「女性の視点で考える地域防災ワークショップ」を開催しました

このページの情報をツイッターでツイートできます
このページの情報をフェイスブックでシェアできます
このページの情報をラインでシェアできます

ページ番号1038681  更新日 令和8年8月17日

印刷大きな文字で印刷

「女性の視点で考える地域防災ワークショップ」を開催しました

意見交換の様子
市内各地から参加者が集まり、多様な視点で意見交換を行いました

 豊岡市では、地域の防災力向上とジェンダーギャップ解消に向けた取組みの一環として、2026年7月5日(日曜日)に「女性の視点で考える地域防災ワークショップ」を開催しました。

 本市においても平成16年台風23号の教訓から、避難行動や避難所運営における生活環境・プライバシーの確保など、多様な課題が浮き彫りとなっています。当日は市内の各地域コミュニティ組織や防災組織、専門職(保健師・栄養士、保育士など)から約30人の多様な世代の女性が集まり、講演や意見交換を通じて「誰もが安心して暮らし続けられる地域づくり」について考えを深めました。

「女性視点の地域防災推進事業」の概要

 全国的な大規模災害の頻発に伴い、性別や年齢などに応じた支援の必要性が高まっており、国の防災基本計画でも男女共同参画の視点が求められています。

 また、 避難に困惑や不安を感じる女性・子育て世代への配慮や「逃げ遅れゼロ」を目指す一方で、防災計画や避難所運営といった意思決定の場における女性参画の不足は、全国的な課題となっています。

 こうした課題に対し、市では多様性推進・ジェンダーギャップ対策課、地域づくり課、危機管理課の3課が連携し、市民参加型ワークショップや編集会議を通じて以下の取組みを展開します。

『防災ノート(仮称)』の作成・活用
 
地域コミュニティ組織、防災士、消防団員、保健師、社会福祉協議会職員などの女性によるワークショップを開催し、地域の実情を踏まえた意見や各分野の専門的な知見を協働して集約・編集して『防災ノート(仮称)』を作成し、地域コミュニティ組織の活動や防災出前講座などで普及・活用を図ります。

防災分野における人材育成と参画推進 
 女性をはじめとする市民が防災減災活動や地域活動への参加を呼びかけ、適切な避難行動への理解を深めることで、平常時・災害時双方において地域の意思決定や災害対応に主体的に関わる人材の育成・参画を目指します。

「女性の視点で考える地域防災ワークショップ」

第1部:講演および市の取組み紹介

講演の様子
講師の萩原なつ子先生による講演の様子

第1部では、多様性推進・ジェンダーギャップ対策課、地域づくり課、危機管理課の3課連携事業の趣旨説明を行いました。その後、立教大学名誉教授の萩原なつ子先生による講演、危機管理課から最新の防災グッズ紹介を行いました。

講演:「地域共生社会〜防災と市民の力〜 防災を切口に日常の地域福祉をアップデートする!」
講師:萩原 なつ子 氏(立教大学名誉教授 / 豊岡市地域啓発推進アドバイザー)

 講演では、災害対策基本法の改正に伴う「場所(避難所)の支援から、人(避難者)の支援へ」という考え方の転換や、避難所におけるTKB(トイレ・キッチン・ベッド)の充実、平常時からの意思決定の場への女性参画の重要性が語られました。
 また、日常の生活習慣や地域交流をそのまま非常時に備えに活用する「フェーズフリー防災」(いつもの生活が、もしもの備えになる)の視点が示され「散歩を避難ルートの点検に」「茶話会を安否確認の場に」といった日常の関わりこそが最強の防災力になると提案されました。

最新の備蓄物資と新しい防災グッズの紹介

 危機管理課より、本市の備蓄物資の状況や、今年度各コミュニティセンターへ導入予定の「自動ラップ式トイレ」、感電ブレーカー、10年保存トイレットペーパーなどの最新グッズが紹介されました。

「女性の視点で考える地域防災ワークショップ」

第2部:グループ別ワークショップ

ワークショップの様子
模造紙いっぱいに付箋を貼り、多様な視点で意見を出し合いました

参加者の声(アンケートより抜粋)

地域コミュニティ参加者
「溝掃除や草刈りなど近所との関わりは見落としがちだったが、助け合いにつながる大切さを改めて自覚する機会になった。学んだことを地域でも共有したい。」

保健師
「『防災は地域社会を作るツール』という言葉が印象的だった。地域・福祉・保健のつながりができたことも今後の備えになる。地域での保健師活動の中でも防災の視点を伝えていきたい。」

管理栄養士
「災害時の食事が『とにかく食べられれば良い』から『生活の質や健康を保つ食事』へ変わってきていると実感した。個別対応食や落ち着いて食べられる環境の大切さを『防災ノート(仮称)』にも反映していきたい。」

今後の展開

豊岡市では、今回出された意見や専門職の提言などを基に「防災ノート(仮称)編集会議」において、市民や専門職の方々とともに『防災ノート(仮称)』の制作を進めています。

 

より良いウェブサイトにするために、ページの感想を聞かせてください。

質問:このページの情報は役にたちましたか?
質問:このページの内容は分かりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するご質問やご意見は、「このページに記載されている情報の担当課」までお問い合わせください

このページに関する問合せ

くらし創造部 多様性推進・ジェンダーギャップ対策課 ジェンダーギャップ対策係
〒668-8666 豊岡市中央町2番4号
電話:0796-21-9004 ファクス:0796-24-8114
問合せは専用フォームを利用してください。