食店、スーパー、コンビニなどで、幅広く使うことができます。
　食料品や日用品など、日々の買い物でも使える「便利でお得な商品券」です。ぜひ、ご利用くださいますようお願いします。
　商品券は、9月1日から市内の郵便局で販売します。
　今月下旬に各世帯へ、購入の際に必要となる「購入引換券」を人数分郵送しますので、販売開始までの間、大切に保管くださいますようお願いします。

水道料金の値上げ改定

　3点目は「水道料金の値上げ改定」についてです。
　来年の4月1日から、水道料金を平均17．3パーセント値上げさせていただくこととなりました。なお、下水道使用料については、据え置くこととしています。
　上下水道料金は、5年ごとに見直し作業を行っています。そのうち水道料金については、2011年から金額を据え置いていますが、人口減少などにより料金収入が減少を続けています。加えて、施設の老朽化や水道管の　耐震化などにより、維持管理費が増加しており、経営努力だけではカバーできない状況にあります。
　コロナ禍で市民や事業者の皆さまが厳しい状況にあることは十分に　承知しています。そのため、まず料金改定の検討作業を1年遅らせました。
　その後、議会において様々なご意見をいただく中で、さらに値上げ時期を1年遅らせ、来年の4月からといたしました。
　値上げをお願いするということは、大変心苦しいことです。しかしながら、私たちの生活に必要不可欠な水道施設を維持していくためには、どうしても必要なことでもあります。将来の世代へ大きな負担を先送りしないためにも、皆さまのご理解を賜りますよう、心よりお願い申しあげます。

• 2023年（令和5年）4月1日から　水道料金を改定します

　以上の内容は、7月25日発行の広報とよおか8月号や、市ホームページにも掲載していますので、どうぞご覧ください。

• 広報とよおか第327号（2022年8月号）

マイナンバーカード臨時申請窓口の開設

　現在、アイティや振興局、コミュニティセンターにおいて、マイナンバーカードの臨時申請窓口を開設しています。詳しい日時や場所は、市のホームページに掲載しています。
　今申請すると、キャッシュレス決済でのお買い物で使えるマイナポイントを、最大2万円分受け取れるという特典もあります。
　まだマイナンバーカードを取得しておられない方は、ぜひこの機会に申請くださいますようお願いします。
　国は、各自治体へ交付する地方交付税の額に、その自治体でのマイナンバーカードの取得率を反映させる方針を発表しました。豊岡市の取得率は7月3日現在、残念ながら兵庫県内の41市町の中で下から3番目です。
　どうか皆さまのご協力をよろしくお願いします。

おわりに

　全国的に、新型コロナウイルスの感染が急拡大しています。豊岡市に　おいても、連日100人を超える感染者が発生する状況となっています。
　市民の皆さまにおかれては、機会に応じたワクチンの接種のほか、3密を避けること、熱中症に注意しながら換気や適切なマスク着用を行う　ことなど、基本的な感染防止策の徹底をお願いします。
　市役所では、今後ともコロナ禍への注意を怠ることなく、状況の変化に応じて、適切なタイミングで、適切な分野へ、対策を実施するよう努めてまいります。
　ぜひ皆さまと一丸となってコロナ禍を乗り切りたいと思います。

　今月の放送は、これで終わります。ありがとうございました。